心から出会って良かったと思える恩人はいらっしゃいますか?
「これからわしとZさんと〇〇街に出るから、Rさんも一緒に来て2次会するぞ。おいタクシー呼んでくれ!行くぞ!」
なんですと
自治会の新年会とか出席されたりしますか?
町内会のじゃなくて、役職がつかないと出られない、校区全体の新年会です。
メンバーは各町内の正副会長に来賓として、県議、市議、団体長にこの校区の小中学校の校長などで、ほとんどが男性です。
数少ない女性の私も新年会の出席は慣れたもので、どなたとの会話もそれなりに熟せるようになりましたし、楽しむまでになりました。
ところがこの日は予想外の参加要請に「ん?私何かしでかしました」というくらいのイレギュラーな誘いです。
うちのこの校区の現在の自治会長よりも、まだ権力や実権を握っている顧問のEさやにお誘いされたのです。それも、このEさんの長年の天敵で、苦言の多いZさんと私の3人で2次会
この重鎮の方々との年齢差は25歳ほどの、この私になんの用
しでかしたのだろか?とそりゃあ思うよ。
お二人のことは尊敬していますし、私の頭の中にも常にお二人は意識していました。
地域にとって、Eさんほど私財を投じて地域を支えた方は私もいないと思っていますし、田舎は、より人間関係が大事なんですから
タクシーに乗るとEさんから「馴染みのお店が閉めるそうだからそこへ行く」とのこと。
しでかしたわけじゃありませんでした。
前回の会議での私の発言が非常に確信をついており良かったと褒めてくださり、まだまだ地域のために頑張りなさいとの言葉をいただきました。
他のお客さん達は、この年齢差の3人にかなり興味があったようで、会話を黙って聞いていたようでした
久しぶりのHennessyに、ゆっくり飲んでいたら「飲んでいるのか」と、減ると継ぎ足されかなり飲みました。
「Eさんに随分昔、私からPTA会長はUさんしかいないから、反対している父親の説得をしてくださいとお願いしましたよね。その彼が今度は次期自治会長なんですってね。私の見る目があったでしょう」
ニコニコしながら「あったな」と笑っていました。
お店にいたのはほんの1時間ほどです。
「お釣りは要らない。お店やめても元気でいなさい」と、二万円を渡されました。
この人の、気前の良さや振る舞いが、いつも粋で本当に尊敬する方なんです。
会社の経営、地域のためのボランティア、人との付き合い方や行動力、全て身近なところで私はその素晴らしいお手本を憧れ見てきました。
さっとタクシーのチケットを出して、タクシーで家の順番で最後の私に「気をつけて帰れよ」とタクシーを降りていかれました。
この人に出会ったから、この人の偉大さに魅力を感じてなりたいと思う人だったから、ボランティアも続けてきた。
正解かわからないけど、私の成長を喜んでくれているような気がしました。
生涯、出会うことはもうないだろうと思うくらいの、私の人生の師匠だと思います。
家の南天は全く葉は赤くなりません