グリーンランドで大規模デモ トランプ政権による領有に反対
アメリカのトランプ大統領は17日、デンマーク自治領のグリーンランドの領有に反対するヨーロッパの8か国に対し、来月から10%の関税を課すと表明しました。
トランプ大統領は17日、SNSで、フランスやドイツなどがグリーンランドに部隊を派遣していることについて、「危険なゲームを行い、リスクを招いている」と批判しました。
その上で、フランスやドイツ、イギリス、スウェーデンなどヨーロッパ8か国に対し、来月1日から10%の関税を課すと表明しました。さらに、6月1日からは関税を25%に引き上げ、「グリーンランドの完全かつ全面的な買収に関する合意が成立するまで、支払い義務が生じる」としています。デンマークを支援するヨーロッパの国に対し圧力をかける狙いがあります。
これを受け、フランスのマクロン大統領が「関税による脅しは受け入れられない」とSNSに投稿するなど、ヨーロッパの首脳らは一斉に反発しています。
一方、グリーンランドの中心都市ヌークでは17日、トランプ政権によるグリーンランド領有に反対する大規模なデモが行われました。ロイター通信によりますと、デモ隊は数千人にのぼり、「グリーンランドは売り物ではない」などと抗議の声を上げました。