行政書士業界で知名度のある方が、弁護士法違反容疑で逮捕された件について。
信憑性は定かではないが、あるニュース記事によると、警察が自動車保険金をめぐる別の詐欺事件の捜査を進めていたところに発覚した損保会社との交渉だという。
改めて僕ら行政書士は士業全体の業際やそれぞれの業界での立ち位置を理解して、どう業務を行うか考えた方が良い。
非弁行為の容疑で逮捕された件は、決して他人事ではない。
意図していない所で巻き込まれた、勉強不足で踏み込んでいけない領域に踏み込むことは普段の業務で起こり得る。
僕の事務所では、許認可申請業務以外にも民事業務(契約書作成や内容証明郵便)を稀に取り扱う。
稀だからといって、勉強不足で業務を行ってよいと言うことは一切ない。「紛争性」の定義など、改めて再認識が必要になる。
最後に、行政書士の立ち位置の意識は置いておいて、僕は彼を行政書士業という「ビジネス」の中でとても尊敬している。
また交通事故の「被害者請求」という存在や自賠責法制度の潜在層に向けたアプローチは社会的意義は充分すぎるほどある。
今回の件で「行政書士は被害者請求ができない」という誤った理解が広がらないことを祈りたい。