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“男が泣ける”ラブストーリー「シンデレラ」 演出家・テリー伊藤氏
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映画が始まって、2秒で「シンデレラ」の世界に入り込めた。ハッピーエンドになることがわかっているのに、こんなにドキドキするとは思わなかった。ワンシーン、ワンシーン、食い入るように見ていた。ディズニーランドに20回ぐらい行った気分だね。
そのディズニーランドのシンデレラ城にいるお姫様に比べ、この映画のヒロイン(リリー・ジェームズ)は思ったほどの美形ではない。おそらく、継母や義姉妹たちにいじめられて耐える姿が似合う女性を選んだんだね。だから、魔法のカボチャの馬車で城に行くときの初々しさが際立つわけ。
シンデレラというと、虐げられても、いつか王子様が迎えにくるのを待っているというイメージだけど、この作品では自分から一歩踏み出して運命を切り開いていく。そこが新鮮だった。
ガラスの靴の片方の行方や、なぜ継母たちと一緒に住んでいるのかなど、今回初めてわかったことも多い。オスカー女優のケイト・ブランシェットが演じる継母には、リアルな怖さがあったね。
ディズニー製作の「シンデレラ」ということで、女性向けと思うかもしれないけど、男だって泣けるよ。私も見終わったとき、目が潤んでいた。この年になって、「勇気と優しさ」という言葉に素直にグッときた。われながらびっくりした。
奥さんや恋人と一緒に見ても、家族で見ても、男のほうが夢中になるかもしれない。ちなみに私は、「アナ雪」派ではなく、「シンデレラ」派と宣言します。
〈ストーリー〉母を病気で、父を事故で失ったエラは、父の後妻とその連れ子たちに召使いのように扱われたが、母の「辛くても勇気と優しさを忘れずに」の教えを守っていた。ある日、エラは森の中で青年キットと出会う…。
〈テリーさん情報〉朝の「スッキリ!!」を卒業、翌朝のことを考えずにすむから、ナイター観戦が大幅に増えそう