芥川龍之介の『蜘蛛の糸』が好きな気持ちは、
ヤンキー漫画に夢中になれない気持ちと表裏一体のように思います。

『蜘蛛の糸』を読んでいるときの正直な心の動きとして、
お釈迦さまが犍陀多を助けることを決める
「え?殺人して放火して色々悪いことしてきたのに、何をこいつだけ助けることあんの?釈迦牟尼、悟りのせいか人間味ないやん」
↓
ほかの悪人も蜘蛛の糸に群がる
「犍陀多ひとりよりは、ほかの奴らも助かったほうがまだマシや、とにかく犍陀多一人勝ちだけは絶対許さへん」
↓
蜘蛛の糸が切れる
「よっっしゃ」
『蜘蛛の糸』は、悪人にチャンスを与えておいて「結局性根は変わらない」と確認する筋になっております。ヤンキー漫画嫌いが書いたようなストーリーです。(映画「恋の渦」と似た味わい)
最後は、「極楽ももう午に近くなったのでございましょう。」でしめくくります。
非常にさばけたラスト・・・。
ずれた眼鏡を押し上げながら「ウオーーーー!」となりますよね。
ヤンキー漫画に夢中になれない気持ちと表裏一体のように思います。
『蜘蛛の糸』を読んでいるときの正直な心の動きとして、
お釈迦さまが犍陀多を助けることを決める
「え?殺人して放火して色々悪いことしてきたのに、何をこいつだけ助けることあんの?釈迦牟尼、悟りのせいか人間味ないやん」
↓
ほかの悪人も蜘蛛の糸に群がる
「犍陀多ひとりよりは、ほかの奴らも助かったほうがまだマシや、とにかく犍陀多一人勝ちだけは絶対許さへん」
↓
蜘蛛の糸が切れる
「よっっしゃ」
『蜘蛛の糸』は、悪人にチャンスを与えておいて「結局性根は変わらない」と確認する筋になっております。ヤンキー漫画嫌いが書いたようなストーリーです。(映画「恋の渦」と似た味わい)
最後は、「極楽ももう午に近くなったのでございましょう。」でしめくくります。
非常にさばけたラスト・・・。
ずれた眼鏡を押し上げながら「ウオーーーー!」となりますよね。
コメント
コメント一覧 (1)
でも、最後のひとことにはゲラゲラ笑いました!ちょっと共感。
この機会に『蜘蛛の糸』を読んでみようと思います。
追伸:
青空文庫でよめるカフカの『流刑地で』が一時期すきだったのですが、唐沢さんは読まれたことありますか。『蜘蛛の糸』とは悪人が破滅するところしか共通していないのですが、終盤、ファンタジーが破綻するさまのコミカルさと切なさがあじわい深いです。
機械が歯車をぶちまけながら崩壊していく描写で、笑いが止まりませんでした。おれのファンタジーもこれくらいバカげてて破綻してるんだ、って。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001235/files/49867_41929.html
唐沢むぎこ
が
しました