偽造した日本語試験合格証で在留資格取得した疑い、ベトナム人の女4人を書類送検…大阪府警
偽造した日本語試験の合格証で、在留資格「特定技能」を取得したとして、大阪府警は、ベトナム人の女4人(30~50歳代)を入管難民法違反(虚偽申請)と偽造有印公文書行使の両容疑で書類送検した。いずれも容疑を認めている。このうち1人は偽の合格証を入手する調達役で、府警はスマホの記録などから、ベトナムにいる人物からデータで受け取っていたとみている。
4人のうち2人が、特定技能を取得した。残る1人は合格証を渡す仲介役で、依頼者の2人とは以前から知り合いだった。
捜査関係者によると、2人はそれぞれ、調達役と仲介役と共謀。2024年8月、特定技能(介護)の在留資格を得るのに必要な「介護日本語評価試験」などに合格したとする偽の合格証を東京や広島の出入国在留管理局に提出し、不正に資格を取得した疑い。4人の書類送検は今月14~16日付。
特定技能を取得した2人はそれぞれ、調達役と仲介役とSNSで連絡を取り、偽の合格証のデータを受け取っていた。それまでは特定技能より平均年収の低い技能実習生として、日本で暮らしていた。府警は、収入を増やし、滞在期間も延長するため、資格を不正取得したとみている。
仲介役の女(36)は、昨年10月、自ら偽の合格証を使ったとして、別のベトナム人の男とともに入管難民法違反容疑で逮捕されていた。女は24年8月、飲食料品製造業の技能試験の偽合格証を東京の入管に提出し、特定技能の資格を不正取得したという。この事件では昨年11月に起訴され、現在公判中。