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Colaboが攻撃された?Colaboが攻撃してきた?本書は「Colaboが外部から受けてきた攻撃」を記録・検証する趣旨の本だと理解して読み始めました。しかし冒頭から語られるのは、代表・仁藤夢乃氏が最初の著書『難民高校生』の頃から一貫して主張してきた、メイドカフェ勤務経験を根拠にした業界全体への攻撃であり、しかも表現は以前より過激になっています。 象徴的なのが39ページの記述です。 「性売買業者が、未成年の少女を売り出すために、風営法に抵触せずにできる「飲食店」として営業を始めたのだった。当然、彼らの背後には反社会的組織がいた。」 日本初のメイドカフェはキュアメイドカフェであることは広く知られており、同社はコスプレ衣装やキャラクターグッズのメーカーとしても有名で、さまざまな企業・作品と公式コラボも行ってきました。そうした歴史と実態のある業界を、具体的な根拠を示さないまま「性売買業者」「反社会的組織とつながっている」と一般化して描くことには、強い違和感を覚えます。 この姿勢はメイドカフェに限らず、アイドルなど他の分野にも及び、明らかに事実と異なる内容を交えて批判する構図になっています。これは社会で活動する女性たちを擁護するものではなく、むしろ否定し排除する視点ではないでしょうか。 もし本書が、これまでColabo自身が行ってきた過剰な攻撃や決めつけを振り返り、反省する内容であれば★5を付けたいところです。しかし実際にはその真逆であり、冒頭からデマと受け取られかねない記述が並びます。多くの読者は本を最初から読みます。その最初に書かれている内容がこれでは、評価に値しません。 総じて、本書は被害を訴える体裁を取りながら、特定の職業や文化を貶めるヘイト的な性格を強く感じる一冊でした。80
あえて「オタク」という言葉を使わずに、オタク叩きを狙う?それで市民社会って?ネットで公開されている「はじめに」だけでもいろんな問題がありました。このレビューに対してカウンター的なレビューがありますが、その内容は解像度が低いことを強調する結果になっています。 「推し」を「萌え」「尊い」「エモい」と同列のように扱いますが、特に「萌え」「エモい」は内面の状態ですので、外向けの「推し」とは全く異なる行動です。「類語」とは意味が似ていることを意味します。似ているのであれば、誤解しないように説明が必要なのですが、失敗しています。できていません。 「萌え」はいわゆる「萌えブーム」時に、演出された「萌え」と当事者が使う「萌え」が全く違い、差別や偏見をはらむことが問題となりました。 「ファン」の語源からも「推し」とそれ以外が全く違うものとわかると思います。なぜ『【推しの子】』のタイトルに【】があるのかも、ここではわかりません。渡部はこの重要なタイトルの箇所を説明できていないのです。 また不思議なことに「オタク」という言葉はここでは出てきません。オタクと旧来からのファンやマニアの違いをあえて触れない意図がありそうです。 さらにサブカルチャーを「下位文化」と表記してしまいました。「「社会的に認められている芸術や高級文化」というマジョリティによる価値観」としての比較としての使用というのもこの本には記載はありません。勝手に書いていないことを加えないとフォローできない内容ということです。 本文も同様の調子で続きます。 ヘビロのMVを根拠にAKB48は男性向け(コンテンツ)という決めつけは危険な偏見に思います。「男性向けのサブカルチャー」という論評ではないので注意が必要です。ここでも歪めようとする輩がいます。渡部はドミニク・アングルの「トルコ風呂」を思い起こさせると主張しています。MV監督蜷川の意図を理解しろとは言いません。ですが、色彩の派手さは明確に違います。ステレオタイプなものに落とし込もうとしていないでしょうか?解釈があったという事実を摘示していると主張するなら、他の見方もあったと掛けないのは、大きな見落としてであり、研究者として能力が低いのか、わざと書かなかったかどちらになってしまいます。 渡部は女性アイドル好きな女性もいることを理解した運営が坂道グループを考えた旨の主張をしています。しかし、AKB48が男性向け、坂道が女性を射程にというのは実際にどうでしょうか?AKB48は成長やバリエーションの豊富さが特徴。初期から女性や子ども、地方枠もあり、様々な試みがされていました。 一方で坂道はAKB48から学び、都会らしさ、清楚というイメージの統一が図られています。むしろ「理想的な女の子像」の強化・固定化とも言えます。“多様なジェンダー表象”という点ではAKB48が上回っていたように思います。 第2章の「感じたことを誰かに話してみよう」はバットマンのキャラクタのジョーカーをモチーフにした漫画『ワンオペJOKER』を用いて、保育園落ちた日本死ねネタに触れています。乱暴なきつい声を上げていてもそれが社会問題であれば取り上げていこう的な市民社会っぽい話です。一見よい章にも見えますが、これも前の章でAKB48などに触れてしまったことで、秋葉原やオタク文化に対して、強い言葉を使い根拠のないデマを吐いてきた人たちが、どう加害をしてしまったか?という疑問が残る章になっています。 第3章は最近流行った同人とZINEとの比較ネタ。日本の同人誌文化は漫画前提で小説がどっか行ってしまっているのも他の章での解像度の低さを引きずっている印象を受けます。米国にも「やおい」があることを知らせるという視点はいいと思います。しかし「やおい」と「BL」の表現の揺れは気になりました。さらに気になるのを「真面目」という表現を社会的な活動や政治的な活動のことを指していないか?という懸念です。欲望は「不真面目なもの」として低くみている風潮があります。1章で欲望を大切にしようと言いながら「真面目」と「不真面目」に分類し、「不真面目」を否定してしまっていると思います。これははじめにでサブカルチャーを「下位文化」という漢字を当ててしまっていることなど、至るところでアンコンシャスバイアスの強さを見え隠れしてしまっています。 第4章以降も似たような調子ですが、長くなるので割愛します。 参考文献が参考になったので☆2で評価しました。 無理やりフォローしようとしても「オタク文化」に寄り添っているなら「オタク」という言葉を避ける理由にはなりません。筆者の周辺にはオタク差別で話題になっている人が多すぎます。そのバイアスを除いて、書いていることのみで確認しても、不誠実になるし、フォローする人たちにも問題があることがわかる本になるかと思います。14
ヒューマンライツ・ナウが手掛けてきた人権ビジネスのノウハウではなかった2010年代中頃、所謂慰安婦問題、AV強要、JKビジネスをセットにした人権ビジネスが起きました。 なお、JKビジネスはのJKは人権ではなく女子高生です。 その中心がヒューマンライツ・ナウで、当時の事務局長がこの本の著者伊藤和子弁護士でした。 メディアも大きく取り上げ、ヒューマンライツ・ナウの知名度も上がりました。 伊藤和子は秋葉原に児童ポルノが溢れていると主張し、それは間違っているのではないか?と指摘する声に対して、 私は弁護士だから間違いない、事務所が秋葉原にあるから秋葉原には詳しいのだという趣旨で反論を行い、結局、秋葉原に児童ポルノが溢れていると証明することはできませんでした。 それどころか事務所をシェアする程中のいいオックスファムという団体の中で児童買春が蔓延していたのが発覚し、オックスファムは日本から撤退、ヒューマンライツ・ナウも秋葉原からいなくなりました。 そういう経緯を当事者だから分かる事実を明らかにして、繰り返さずに、人権をビジネス化する問題について、書いてくれたら良かったと思います。 サブタイトルには「人を大切にしない社会を変える」、はじめににも「企業が人を人と思わないやり方で人を搾取し蹂躙し、差別する社会は、誰に取っても危険な社会であり、次のターゲットは自分かもしれない」とあります。であれば、誠実に振り返って欲しいと思います。続編では期待します。0
支援活動でも当事者活動でもない、社会経験の少ない若い女性を使って性的被害に遭う状況を作りそこに支援をするというスキームの人権ビジネス手法Colaboの活動11年を記録したものらしいですが、名前を売った秋葉原への言及は300ページを超える書籍なのにわずか1ページ。151ページに秋葉原やSNSで声かけを始めたら叩かれたと言う被害者仕草。そもそもColabo仁藤夢乃のこの手の活動の最初は居場所のない子どもたちが輝くことができたオタク文化、秋葉原文化への根拠のない中傷、差別、ヘイトであり、それを周辺の活動家やメディアが利用した背景があります。仁藤夢乃はマクロスF好きなオタクな要素もあり、妹もAKB48のメンバーでした。そんな彼女がなぜ秋葉原やオタクを叩くようになったのか?お金と名声のためと言ってしまうとどうもこうもないですが、実態としてそうなってしまっています。そういった経緯を隠して、都合のよいストーリーを作る。仁藤夢乃自身も言っています。女の子は自分の身を守るために嘘を付く…それがこの本の正体です。 歌舞伎町に行く必要のない若い女性を歌舞伎町に合わせて、被害に遭うリスクを与えて、そこで被害者が増えることで、自分たちの活動が必要だとアピールする。この繰り返しではうまく言葉で騙し、キャバクラからソープへみたいなスカウト業者と変わりありません。 この本を読む人は現場を知らない人が多いと思います。興味をもつなら実際の現場を見るといいです。261
JKビジネスを知るには抑えたい1冊1月27日、警視庁が都内のJKビジネス店舗は174店、秋葉原はそのうち約7割の120店舗。半年前より40店舗増加していると発表しました。 実際に秋葉原にはそれだけのJKビジネス店舗はありません。街中いたるところに監視カメラがあり、警察が巡回し、地域住民も敏感、何よりアキバクラスタのブロガ、ツイッタラーたちがネタを探して細かくみています。 この本はそれを裏付けるように秋葉原より遥かに危険な池袋、新宿、渋谷、横浜などのJKビジネスを詳しくレポートしています。 類似の書籍としては仁藤夢乃「女子高生の裏社会」がありますが、あれはJKのみからヒアリングを行い、一方的に秋葉原、オタク、男性を敵視したいわゆるヘイト本で実態を捉えておらず、女子高生の問題を何ら解決するものではありませんでした。 しかし、この本は働く女の子、利用する客、そして経営者から話を聞いています。 JKビジネスは正直問題があると思います。ですが、想像では解決しません。この本のように実態にあった情報を把握し、問題を解決することを警察や行政に望みます。 一部、校正が必要な箇所や著者が秋葉原慣れしていないせいか、秋葉原関連で間違いの記述があるため、★4としています。21