ウクライナのゼレンスキー大統領は20日、記者団に対し、スイスで開かれている世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)への出席を取りやめる意向を示した。
ロシアの攻撃でキーウが電力不足に陥ったことを受け、「世界経済フォーラムよりウクライナを選ぶ」と述べた。
キーウでは20日、ロシアの無人航空機(ドローン)による攻撃で大規模な停電があり、100万人以上に影響があったと報じられている。
ゼレンスキー氏はスイスで21日、欧州首脳とともにトランプ米大統領との会談を予定していた。ロシアからの再侵攻を防ぐ「安全の保証」を議論するほか、米国による8000億ドル(約127兆円)規模の復興支援を巡る協定を結ぶことになっていた。
地元メディアによると、ゼレンスキー氏は、状況は「流動的だ」とも語った。「安全の保証」などに大きな進展が見込めるなら、出席する可能性があるという。
トランプ氏は領有を目指すデンマーク自治領グリーンランドを巡り、欧州8カ国と対立を深めている。ダボス会議では、グリーンランドを巡るトランプ氏と欧州諸国の協議に注目が集まっている。【ベルリン五十嵐朋子】
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