腐女子とフェミニズム…そしてある精神病理の関係について
これは正直「カサンドラ症候群」同様にあまり語りたくない問題だが、結論から言えばそれらの相関はある程度確認されている。とりあえずはまだ語りやすい腐女子とフェミニズムの関連について記していく。
まず大前提として女性は「貴方はフェミニストですか?」という質問に首を横に振る方でも、意識や信念のうえではフェミニズムにどっぷり浸かっている方が珍しくない…というか、そのパータンが主流であり謂わば「フェミニストを自認しないフェミニスト」が女性マジョリティである事実を確認する。
例えばイソプスが2018年に行った調査によれば日本人の15%が自分をフェミニストだと自認していたが、その1方で「貴方は女性の平等な機会を提唱し支援したいですか?」という思想強めな質問に42%の女性が賛同することが確認されている。この質問には「わからない」という回答も用意されていたが、それでも日本人女性の4割が「賛同する」と答えたのだ。
また同イソプス調査で「貴方は女性の平等な機会を提唱し支援したいですか?」という質問にハンガリーは46%の女性が賛同した。ハンガリー女性は日本女性と意識が近いと表現出来る。このハンガリーで行われた女性に「私たちの社会では少女と女性は少年と男性ほどには扱われていない」「女性と男性は同じ仕事に対して平等に報酬を受け取るべきである」「女性の無給労働は社会的にもっと評価されるべきである」と3つの信念についてYESかNOで答えさせ、最後に「あなたはフェミニストだと自認しますか?」と質問した研究がある。
結果としては79%の女性が3つの信念を支持し、18%が2つの信念を支持し、2%が1つの信念を支持し、1%が全ての信念を否定した。そして女性の43.5%は「自分はフェミニストである」と答え、56.5%が「自分はフェミニストではない」と回答した。この調査結果からは、次のような事実が浮かび上がる。即ち「女性の8割程度は極めて強い思想を有しており、それはフェミニズムやフェミニストに否定的態度をとる女性でも例外ではない」ということだ。というよりフェミニズム的信念を強く抱いているのに「自分はフェミニストではない」と否定する女性層こそが女性全体の最大マジョリティなのである。
該当研究やその他の裏付けについてはコチラを参照
それ故にここではフェミニストの定義を自認ではなく「ジェンダー平等信念や女性=被害者という意識を平均より強く抱いているか?」とする。要はマジョリティ女性は総じて思想が強いが、そのマジョリティ女性より更に思想が強いことを便宜上フェミニストの定義とするということだ。そして腐女子がパンピーより目覚めていることは複数の定量的調査によって裏付けられている。
例えば2023年に大分大学がBL読者を対象にインスタグラムに広告を流して行った研究によれば、
・「BL作品に男性が家事・育児・介護するキャラクターがもっと増えるべきだと思いますか?」という質問に対して「そう思う」あるいは「まあまあそう思う」と回答した人が67.5%
・「男性が妊娠するもの(オメガバース)が好きですか?」という質問に対して「とても好き」あるいは「まあまあ好き」が65.5%
・「人前では、妻は夫を立てた方がよい」という質問に対して「そう思わない」あるいは「あまりそう思わない」が85%
・「男性が家事・育児・介護するキャラクターの作品を読むことで現実のジェンダー平等の実現に貢献できると思いますか?」の質問に対して「そう思う」あるいは「まあまあそう思う」と回答した人が49%
・「男性が妊婦になるキャラクターの作品を読むことで現実のジェンダー規範を問い直すことができると思いますか?」の質問に対して「そう思う」あるいは「まあまあそう思う」と回答した人が46.5%
・「男性も妊娠できれば良いと思いますか?」の質問に対して「そう思う」あるいは「まあまあそう思う」と回答した人が88%
この調査は1般比較してないのが残念であるが、まぁ腐女子達の思想が強い…というか独特なのは明らかだ。因みに論文著者は1般比較してないにも関わらず「一般の日本人と比較すると読者はジェンダー平等に関して高い意識を持っていると言える」と結論づけてるが、この程度の粗(人文系以外では致命的)をイチイチ気にしてたら、この手の女性人文学者の研究は読めないので次に進む。
https://our.repo.nii.ac.jp/records/2013044
1応パンピーと腐女子の比較研究もあり、お茶の水女子大学の調査ではパンピーと比較して「結婚しても子供を作らず仕事を続けたい」という願望を持つ等、旧来的なロールモデルを嫌う傾向があることが示唆された。因みに著者はコレを持って腐女子はパートナーとして「家父長型の男性」を嫌い、「友愛型・主夫の男性」を選ぶ傾向がある…と結論付けてるが、これは友情婚だのアセクシャルだの言い出す女性の中で腐女子が目立つことを説明出来るかもしれない。
また2021年の学芸大学の研究では腐女子達が性別役割分業規範に対して保守的でないことが確認されている。具体的には「結婚後、妻は外で仕事をせず、家事や育児に専念すべきだ」という項目への肯定度が有意に低く、良い悪いは別に目覚めていることが伺える。
以上を踏まえて腐女子ニアイコールフェミニストは確かだと思われる。この視点を踏まえてると彼女達の生態について色々読み解けることが多い。まず現実空間における境遇についてであるがフェミニスト…特に若年層女性のフェミニストは幸福度が低く精神疾患リスクが高く、そして性犯罪を起こしやすい傾向にある。
米国において「うつ病と政治:米国青年における内在化症状の政治的信念による相違傾向」と題した研究では、高校生を対象にメンタルヘルスの状態と党派信念を調査した。すると左翼女子高生…進歩的でフェミニズムに目覚めてる…が右翼高校生に比してうつ病傾向にあることが確認された。
また同様の研究でフェミニストほど幸福度が低く、怒りといった陰性感情に襲われ、心理的苦痛を覚えていることなどが確認されている。より詳しくはコチラ。
次に精神病理についてだがフェミニズム意識を有する女性ほどナルシシズムが強い傾向があり、フェミニスト活動とナルシシズムには強い相関があることが確認されている。
例えば2023年に米国においてナルシシズムとフェミニスト及びフェミニズム活動への関与を調べた研究では病的なナルシシズムの度合いが高いほど、フェミニストとしての自己認識が強まる傾向が確認された。
他にもフェミニストとナルシシズムを結び付ける研究及び、女性属性自体とナルシシズムを結び付ける研究があり…より詳しくはコチラ。
最後にモテるか?であるか、フェミニストや左翼の方々の傾向としては肉体的魅力に乏しく、色々と鬱憤を溜め込んでいることが確認されている。
例えば複数の魅力の尺度を用いて魅力と政治的信念の関係を検証した研究では、社会経済的地位(交絡因子)を制御すると男女ともに魅力的な人間ほど保守派であり共和党員と自認する傾向にあるとこが判明した。雑に言えば、男女ともに傾向としては左派の方が非容姿端麗だったり正確に困難を抱えてることが多いということだ。
その他の研究やより詳しくはコチラ
この腐女子≒フェミニスト≒幸福度が低くナルシシズムが強く非モテである…という補助線を引けば「何故腐女子は地雷だのカプ論争だの注意書きだの内紛が絶えないのか?」「何故自分達のローカルルールを他者に押し付けるのか?」「何故男性向け表現規制に熱心なのか?」は読み解ける。
何故腐女子界隈は内紛が絶えないのか?
まず「地雷」「カプ論争」「注意書き文化」に代表される内紛の絶えなさについて。これは彼女たちが抱える「ナルシシズム」と「低い幸福度」によって説明できる。
ナルシシズムには尊大型と脆弱型が存在するが、ここで問題となるのは後者の「脆弱型ナルシシズム」である。彼女達は自尊心が低く、他者からの批判や拒絶に極めて敏感だ。腐女子が楽しむBLというコンテンツは、キャラクターの関係性や解釈が個人のアイデンティティと強く結びつく傾向にある。つまり「A×Bが絶対」と信じる者にとって、「B×A」という逆カプや「A×C」という別の組み合わせは、単なる好みの違いではなく、自らのアイデンティティや感性そのものへの攻撃、あるいは否定として受け止められてしまうのだ。
この脆弱な自己愛が、「地雷」という概念を生み出す。自分の解釈と異なるものに触れるだけで精神的ダメージを負うため、それを徹底的に排除しようとする。そして「注意書き」は、この地雷を踏まない・踏ませないための自衛策であり、相互監視システムとして機能する。しかし、このシステムは他者にも同じレベルの配慮を強要するため、新たな火種を生み、些細なことで「配慮が足りない」という論争が頻発する。
加えて根底にある低い幸福度や社会への鬱憤が、他者への不寛容さとして噴出する。現実で満たされない承認欲求やコントロール欲求を、創作物の解釈というバーチャルな領域で満たそうとする。自分の思い通りにならない解釈や、自分のルールに従わない他者は、自らの聖域を侵す敵と見なされ、徹底的に攻撃される。かくして、同好の士であるはずのコミュニティ内部で、終わりのない解釈闘争とマウンティングが繰り広げられるのである。
何故ローカルルールを他者に押し付けるのか?
次に、彼女たちがコミュニティ内のローカルルールを外部にまで押し付けようとする傾向について。これは「フェミニズム的な正義感」と「ナルシシズム」が歪んだ形で結合した結果と見ていいだろう。
前述の通り、腐女子はジェンダー平等意識が高く、旧来の価値観に批判的である。この「目覚めた」自分たちという自己認識は、ナルシシズムと非常に相性が良い。つまり「自分達はジェンダー規範を乗り越えた、より高度で倫理的なコンテンツを享受している」という特権意識に繋がりやすいのだ。彼女達が如何に自分をある種の高潔で進んだ属性であると見做しているか?は、腐女子について書かれた長ったらしくて専門用語だらけで読み難いwikipediaが全てを象徴している。
この意識は「自分たちのルール(例:棲み分け、検索避け、注意書き)こそが正しく、他ジャンル、特に男性オタクは野蛮で配慮に欠ける」という差別的な視線を生む。更にここで腐女子達の半数近くが「BL作品を読む作る広めることは現実のフェミニズム的な勝利に繋がる」的な信念を抱いてることを思い出して欲しい。
自分達の信じる規範が絶対的に「正しい」という信念と、「(BLコンテンツは)現実世界を良く出来る」とする全能感は、それを他者にも適用すべきだという発想に直結する。加えて彼女達は脆弱型ナルシシズムにより、それがローカルルールに過ぎないと指摘されても認めることが出来ない。彼女達にとって自分の解釈やルールの否定は、自分達そのものの否定のように思えるのだ。実際、大阪万博コスプレイヤーにせよ、ゴミをラブドールに食わせるゲーム批判にせよ、セクシー女優ウェディングにせよ、彼女達は殴りかかってきたのも関わらず反撃されると必ずと言っていいほど1方的に殴り掛かられたような被害者意識を爆発させる。
何故男性向け表現の規制に熱心なのか?
最後に、男性向け表現への規制に熱心な理由。これは「腐女子≒フェミニスト」という図式が最も分かりやすく表れる現象である。
フェミニズムの視点から見れば、多くの男性向けコンテンツにおける女性キャラクターの描写は「性的客体化」であり「女性搾取」に映る。1方で彼女達は自分達が楽しむBLコンテンツは(建前上は)男性同士の対等な関係性を描いたものであり、その他色々進歩的で正しいものであり、尚かつ現実世界をより良くするものであると認識し、家父長制的な搾取構造とは無関係だと考えている。この認識が「自分達の趣味は安全でクリーンだが、男性オタクの趣味は女性を蔑視する有害なものだ」というダブルスタンダードを生み出す。
ここに「非モテであることの鬱憤」が加わることで、攻撃性はさらに増す。肉体的魅力に乏しい層にとって、男性向けコンテンツで性的に魅力的に描かれ、男性キャラクターから愛される女性キャラクターは嫉妬や憎悪の対象となり得る。それは自分達が決して手に入れることの出来ないものを持つ者への攻撃であり、自分たちが受け入れられない異性愛市場そのものへのルサンチマンの表出でもある。実際1914年に人類史上初めて「鏡のヴィーナス」という萌え絵を燃やした(ナイフで切りつけた)メアリー・リチャードソンは犯行動機について以下のように語っている。
男性達が1日中それに見惚れているのが気に入らなかった
(I didn’t like the way men visitors to the Gallery gaped at it all day)
メアリー・リチャードソンが攻撃したのは絵画そのものだけではない。その絵画に向けられる「男性の欲望」であり、自分には向けられることのないその視線そのものだった。これは実際に絵画を攻撃された箇所を見れば1目瞭然であり、攻撃はヴィーナスそのものに集中している。
また日本で1番フェミニストの生態について詳しい兵頭新児氏はこのような見解を述べている。
ピーチ姫にとってのクッパは言わば「二号」です。「二号」というのはあくまで「一号」ありきの存在です。しかし「一号」のいない性的飢餓の状態にある女性たちはどうなるか。せめて「二号」に「希求」され、そのうえで「拒絶」する快楽を味わおうと、あちこちに喧嘩を売って歩くようになります。
所謂「負の性欲」だ。自分たちの性的な欲求が満たされない、あるいは男性から性的な対象として見られないという現実から生じる飢餓感とナルシシズム…この場合のナルシシズムは披愛妄想となる…から、男性向け表現を見て「萌え絵を通じて私をエッチな目で見てる!」「私が欲望されてる!」と興奮し、ポカンとしてる男性オタク達に向かって「貴方達なんてお断りよ!おあいにくさま、現実の女性はこんなものじゃないのよ!」と告白してもないのに振ってくるのだ。
と、腐女子特有のアレコレはフェミニストの分析やフレームワークを当てはめれば説明は容易である。これ自体に異論を持つ方々はいないだろうし、BL研究者の方々も「腐女子は自分達やBLを進歩的なものだと思っている」こと自体は異論はないだろう。この記事を書いてる間にも「BLは男性向けポルノと違って単純な性欲発散ポルノじゃないんだぞ!」と主張する記事が生まれてた。
因みに女性は性欲が男性より旺盛…というか発情しやすいにも関わらず、自分でソレを認知出来ない事が確認されている。詳しくはコチラ
さて、ここからちょっと表では言えない、非常にセンシティブな話に入る。インターネットでは腐女子と相関があるとして語られる、ある精神病理の話について、まずは客観的な事実を整理しよう。結論から言えば
遂に始まってしまった腐女子とASDの関連研究
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購入者のコメント
4男ASDの場合はどうなるのかとか気になった
男ASDの場合は、色んな場面で社会に「ちゃんと怒られる」ため、まともな判断能力があれば、徐々に社会に入っていくことができます(個人的にかなりこだわり強めのASDですが、「こだわりを出していい場所と出してよくない場所を見極める」ようになりました)。
メンタル弱めの家系出身で、親類女性の中で特にアレ(ぼかさせて…)な人程重度な腐女子だったから実感として非常に説得力が強い…
近い人間の内では特に姉と母と従叔母がその傾向が強かった。一番理解出来ないのが姉で、小学生辺りからBLに傾倒し、高校時代には(家族会議でバラされてて流石に同情したが)最早叩き売りのレベルで円光を繰り返しており、卒業前に中退したかと思えば入退院をリストカットを挟みながら繰り返していた。
そんな姉の話し相手として献身的に世話をしていた母も気が付けば重度の腐女子となり、鍵を掛けた部屋で一緒に同人誌を読むようになり、つられて精神も不安定になり… 今で言う目覚めた発言を繰り返すようになった頃に離婚届を食卓に叩き付けてきた。父も自分も疲れ果てており、離婚は実にスムーズに成立した。
本能的に警戒してしまう様な外見の持ち主で、独身貴族のテンプレのような生き方をしていた従叔母はどうも同人作家で姉の師匠だったらしく、稼ぎがあったのか勢いのまま家を出た母と姉を引き取っていった。その後連絡は途絶えたし、生存確認しようとも思えなかったのでその後は何も分からない…
なるほど、<家父長制>は、このような女性心理のあり方に、由来を持っていたわけですねえ…。"か弱い"からといって、濫りに助けてはならないという、"男性心理"に背くあり方を採らねばならないわけで、今までの"甘やかす"以上に困難なものとなりそうです…。