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第61回山上被告に無期懲役の判決 不遇な生い立ちでも「くむべき事情ない」

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 安倍晋三元首相銃撃事件で殺人罪などに問われた山上徹也被告(45)に21日、奈良地裁は求刑通り無期懲役の判決を言い渡しました。法廷内外の様子をタイムラインで詳報します。

記事のポイント

・判決に山上被告の様子は
・傍聴希望者の思い
・旧統一教会の信者は
・量刑を左右するのは
・判決前の山上被告の様子

14:30

教団側「コメントはありません」

 朝日新聞は教団側に、山上徹也被告(45)に対する無期懲役判決について見解を尋ねた。教団側は「コメントはありません」と回答した。

14:30

犯行の経緯に「飛躍がある」

 田中裁判長は、旧統一教会に入信した被告の母親が、被告に及ぼした影響についても言及した。

 判決は、母親が教団に数千万円の献金をしたことで家族が経済的に困窮したことや、2015年に被告の兄が自殺して強い衝撃を受けたことから、山上被告が旧統一教会に対して怒りを抱くようになったと指摘。来日した教団幹部を襲撃しようと試みるなかで銃の製造を始め、教団に影響力のある人物として安倍氏の襲撃に思い至った、とした。

 その上で、不遇な生い立ちはあっても犯行の経緯には「飛躍がある」と指摘し、「(犯行は)被告の決断に他ならない。意思決定に生い立ちが影響したとはいえない」「悪質性や危険性は同種事例のなかで最も重く、くむべき事情はない」と述べた。

14:10

判決「公共の安全を脅かし、極めて危険で悪質」

 田中裁判長は判決のなかで、安倍氏銃撃の犯行態様などについて言及した。

 事件当時、付近に約300人の聴衆がおり、演台の周辺にも関係者や警護の警察官がいたことを挙げ、「(銃弾が)他の人に当たる可能性も十分にあった」「公共の安全を脅かし、極めて危険で悪質。現場に大きな混乱をもたらし、居合わせた人に恐怖を感じさせたことも軽視できない」と指摘した。

 また安倍氏の妻の昭恵さんについて、「夫を突然うしなっており、大きな喪失感も理解できる」と述べた。

13:45

発射罪認める

 田中裁判長による、判決文の読み上げが続き、検察側が起訴した事実について、地裁はいずれも認定した。

 検察側と弁護側の間で争点となっていた、手製銃での銃撃が銃刀法の発射罪にあたるかについて、判決は手製銃が「砲」にあたるとして、発射罪の成立を認定。手製銃の殺傷能力についても認めた。

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13:30

判決言い渡し じっと下を向いたまま

 判決公判が開廷し、田中伸一裁判長は求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。

 山上被告は、これまでの公判と同じ黒い長袖シャツとベージュの長ズボン姿で入廷。5分余り開廷を待った。

 開廷後、田中裁判長から証言台のいすに座るよう促されると、ゆったりとした足取りで前へ出て、一礼し、着席。裁判長から「山上徹也さんですね」と名前を確認されると、「はい」と小さな声で答えた。

 裁判長が罪名を読み上げた後…

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