横須賀死亡交通事故 遺族が米兵・国に損害賠償請求 国は棄却求める
tvkニュース(テレビ神奈川)
おととし、横須賀市で起きた交通死亡事故をめぐり、遺族がアメリカ兵らと国に損害賠償を求める裁判が横浜地裁で始まり、国は請求を棄却するよう求めました。 この事故はおととし9月、アメリカ海軍横須賀基地に所属していた兵士の男性が、横須賀市小川町で右折禁止の交差点を右折した際、対向車線を直進してきたバイクと衝突し、運転していた伊藤翼さんが死亡したものです。 遺族はアメリカ兵らと国を相手取り、1億円あまりの損害賠償を求めていて、国に対しては日米地位協定に基づき、「アメリカ兵に対する教育・監督義務を怠ったことは日本に賠償の責任がある」と訴えています。 20日に開かれた第一回口頭弁論で、国は答弁書で請求を棄却するよう求めました。 一方、伊藤翼さんの両親は意見陳述で、事故防止や制度の見直しなどを訴えました。 伊藤翼さんの母親 「今までずっとこのままにされてきたこの制度を、翼の事故をきっかけに、絶対に変わってほしいということを訴えていきたいと思っている」 この事故をめぐっては、去年5月、横浜地裁横須賀支部で、アメリカ兵の男性に執行猶予付きの有罪判決が言い渡されています。 遺族の弁護士によりますと、男性は判決後も公判で約束した賠償を果たさず転勤でアメリカに帰国。 今回の訴状は本人に届いていないということです。 次回期日は4月21日の予定です。