佐賀県は20日、佐賀市大財の中華料理店「孟渓苑(もうけいえん)」の弁当でノロウイルスによる食中毒が発生したと発表した。県内事業所の従業員と家族ら9人が嘔吐や下痢を発症した。入院した人はおらず、回復に向かっているという。

 県生活衛生課によると、15日に事業所から「注文した弁当を食べた従業員に、嘔吐や下痢の症状が出ている」と佐賀中部保健福祉事務所に連絡があった。13日に調理されたマーボー豆腐や酢豚を食べた20~50代の男女9人が発症した。

 飲食店の従業員用のトイレや患者の便からノロウイルスが検出され、食中毒と判断した。調理従事者の手にノロウイルスが付着した可能性があるという。

 県は20日から4日間の営業停止を命じた。調理場の清掃や器具の消毒を徹底するよう指導した。(横田千晶)