自衛官の処遇改善

自衛官の“働く環境”はここ数年で大きく改善しています。
給与、休暇、働き方、現場目線で起きている“変化”を、数字と声でわかりやすくまとめました。

自衛官の処遇改善に向けた取り組み

給与

Q 陸上自衛隊に自衛官候補生で入隊後、任期制自衛官として働いた場合の収入は?

A

1任期目

865万円

※1任期目(採用後の3か月間の教育を含む2年間)

※採用3か月後の任用一時金約34万円を含む

※ボーナスとは別支給の特例退職手当約73万円(1任期目)を含む

Q 海上自衛隊と航空自衛隊は、
陸上自衛隊と何が違うの?

A

任期の期間が違う

※最初の1任期目は採用後の3か月間の教育を含む

※海上自衛隊は船に乗っているため手当が多くなっている

陸上自衛隊

2年

865万円

1年間あたり

433万円

海上自衛隊

3年

1,708万円

1年間あたり

569万円

航空自衛隊

3年

1,349万円

1年間あたり

453万円

※最初の1任期目は採用後の3か月間の教育を含む

※海上自衛隊は船に乗っているため手当が多くなっている

Q 自衛官になれば生涯収入が
2億円以上になるというのは本当?

A

隊員によっては
2億円以上も可能に!

※令和6年度時点での給与の計算方法や統計データを基準としております

※自衛官は定年退職年齢が他の国家公務員よりも若いため、早く退職しなければなりません。そのため、早く収入が減ってしまうという状況を若年定年退職者給付金という形でサポートする制度があります。

陸上自衛隊A隊員

18歳で陸上自衛隊に入隊、56歳で曹長という階級で退職

給与総額+退職金+退職後給付金=

生涯年収 約2億7,708万円

海上自衛隊B隊員

18歳で海上自衛隊に入隊、56歳で曹長という階級で退職

艦艇での勤務に就いていたため、乗組手当、航海手当が追加支給

給与総額+退職金+退職後給付金=

生涯年収 約3億3,090万円

※令和6年度時点での給与の計算方法や統計データを基準としております。

※自衛官は定年退職年齢が他の国家公務員よりも若いため、早く退職しなければなりません。そのため、早く収入が減ってしまうという状況を若年定年退職者給付金という形でサポートする制度があります。

生活

Q 暮らすために必要なお金は?

A

家賃や光熱費は0

・基本的には駐屯地または基地の中で生活

・病気になった際も自衛隊病院や駐屯地、基地の医務室で受診すれば医療費は0円

Q 自衛官の1年間の休日日数は?

A

149(2024年実績)

完全週休2日制 土日・祝日はお休み
※当直や訓練などの特殊な勤務状態にある場合を除く

特に夏休みや年末年始は前後に有給休暇や土日を繋げて、長めの連休にする隊員も!
長期のお休みをとる期間でも、国の平和と安全を守るための活動状態を維持しつつ、みんなでローテーションして、公平に同じ期間お休みをとれるように工夫しています。

Q 具体的にどんな生活環境の改善が行われたの?

  1. 1 Wi-fiの整備

    令和7年度までに全国のすべての生活空間の共用スペースにWi-Fi環境を整備。
    今後生活空間の接続可能場所を増やしていくとともに、駐屯地・基地の中の売店のあるくつろぎスペースにもWi-Fi環境を増やしていく計画。

  2. 2 船での通信

    令和9年度までに主な艦艇では、衛星通信網を使って、隊員と家族との連絡やインターネットの使用を可能とする環境を構築。

  3. 3 個室生活

    駐屯地・基地の中で生活しなければならない隊員のプライバシーを配慮した生活環境を実現するため、生活空間の個室化を早期に整備することと併せて、駐屯地・基地の外で生活できる隊員の範囲を見直して、より多くの隊員が私生活と自衛官としての業務を両立できるように改善。

退職後のサポート

Q 生活空間の個室化が進んでも、集団生活に慣れるか不安です

A

集団生活を初めて経験される方も多いので、不安を感じる方もいると思います。しかし、それは特別なことではありません。この経験は新しい世界に出会える機会ですので、前向きな気持ちで臨んでいただけると嬉しいです。

Q 集団生活を行うことで、何か特典はありますか?

A

令和7年4月からこれまで無かった新しい給付が始まる予定です!

指定場所生活調整金
一般曹候補生又は自衛官候補生で入隊する方々に対して、モチベーションの維持・向上を目的として支給されます。
具体的には1年間、営内または艦内で生活をした場合、1年間分20万円が最大で6年間支給されます。
※途中で営内・艦内で生活しなくなった場合や自衛隊を退職した場合には支給されません。

Q 退職後の将来が不安です

A

円滑な再就職ができるよう様々なサポートを行っています

防衛省・自衛隊は、退職を予定している自衛官に対し、退職前に再就職に有効な職業訓練を行うとともに、関係業界等と連携し再就職先の拡充に努めています。

約140種類の種目がある職業訓練(受講料無料)

  • 大型自動車の運転免許
  • フォークリフト
  • 電気工事士
  • 危険物取扱者
  • ドローン操縦士
  • 情報処理技術
  • 社会福祉関連の資格教育
  • など

Q 実際の再就職率はどれくらい?再就職先は?

A

サポート希望者の再就職率は
ほぼ100%!!

令和5年度は、
任期制(自衛隊新卒)は、1人当たり約40件、
若年定年制は、1人当たり約9件の求人があります。

公的部門再就職先

  • 消防士、警察官、矯正職員など

民間部門

  • 金融・保険・不動産や建築業、製造業やサービス業など

Q 自衛隊の仕事をしながら、自分で就職活動できるか不安です。

A

自衛隊には、約1,400人の再就職をサポートする隊員がいて、しっかりと面倒を見てくれるので、安心して仕事に打ち込めますよ。

Q 退職後に大学進学希望なのですが、何かサポートはあるんでしょうか?

A

任期制自衛官というキャリアの後には様々な可能性を踏まえたサポートを行っています。

任期満了後に進学する方を対象に、「任期制自衛官退職時進学支援給付金」で年最大約53.6万円(令和7年度予算案)を受給可能。対象は大学、大学院、専門職大学、短大・高専専攻科、4年制専門学校。

Q どうすれば進学支援給付金の支給を受けることができるんですか?

A

次の要件のすべてを満たせば支給を受けられます。

  • 任期満了により退職した方であること
  • 退職後に即応予備自衛官または予備自衛官となること
  • 国内大学等に在学(大学院、大学、専門職大学、短大専攻科、高専専攻科及び専門学校4年制が対象)していること
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