「ウクライナ人」名乗りスパイ活動か、在日ロシア通商代表部元職員に出頭要請…精密機械製造会社元社員が機密情報漏えいか
05年10月には、電機大手「東芝」子会社の元社員が在日ロシア通商代表部の職員に、戦闘機や潜水艦にも軍事転用が可能な半導体関連の技術情報を流したとして、警視庁公安部が2人を背任容疑で書類送検。職員は同社製品などを紹介する展示会で、「経営コンサルタントをしている」と偽って元社員に接触していた。
警察幹部は「対象者と会食を重ねて信頼関係を築き、重要情報を渡すよう要求してくるのが、ロシアスパイの典型的な手口だ」と指摘する。証拠を残さないために電話やメールは一切使わず、直接会って現金と情報をやり取りするのも特徴の一つという。