「私が抑える!皆は一斉に撃て」
イオリが風紀委員会全員にそう言う
「…へぇ…お前一人で俺を止めれるのか?」
イオリが単体で突っ込んでくる
「ふっ!」
イオリが俺に殴りかかる
「…俺相手に近接格闘戦…それは悪手だろうイオリ」
俺はその腕を掴むとイオリを投げ地面に叩きつける
「かはっ!!」
「イオリ!」
チナツは俺に銃を向け発砲するが
「遅い」
俺はチナツの後ろを取る
そして
「…秘技【鬼砕き】」
彼女の背中に掌底を叩き込む
「くっ!?」
チナツはその衝撃で気絶する
他の風紀委員会達も攻撃をするがユキトにはまるで当たらない
「なんで当たらないの!?」
「あの人…未来でも見てるの!?」
「未来…」
本当に…そう思ってしまうくらいユキトさんは動きに一切の無駄がないそれに
(…速すぎる)
圧倒的にユキトさんの動きが速い
(…仕方ない…あれを使おう)
イオリはユキトに向かって走る
「また猪突猛進かイオリ?それじゃ同じことの繰り返しだ「【神秘解放】!!」なっ!?」
俺は驚愕した…だってイオリが"それ"を使えるとは思ってなかったから
イオリから紅い神秘が溢れ出す
イオリが爆発的に加速する
「やべ!」
俺は突然のことに驚き一瞬隙を晒す
その隙をイオリは見逃さなかった
「食らえぇぇぇぇぇぇ!!」
イオリの拳が俺に突き刺さる
そして俺は吹っ飛ばされた
「ハァハァハァ」
息が乱れる
(思ってた以上に…体力の消耗が激しい…これは…長時間は使えない…)
息をどうにか整えユキトさんが吹っ飛んでいった方を見る
「今…私が出せる…全力は…ぶつけた」
(いくらユキトさんでも…多少の怪我くらいは…)
私の淡い期待は
「…びっくりしたぜ」
その言葉とともに打ち砕かれた
「うそ…無傷…?」
ユキトは無傷だった
「まさかイオリちゃんが神秘解放を使えるなんてな〜予想外だったぜ」
(…これだとヒナも習得してそうだな)
「くっ」
私はもう一度神秘解放を使おうとするが
「やめとけ…イオリ」
その言葉とともに首に衝撃を感じ…私は意識を失った