イラン最高指導者、国民「数千人」死亡を認める-米国の責任だと糾弾

  • ハメネイ師、「残酷かつ非人道的」殺害は米・イスラエルが支援
  • 死者数は人権団体などによる推定約3500人と一致

テヘランの街頭

Photographer: Atta Kenare/AFP/Gettty Images

イランの最高指導者ハメネイ師は17日、反政府デモで「数千人」が今月死亡したと述べ、今回の騒乱で発生した死者数の規模を初めて認めた。

  ハメネイ師は国営テレビで中継された公開会合で、「残酷かつ非人道的に」殺害された人々もいると述べたが、詳細には触れなかった。米国とイスラエルが殺害行為を支援したと同師は非難し、それを裏付ける証拠があると主張した。

  イランには戦争を開始する意図はないが、国内外の犯罪者を罰せずに済ませることはしないとも述べた。

  ハメネイ師はまた「イラン国民にもたらした死と損害、糾弾」がトランプ米大統領に責任があると主張し、ワシントンの目的はイランを軍事、政治、経済的支配下に置くことだと非難した。

テヘランの反政府デモ(1月8日)Source: Getty Images

  ハメネイ師が示した死者数は、人権団体などによる推定約3500人と一致する。これらの団体は2万2000人を超える国民が拘束されたと推定している。

  イランの人口は約9200万人。反政府デモは同国史上最長のインターネット封鎖の中で続けられている。

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テヘランの武装警官隊(1月12日)Photographer: Morteza Nikoubazl/NurPhoto/AP Photo

原題:Iran’s Supreme Leader Acknowledges Thousands Killed In Unrest(抜粋)