学習を始めたら、それを持続させることが重要だ。「週末にまとめて学習する人よりも、毎日数分でも続ける人のほうが、圧倒的に上達する」(里中さん)というように、英語学習において、継続は何よりも力になる。そのためには、毎日の生活の中で、英語学習を“習慣化”させたい。

「3カ月間諦められそうなものをみつけて、その時間を英語学習にあててみましょう。朝、テレビを見ていた時間、電車でスマートフォンを見ていた時間など、自分の生活パターンを振り返ると、学習に置き換えられそうな時間が意外と見つかります。『いつ』『どこで』学習するか決めることが大事。まずは1週間、続けてみましょう」(山田さん)

 すぐに学習を始められる工夫も欠かせない。本なら学習するページに付箋をはりかばんの取り出しやすいところに入れておく。アプリはホーム画面の一番タップしやすいところに置き、不要なアプリは削除しよう。

「学習を始めるときは5分だけのつもりでOKです。始めてしまうと、案外やめられなくなるものです」(同)

■ひとりで学習せず学習仲間を作る

 学習の継続を阻む最大のもの──それは実は“孤独”だ。教えてくれる先生や励ましあう仲間のいないひとりの学習は、続けることが難しい。英会話スクールなどに通えればいいが、時間や場所の制約もあってかなわない人もいるだろう。ひとりでの学習を手軽に脱することができるのが、SNSを活用した方法だ。

「Twitterでは“#ひとこと朝宣言”というハッシュタグがはやっています。その日の学習内容を朝つぶやき、“#ひとこと朝宣言の振り返り”で、できたかどうかの成果を夜つぶやきます。Instagramでは、使教材をハッシュタグとともにアップして学習記録を残します。SNSでは、いいね!がついたり、コメントで励まされたりします。誰かが見てくれているという状況を簡単につくることができ、同じ教材を使っている人の学習状況も参考になりますよ」(濵崎さん)

(文/濱田ももこ)

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