東アフリカ・ウガンダで15日に実施された大統領選で、選挙管理当局は17日、ムセベニ大統領(81)が7選されたと発表した。任期は5年。ムセベニ氏は繰り返し野党を弾圧し、約40年にわたるアフリカ有数の長期政権を築いている。ロイター通信によると、投票終了後に中部で治安部隊が野党支持者に発砲し、少なくとも7人が死亡した。 一部野党は反発し、抗議を呼びかけた。選管はムセベニ氏が71・65%を得票したとしている。人気歌手から政治家に転じ、有力対抗馬とされたワイン氏(43)は24・72%だった。政権側は選挙前からインターネットを遮断するなどして、批判の抑え込みを図っていた。
ワイン氏は17日の声明で「票の水増しなどの不正があった」と訴えた。ムセベニ氏は1986年に前政権を打倒し、権力を掌握。2017年には議会が大統領の年齢制限を撤廃した。今回の選挙前には、野党支持者数百人が拘束された。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は「野党の活動が不当に制限されている」と非難した。(共同)