経営者は車のドライバーみたいなもの。曲がりくねった道や急な登り下りを猛スピードで走っていると同乗者(従業員)がどんどん疲れ、車酔いしていくけど、自分はなんともないからそれを甘えだと感じてしまう。
でも、運転してる側は次に何が起きるかを誰より正確に予測できるのだから全く条件が違う。次のカーブの角度、勾配、対向車の挙動、路面状況を先読みしながらハンドルとアクセルを操作してるわけだから、揺れやGが来ても予測済みで十分に対応できる。同乗者(社員)側はというと何が起きるかほぼ分からず視覚・内耳・体感の不一致が積み重なって疲弊していく。
経営者が自分は大丈夫なのに従業員が参っているのを見て「みんなもっとタフになれよ」「甘えてるだけだろ」って思ってしまう最大の理由は、まさにこの予測可能性の差(情報の非対称性)から生まれていると感じる。