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Luupと神戸市が「災害時における電動マイクロモビリティ等の活用に関する協定」を締結。市職員の災害時移動をサポート
2025/11/4
Luupは、兵庫県神戸市と「災害時における電動マイクロモビリティ等の活用に関する協定」を2025年10月16日(木)に締結しました。
当日は、神戸市にて協定締結式と意見交換会を実施しました。本記事では、その様子をレポートします!
海と山に囲まれ、国際色豊かな観光スポットが多くの方々を魅了する神戸市は、山手エリアの坂道や広大な湾岸エリアにおけるスポット間の移動など、特有の課題も抱えています。Luupは、環境に優しく手軽な短距離移動を可能にすることから、これらの課題解決に貢献できると考え、2023年3月より神戸市でサービスを開始しました。2025年10月時点で、市内に約230箇所のポートを設置し、地域に根ざした移動インフラとして多くの方にご利用いただいています。
この度、Luupは神戸市と「災害時における電動マイクロモビリティ等の活用に関する協定書」を締結しました。本協定に基づき、災害発生時には、Luupが保有する電動キックボードや電動アシスト自転車などを、神戸市職員の方々の緊急移動手段としてご活用いただけるようになります。これにより、災害対応の迅速化と市民の安全確保に貢献することを目的としています。
今後、以下の事項について連携して協力してまいります。
電動マイクロモビリティ等を活用した、市職員への移動手段の提供
電動マイクロモビリティ等のバッテリーおよびケーブルの提供
その他、両者が協議の上で災害対応に必要と認めた事項

左から、神戸市 危機管理監兼危機管理局長 上山繁氏、Luup 取締役COO 牧田涼太郎
神戸市 危機管理監兼危機管理局長 上山繁氏(以降、上山氏):今から30年前の1995年(平成7年)に発生し、神戸市市街地も甚大な被害を受けた「阪神・淡路大震災」の際に、実際に移動手段として自転車に乗って避難所を回っていました。こういうモビリティがあるのは、非常に有効でありがたいと思っています。今回の協定では、「電動マイクロモビリティ等」という表現になっていて、自転車だけという制限がないというのもありがたいですね。
Luup 取締役COO 牧田涼太郎(以降、牧田):弊社も、日常の移動手段としてだけでなく、災害時にこそ役立つサービスとしても、しっかり広めていきたいと考えています。このような取り組みを通じて社会に貢献したいという思いを神戸市さんと今回の協定を通じて形にできたことを、貴重な機会だと捉えています。改めて、ありがとうございます。

上山氏:私たちの「危機管理局」という部署では、災害対策だけでなく交通安全に関する業務も行っておりまして、その点についても今後色々協力していけそうですね。これまでも安全講習会等を実施してきたと聞いています。
牧田:まさにそうですね。直近では、「交通違反点数制度」に関する安全対策強化についても発表しました(※詳細はこちら)。安全啓発の取り組みはもちろん、商店街への乗り入れ禁止の周知など街の中でのお困り事があれば、我々も色々とご協力できると思っています。日頃から安全に使っていただいて、有事の際には職員の方々に使っていただければと思っています。また、職員の方にも普段から使っていただき、乗り方や交通ルールを習熟いただくことで、いざという時にスムーズに活用できるのではないかと感じています。
上山氏:確かに乗り慣れていないと、いざという時には利用しづらいですよね。
牧田:そうですね。我々としては、使いたいときにストレスなく使っていただけるように車両数も十分に置いていければと思っています。LUUPでは、車両に乗る際に返却ポートを予約しないと鍵が開かず、乗り出せない仕組みになっています。返却ポートの空枠がないとそもそも選択ができないため、広域に点在するのではなく、ある程度狭いエリアの中にいかに密度高くポートを設置されているかが利便性に繋がります。ポート数に比例して車両台数も増えていくので、防災にも役立つよう進めていきたいと思っています。

神戸エリアのポートマップ
牧田:防災とは少しずれますが、2025年10月5日(日)に発生した東急田園都市線の脱線事故で列車が運休した際の代替手段として、多くの方にご活用いただきました。アプリが開かれた数(=潜在的な需要)は通常時の同時間帯と比較して、3倍ありました。いつもの移動手段が使えない時に、代替手段としてこういう街中にあるモビリティが役に立つことが、分かりやすく示された事例だと考えています。
上山氏:利用の需要がピークのタイミングに合わせて車両を用意しておくのは、大変そうですよね。とはいえ、色々な移動手段を用意しておくことは有用ですね。LUUPは特に自由が効く印象があります。
牧田:こういうことがあった時にどうするか、あらかじめ備えておく必要があると改めて認識しました。バスに利用が一極集中してしまうところもあるので、少しでも街中にあるマイクロモビリティが分散させる役割を担えると良いなと考えています。
上山氏:確かにそうですね。
牧田:弊社では、現在は電動アシスト自転車と電動キックボードの2車種を提供していますが、将来的には全世代の方に利用いただける交通インフラを目指しています。そこで、三輪・小型のユニバーサルカー「Unimo(ユニモ)」を開発し、今年8月に発表いたしました。大阪関西・万博にも展示させていただきました。長期的な取り組みになりますが、最終的には街でご利用いただけるように今進めています。
上山氏:今後がどんどん楽しみになりますね。私たちも期待しています。

今後も、Luupは神戸市との連携を一層強化し、市民の皆さまの暮らしと、安全・安心の向上に貢献してまいります。
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