家を建てて終わりじゃない―”ずっと仲良く”が原動力〈営業・中尾敏洋〉

――住宅営業に転身した理由は?
ダイビングのインストラクター兼水中カメラマンや、ウェディングプランナーを経て現在の仕事をしています。タイコウハウスの営業に転職したのは、せっかく関わったお客様とずっと仲良くしたいと思っていたからです。私は誰とでもフレンドリーに接して仲良くなるんですが、結婚式の仕事などで知り合った方だと、その後に会う機会が意外と少ないんです。その点、住宅の営業なら必然的にずっと交流が続くところが魅力でした。
今では、家を建てて10年くらい経つお客様が自宅に遊びにきてくれるなど、仕事をきっかけに楽しいお付き合いに発展することが多いですね。
あと、私は小学生のとき、火星に街をつくるのが夢でした。今は地元で家を建てていますが、やっていることの方向は子どものころの夢と同じなのかもしれませんね。
――家づくりのプロセスで営業の役割は?
家づくりの最初から最後までお客様とお付き合いするのが営業の仕事です。まず、土地探しや予算のお話を進めつつ、現在のお住まいに対する不満や、新しいお家について抱いている理想や不安を私にぶつけてもらいます。お打ち合わせが進むと、途中から設計士やインテリアコーディネーターも加わってプロとしてどんどん提案します。現場監督はお客様のご希望と職人さんの意見を聞いて現場を調整します。この一連の流れを統括するのが営業と言えますね。
――家づくりで心がけていることは?
バランスです。たしかに耐震やデザインはどれも重要ですが、一つに特化してしまうと、ほかの部分に影響が出てしまいます。そのため、ご夫婦の好みや生活スタイルなども総合的にとらえて、そのご家庭に合ったバランスの取り方を心がけています。
もう一つは、お客様からご相談をいただいたとき、できるかどうかを調べたり確かめたりせずに「できません」と言わないことです。お客様のこだわりのポイントは、できるだけ実現したいですよね。だから、前例のない設計や設備の採用にも積極的に取り組むようにしています。
――休日はどのように過ごす?
私は休日には予定を目一杯まで詰め込むタイプです。「仕事がある日より休みの方が大変そう…」と言われることもありますけど、その分だけリフレッシュできていると思います。
家族で移動しているとき、少し遠回りでもお客様の新築現場の前を通って子どもたちに見せることもあります。「父ちゃんが建てる家、すごいよね」なんて言われると、心がちょっと潤います。