刑務所の作業報奨金はいくら?一等工の時給がコレ!
刑務所の受刑者は懲役刑だと刑務作業をおこなう義務があります。禁固刑の場合は刑法上の義務はなく刑務作業は任意となる。
(令和7年6月から懲役刑と禁固刑が廃止になり拘禁刑に一本化、全ての受刑者に必要性に応じた刑務作業をおこなわせることができる)
そこでこの記事では、刑務所の作業報奨金はいくら貰えるのか、一等工の時給はいくらなのかを詳しく解説します!
等工別の時給は?
等工とは、配役された工場での評価ランクのような指標で、刑務所ではこの等工が上がるにつれて時給も上がります。
私達は会社などで給料として働いた分のお金を貰いますが、刑務所では給料のことを作業報奨金と言います。
作業報奨金は一ヶ月に1回貰えます。刑務所で使用しなければ出所時にまとめて現金として手渡しで貰えます。
等工は1〜10等工まであり最初は10等工からスタートします。
等工別の時給
1等工:時給60円
2等工:時給52円
3等工:時給44円
4等工:時給36円
5等工:時給30円
6等工:時給24円
7等工:時給18円
8等工:時給14円
9等工:時給10円
10等工:時給7円
※喜連川社会復帰促進センターの場合
刑務所によっては各等工で数円の誤差はあるかと思いますが、どこの刑務所も大体こんな感じで推移します。
10等工はどこの刑務所も時給7円前後のスタートとなり、最大の1等工は時給60円前後となります。
時給はこれ以上に上がることはありません。
刑務作業は一般の生産工場は平日のみで、一日の労働時間は実質5時間程度です。
10等工なら一日に貰える金額は35円前後で、1等工なら300円前後となります。
プラスαで時給以外に特別手当が付く工場もあります。経理工場の衛生係、炊場、内掃などです。
経理工場の中には作業時間も通常より長くなる工場もあったり、完全な免業日(休日)も月に1〜2回となる工場もある為、その分貰える作業報奨金も多くなります。
等工はどのくらいの頻度で上がる?
10〜8等工までは懲罰を受けなければ原則一ヶ月ごとに上がります。
7〜4等工までは懲罰を受けなければ原則三ヶ月に1回上がります。
3〜1等工までは作業スキルや作業態度などを総合的に評価して不定期に上がります。
4等工までは普通に作業をこなしていれば誰でも簡単に上がります。4等工になるまでに平均1年半程の時間を要します。
1等工までは早い受刑者で3年程です。
作業内容はそこまで難しいものではないので、完璧に覚えて真面目に作業をしていれば遅かれ早かれ何れは誰でも1等工まで上がることが可能です。
刑期が2年程度だと1等工まで上がることは不可能となります。刑期が4年前後はないとなかなか1等工まで上がるのは難しいですね。
まとめ
1等工になると一ヶ月で6000〜12000円程度は貰えます。
経理工場の衛生係、炊場、内掃などの受刑者は、一年間で10万円以上貯めることも可能なので刑務所とは言え馬鹿にはできません。
特に長い刑期を務める受刑者にとっては、シャバに出た時の大事な資金源となるのでとても有益なお金となります。
お給料として貰える作業報奨金は購入リストにある生活用品やお菓子などを購入することができます。
但し、雑誌、漫画、小説などの本は作業報奨金では原則購入できません。
その為、刑務所には必要最低限のお金は持っていったほうが良いです。
懲役3年前後であれば5万円もあれば月に1回好きな雑誌や本を数冊購入できるので刑務所で生活するには十分足りますね。


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