連載

追跡 公安捜査

ある中小企業を襲った冤罪事件で、公安警察の捜査に疑念が持たれています。その内幕を追跡してきた記者が取材録をつづります。

連載一覧

追跡 公安捜査

冤罪事件起こしても「逃げ切り」に一石 捜査幹部に求償の「奥の手」

東京都監査委員が警視庁に捜査員個人への求償権を行使するよう勧告したことを受けて記者会見する大川原化工機代理人の高田剛弁護士(左)ら=東京都千代田区で2026年1月16日午後5時半、安達恒太郎撮影
東京都監査委員が警視庁に捜査員個人への求償権を行使するよう勧告したことを受けて記者会見する大川原化工機代理人の高田剛弁護士(左)ら=東京都千代田区で2026年1月16日午後5時半、安達恒太郎撮影

 化学機械メーカー「大川原化工機」(横浜市)の冤罪(えんざい)事件で東京都が支払った約1億8500万円の損害賠償を巡り、都監査委員は16日、警視庁公安部の幹部と捜査員の計3人に対し、賠償額の負担を求める求償権を行使するよう警視庁に勧告した。違法捜査を巡り、捜査幹部や捜査員の個人に賠償責任があるとする判断は異例とみられる。

 冤罪事件を起こしても、国家賠償法は公務員個人に代わって国や都道府県が賠償責任を負うことを原則としているため、今回のように捜査員個人に金銭的な支払いの矛先が向かうのは極めて異例だ。東京都監査委員の勧告は、捜査機関によ…

この記事は有料記事です。

残り572文字(全文841文字)

全ての記事が読み放題

冬得最初の1カ月無料

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。

あわせて読みたい

この記事の特集・連載

この記事の筆者

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月