【近鉄】結局、大阪線の区間急行はどうなるかを妄想する
⚠妄想して楽しむ記事ですので、内容を鵜呑みにしないでください。
まもなくダイヤ変更の概要が発表されると思われる近鉄ですが、新設が噂される大阪線の区間急行について、今一度考えてみて、当たっているかどうか楽しみましょう。
なお、目撃情報からの前提は以下とします。
・行先は「大阪上本町、五位堂、大和八木、榛原、名張、青山町」のみ
・高安に停車(名張行きにおいて「この車両高安まで」があるため)
・区間準急は存続(河内国分幕が新設されたため)
・「急行五位堂」幕が新設されている
そもそもとして、種別の新設には莫大な費用がかかります。
幕の更新、反転フラップ案内(ソラリー)の更新、車両側やLCD・放送などを含むすべてのシステムの更新、などなど……。
それでも種別を追加するというのですから、ものすごい利用者が急増しているか、もしくは設定することで大幅なコスト削減が見込めると考えられます。大阪線は正直、ものすごい利用者が急増している路線ではありませんので、後者の理由が妥当です。
それを踏まえたうえで、「ラッシュ時限定か、データイムに設定されるか」を考えてみます。
まずラッシュ時については、高安解放幕がヒントになりそうです。
朝の上りで運転される「8両編成の快速急行」の折り返しを区間急行とし、高安で2両または4両を切り離しすることで、現状の高安行き8両準急を急行系にまとめることができます。
また、現在名張で2両を解放している編成を高安で解放する、などの運転区間短縮も考えられます。
「日常的に高安駅での増解結が始まるのか?」という意見も一部ありましたが、名張行きにしか解放幕がないことから、あくまでラッシュ時間帯のために作成した可能性のほうが高い気がしています。
これにより、8両編成の快速急行の廃止もとりあえず無さそう(※)というのが分かります。減便はあるかもしれませんが……。
夕方についても、上りを区間急行として高安で増結し、(少なくなりましたが)8両編成の下り快速急行に充当も可能です。
(※)伊勢志摩お魚図鑑がある関係上、快急を廃止して6両編成に統一すると5両分の輸送力しかない列車が生まれてしまうため、少なくとも朝上りの快急廃止はできないと思われる。
ということで、わざわざ高安解放幕を作成した以上、ラッシュ時間帯については(少なくともラッシュと逆方向の列車では)設定されそうです。
なお、早朝・深夜については格下げという形で現在の急行の代わりに設定されてもおかしくありません。こちらは割愛します。
さて、問題のデータイムを考えてみましょう。
まず行先に「伊勢中川」などが無いことから、停車駅の議論は別として仮にデータイムにすべての急行を区間急行に格下げするのであれば、名張で系統分離が必須になります。
青山超えをする「伊勢中川行き」「五十鈴川行き」を近鉄がどこまで維持したいかによりますが、ラッシュ時はともかく、正直データイムであれば分離されてもおかしくない状況です。(個人的には、系統分離されてもいいので伊勢中川~五十鈴川間の急行の本数を名古屋線系と合わせて毎時2本に戻してほしいと思っているのですが……これはただの願望)もし急行と区間急行を併用する場合、またはデータイムに区間急行を一切使用しない場合は、青山超えの急行は残ると考えられます。
今まで直通だったため無くなると不満も出そうですが、冷静に考えればとんでもない距離(しかも山岳)を走っていますので、分離されても仕方ないというか。
JR東海道線の「朝夕は米原や浜松まで直通する列車もあるが、基本的には豊橋と大垣で系統が分離されているよね」といった形になると考えると、しっくりはきます。
あと、名張で系統分離をすると「名張以東の急行を増結・解放なしで4両に減車して運用できる」近鉄側のメリットもあります。
というのも、大阪線は1A系2編成を除いて車両更新の予定が27年度末まで無く、古参である大量の2両編成が放置されている状況です。それらをあまり走らせたくないのではと……。詳しくは下記もご覧ください(宣伝)。
続いて、活発な予想合戦が行われている停車駅を考えてみます。
主な論点は以下になるでしょうか。
【1】高安に加え、八尾・河内山本にも停車するか(いわゆる八尾3駅)
【2】「五位堂以東各駅停車」はありえるのか
【3】二上駅停車はあるのか
まず【1】八尾3駅について。
個人的には「減便目的であれば、八尾3駅はすべて停車」だと推察します。
八尾3駅は利用者の多い順に 八尾>河内山本>高安 となっており、高安だけに停める意味は正直ありません。
もし高安だけ停車の場合、八尾と河内山本のために結局区間準急を設定しなければならず、コスト削減が目的であればものすごく非効率です。
八尾3駅に停車となれば、現状の「急行3+区間準急3」を「区間急行4」などに併合でき(この場合、区間急行は八尾3駅+既存の急行停車駅という想定)、ほぼ全駅で優等列車を増発したうえで運用数の削減が可能になります。
浮いた分で普通を増発してくれれば、長瀬駅の混雑緩和にも役立ちます。
一方、現行のダイヤをほぼ維持したうえで急行→区間急行の格下げのみ行い、区間準急と併用する場合は高安のみ停車もありえます。
ただ、そこまでするなら素直に3駅停めたほうがいいのではと個人的には思わなくもないです。
続いて【2】五位堂以東各駅停車について。
こちらはデータイムは使わず快速急行と併用する場合、もしくはデータイムに既存の急行と併用する場合にある程度考えられます。
「区間急行には大和朝倉行きの幕がない」点も考慮する必要があります。
ラッシュ時に快速急行と併用する場合は特に問題はありませんが、データイムに急行と併用する場合は大和朝倉行きが欲しくなる場合もあるのではないかと。
もちろん「急行1+区間急行2で、大和朝倉以遠も3本維持だから大和朝倉行きは不要」というスタンスであれば理解はできますが、どちらにせよ五位堂~桜井で通過駅がある列車は当たり前ですが減少します。
大和八木をどこまで重く見ているか、ということになるでしょうか。橿原線は急行毎時2本+普通毎時4本なので、せめてそのくらいの本数はほしいところ(逆に橿原線の本数に合わせに行く?)。
なお「五位堂行きの設定があるから、五位堂以遠各駅停車は無い」という謎の論旨もあるみたいですが、五位堂が車庫を有する駅であるためそうとは言い切れないと思っています。入庫運用を作りたいこともあるでしょう、3両の富吉行き準急みたいに。
そもそも「急行五位堂」も新たに作られている時点で、五位堂止めを作りたい気持ちがあるのでしょうし、終電用かもしれないですし。
最後に【3】二上駅に停車はあるのか。
二上駅は近年で利用者数がかなり伸びています。また、五位堂への特急停車に関して資金援助を行っている香芝市に存在しており、合わせて区間急行が停車すれば喜ばれるでしょう。
ただ、こちらは「急行をすべて置き換えるようなダイヤなら停車しない、それ以外ならワンチャン」くらいでしょうか。
河内国分~五位堂の普通・区間準急については、数年前のダイヤ変更で毎時4本に増発されています。これがもし二上駅だけを考慮した結果であったのなら、今回で毎時3本に戻したうえで二上駅には区間急行を停車させるというパターンは無くはないかもしれません。
これは「区間準急河内国分行きの幕が追加された」点とも一応つながるのですが、ただこの幕は「列車によっては(普通ではなく)区間準急を河内国分行きで運転したい時もあるよね」程度の追加かも……。
以上、運行時間帯と停車駅について妄想をまとめてみました。
結局どれが本命なの?というのは正直パターンが多すぎて難しいです。どれか一つでも当たればいいなというテンションでおります。
ただ、冒頭で「コスト削減」について述べましたが、個人的には車両運用を大幅に変更したいがための改変ではないかと感じています。
2両編成のくだりでも触れましたが、大阪線の車両更新は27年度末まで8両しかなく、古い車両が取り残されてしまいます。
現役バリバリではありますが高齢なのも事実。なるべく延命して使うか減車するかしかなく、コスト削減とはすなわち車両運用の最適化ではないかと。
いずれにせよ、まもなく"正解"が発表されると思いますので、座して待ちましょう。
そしてなにより、実際の利用者の方が「ものすごく便利になったとは言わずとも、何かしらのメリットは享受できる」ようなダイヤになることを祈っております。
……遠距離客も減っているし(名古屋線等と違い)大阪線はダイヤが歪になりがちだし、近鉄側も大変なのは承知です。


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