韓国警察、民間人から事情聴取 北朝鮮へ無人機飛ばした疑い

北朝鮮国営の朝鮮中央通信が10日に公表した無人機の写真。北朝鮮は、韓国から飛来したと主張した=朝鮮中央通信・朝鮮通信 拡大
北朝鮮国営の朝鮮中央通信が10日に公表した無人機の写真。北朝鮮は、韓国から飛来したと主張した=朝鮮中央通信・朝鮮通信

 韓国の偵察用の無人機(ドローン)が北朝鮮領空に飛来したと北朝鮮が主張した問題で、韓国の警察当局は16日、この無人機を飛ばした疑いで民間人から事情聴取をした。聯合ニュースが伝えた。北朝鮮側が強く反発したが、韓国軍は関与を否定。韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は徹底した調査を指示していた。

 北朝鮮側の声明によると、無人機は今月4日と昨年9月に韓国から飛来し、北朝鮮の領空を飛んだ。無人機には撮影装備が搭載されていた。

 一方、韓国の大手テレビ局「チャンネルA」は16日、30代の男子大学院生がこの無人機を北朝鮮に飛ばしたと伝えた。大学院生は近く警察に出頭する意向を示したうえで、同日に警察の事情聴取を受けたのは自らの依頼で無人機を改造した知人だと主張した。

 大学院生は「昨年9月以降、3度にわたり無人機を北朝鮮に飛ばし、6時間後に戻るよう設定したが、2機が戻ってこなかった」と説明した。大学院生は、昨年11月に北朝鮮南西部・開城(ケソン)の上空で撮影したものだとする写真もチャンネルAに提供した。

 また聯合ニュースと大手紙「朝鮮日報」は16日、この大学院生が尹錫悦(ユン・ソンニョル)前政権時代に契約職員として大統領府報道官室で勤務した人物だと報じた。【ソウル福岡静哉】

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