友人たちと旅行に行ってきた
友人たちと2泊3日で東京へ旅行に行ってきた。
メンバーは私といつもの友人を含めた計4人。
全員小学校の頃からの仲なのでかれこれ20年近い付き合いになる。
友人たちとは付き合いこそ長いがいつも同じような遊びばかりしているので思い出をさかのぼってみても記憶の中の風景がほとんど変わらない。
そのため近年は意識的に「おれたちまだこれやってないよね」という遊びにも手を出しており今回の旅行もその流れに端を発する。
メンバーの中には既婚者もいるしこういうのは行けるときに行っといたほうがいいと思うので良いタイミングだっただろう。
1日目、最初の目的地は『鴨 to 葱』というラーメン屋だった。『かもとねぎ』と読むらしい。
旅行の目的地は事前に各々が行きたいところをリストに自由に提案していき、そこからどうしても行きたい場所や他の人も興味をもった場所などを基準にしてなんとなくのスケジュールが決められた。
この店を提案したのは既婚者で、過去にも食べたことがあってそのときに痛く気に入ったらしい。どうやら人気店らしく、我々が行ったときもかなりの長い列ができていた。
食べてみるとなるほどこれはたしかに美味しい。私は味についてコメントするのが下手なのでどう美味しいのか説明するのが難しいが、とりあえずなんかうまかった。
同じ卓に座ったオバケ(以前オモコロ記事でオバケの役として協力してくれた)は『飲める親子丼』なるものも注文していた。一口もらったが「まあ、飲もうと思えば、」と感じた。
鴨to葱で昼食を終えると、次は秋葉原に行った。
アトレ秋葉原には『ラブライブ!』のショップがあるのでそこを見ようとしたらちょうど『ガールズバンドクライ』のポップアップショップが開催されていた。ガルクラは最終回が放送されたあとくらいにサブスクで視聴したがかなりアツくて良かった。
ラブライブ!のショップでは友人がなにを買うかさんざ悩んだ挙句、高坂穂乃果ののぼりとほか数点グッズを買っていた。
ラブライブ!シリーズに対して興味はあると話しながらも作品を視聴してこなかった友人だが、知らない間にめちゃくちゃハマっており、旅行当日の朝に全シリーズのアニメ、アプリ内ストーリーを見終わったという話をきかされて「すげえな」と思った。
アトレを出たあとも、メガニケストアやらカードショップやらを巡りしっかりとオタクの旅行をやっていたのだが、ここでひとつ、私にちょっとした考えがあった。
ここいらで少し趣向を変えてみてもいいのではないだろうか。
秋葉原に到着してこっち、我々は存分に街の魅力を堪能しておりまさしく水を得た魚ではあるが、しかしいささか視野が狭くなっていやしないだろうか。秋葉原はオタク文化に長じているとはいえ、それだけがこの街の魅力ではないはずだ。
加えて旅行当日の東京の気温はかなり高く、大きな荷物はすでにホテルに預けて身軽になっているとはいえ、店と店をわたるだけでも暑さで体力を奪われていくような状態だった。9月とはいえ熱中症のリスクがあるなかで、楽しい旅行に水を差すような展開は好ましくない。
ということでクールダウンも兼ねて、適当にふらと入ったお店でお茶でもしてひと休み、というのもなかなか乙ではないだろうか。ちゃんと調べておくのも間違いがなくていいが、あえてなにも見ずにアドリブで動くことによって旅にライブ感を添えられるだろう。
ということでどこかにいい店はないかとあたりを見渡すと偶然カフェの看板を見つけたのでこれは僥倖とばかりにそのまま店内へ。
店内の様子は、木造りの内装が落ち着いた空気感をかもしており、壁には素人目に見てもこれは上等と思わせる絵が額に入れて飾られていた。
BGMにはどこか聴き馴染みのあるメロディが流れておりこれがまた心を落ち着かせるのに最適で、気を抜くとあわやそらんじてしまうほどであった。
さて、そうこうしているうちに注文した商品が運ばれてきた。
「お待たせしました。"ミナリンスキーのちゅんちゅんスペシャルバースデーアイスティーフロート"です」
えっ!!?"ミナリンスキーのちゅんちゅんスペシャルバースデーアイスティーフロート"!!??!???!??!!!?
ということで行ってきました、
"南ことり Birthday Cafe 2024"。
旅行の1週間前くらいにこのコラボカフェの開催が発表されたときには、これはもう行くしかないと天命に近いものを感じた。
いろいろと言いたいことがあるがひとまず言いたいのはこの立ち絵が良すぎる。南ことりはふつうに好きだが、ちょっとこのイラストは飛び抜けている。もしかして黄金比とかになってるんじゃないか。
1年生の立ち絵が増えるのも嬉しい。本当のところでいえばメンバー全員分の新規立ち絵があるといちばん良いのだが、それが叶わなかったとしてもまきりんぱなという並んでいるだけでも嬉しくなるメンツが揃ったことで満たされる心がある。
店に入る前に撮ってもらった写真だが旅行中の写真の中でもまあまあ気に入っている。
ドリンクと一緒に注文しておいた"ことりのおやつにしちゃうぞプレート〜2024年はぶる〜べりぃ♡れあちーずのアイス付き♡〜"と"まきりんぱなの1年生パフェ"もきた。この無敵感たるや…。
グッズも買った。μ'sでいちばん好きな小泉花陽さんのアクスタはまず買うとして、ちょっと今回の新規イラストが本当に好きすぎるので南ことりさんのものも購入した。
また、あくまでこのコラボカフェがメインの目的なので副次的なものではあるが、この日人生で初めてメイドカフェというものに行った。
メイドカフェというものに対して事前のイメージでは語尾にニャンをつけることを強要されるのではないか、愛を込めないと食事をさせてもらえないのではないかといった懸念があったが、このとき行った『キュアメイドカフェ』ではそんなことはなく、あくまでふつうの飲食店で店員がメイドの格好をしているといった感じだった。
一方でメイドカフェにきたと感じさせる場面もあった。グッズを購入するお会計の際にメイドさんが「花陽ちゃんが一点、ミナリンスキー先輩が一点、ことりちゃんが一点…」という風にちゃんと人物への敬称を使い分けていてこれはかなり良かった。彼女らにとってミナリンスキーさんは先輩にあたるんだと、ここでメイドカフェという概念が強まった気がした。
コラボカフェを満喫したあとは神田明神に行った。いわゆる聖地巡礼だ。
友人も聖地の空気を楽しんでいたが着いたときにはやや陽が傾き始めていたので「明るいときも見たかったな」とそこは少し残念そうにしていた。
神田明神の次は秋葉原のアニメイトに行った。
店内のモニターで『学園アイドルマスター』のMVが流されており、学マスを遊んでいる既婚者に「これすごいよ」と促され月村手毬なるキャラの『Luna say maybe』という楽曲のMVをみた。
本当にすごいと思った。アイマスというコンテンツをナメているつもりは全くなかったのだが、それでもここまでくらってしまうと軽んじていたと認めざるを得ない。曲が終わり、隣にいた既婚者に「すごすぎないか」と感想を伝えると月村手毬の人となりを補足説明してくれたのでそれをきいて改めて「すごい」と思った。
そのあとはこれも聖地になるがUDXに行き建物内の飲食店で夕飯を食べた。優木あんじゅも注文した牛タンが運ばれてきたら「完全にフルハウス」とか言ったりするんだろうか。
ホテルに戻ると遊戯王(2011年3月環境)をして遊んだ。界隈ではゲートボールと称される過去のカードプールでのデュエルだ。徹頭徹尾オタクすぎる。
これもめちゃくちゃいい写真だ。この日は一日を通して全体的にオタクの修学旅行をやっていた。
2日目は江ノ島に行った。なぜ江ノ島なのかの説明はもはや必要ないと思う。
江ノ島エスカーに乗って山を登り、道中の景色や神社も見つつ『江ノ島シーキャンドル』という展望台を目指す。
旅行の前日まで土日の東京や江ノ島の天気はあまりよくない予報だったが、当日にはすこぶる快晴だった。道中は苦しい暑さであったがこの景色が見られたのだからやはり晴れてよかった。
また、展望台は風が吹いて涼しかったので暑さを気にせずロケーションの素晴らしさに意識を向けることができた。
来る前は江ノ島でしらす丼を食べると息巻いていた友人だがこの日はしらすの不漁やらなんやらで食べるタイミングを逃し続け、結局しらす丼は食べられなかった。帰り道で友人は「まあ虹夏ちゃんもしらす丼食べられなかったし…」となにやら自分に言い聞かせていた。
正直なところ、はじめは江ノ島ってなにをすればいいのかよくわからなかったのだがいざ来てみると適当に歩くだけでも楽しめた。とくに展望台から見える海や街の景色が良かったのであそこはもっと長居してもいいなと思った。
夕飯はもんじゃ焼きを食べた。もんじゃ焼きが好物だというオバケのリクエストだ。
オバケと友人はもんじゃを焼くのも好きらしく、私はもんじゃを食べるのはこれが初めてで、既婚者は初めてではないもののあまり自信がないということで心得のない2人はヘラを託すことにした。
焼くのが好きとはいえ一方的に労働を強いるというのもフェアではないので、見ている2人はもんじゃを焼く2人に「ふざけるな」「下手くそ」「やめてしまえ」「あほ」といった具合に思いつく言葉をかけ続けた。
正当性のない非難を浴びて指をやけどまでしながらもんじゃを焼いてくれた友人。彼らが苦労してこしらえてくれたもんじゃは美味しかった。
2日目の夜は『ラビスタ東京ベイ』というちょっと良いホテルに泊まった。
1日目のホテルもいい感じだったが、このラビスタ東京ベイもなかなかリッチな感じがして良い。
"大人の旅行"という感じだ。
ふだんあまり意識することはないが、こういうホテルに泊まることができる程度には私もちゃんと"大人"というものをやれているのかもしれない。
プレイする遊戯王にも箔がつくというものだ。
3日目の朝、早くに目が覚めると友人の姿がどこにもなかった。
私が起きたのと同じくらいのタイミングでオバケも目を覚ましたので2人で朝風呂に行った。
大浴場には露天風呂がついており、前日の夜景も良かったが早朝の街並みを眺めながら浸かる風呂というのも非日常という感じがして気持ちが良かった。
朝風呂を終えて部屋に戻るといつの間にか友人も部屋にいた。きけば我々よりも早く起きて1人で秋葉原に行っていたらしい。彼は明るい神田明神が見たかったのだ。
記念に“排除(エリミネイト)"をした。
ホテルをチェックアウトしたあとは銀座のお菓子屋さんに行った。
「篠澤広という人物はすごい。彼女はすごく勉強ができるので科学者とかになれば間違いなく成功するのだが本人がそれを良しとせず、あえて自分にはまるで適性のないアイドルという道を選んでいる。彼女がアイドルを目指す理由は「自分にいちばん向いてなさそうだから」というものだがこれはいわば表向きの理由で、ストーリーを進めればもうひとつの理由も明らかにされる。これがまたすごくて、「アイドルってそういう理由で目指していいんだ」という気持ちにさせてくれる」
行きのタクシーの中で既婚者が学マスのキャラについて熱弁をふるっていた。野暮を承知で「そのもうひとつの理由というのはいまお前からきいてはいけないのか」と尋ねると顔をしかめて「これは自分でやったほうがいい」と言われた。なので近いうちにアプリをインストールしようと思う。
銀座のナガノマーケットにも行った。平日にもかかわらず客がまあまあいてその人気ぶりがうかがえた。
そんなこんなで2泊3日の東京旅行はあっという間に終わった。気心の知れた友人たちと行動を共にするのはふだんとは違った楽しさがあり、旅の終わりの名残惜しさもひとしおであった。
こんなの何回やってもバチは当たらないのだからいずれまた彼らと旅行に行きたい。


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