キハ185系ディーゼル車2両をJR九州へ譲渡 JR四国
福家司
JR四国は、キハ185系特急形ディーゼル車2両をJR九州に譲渡した。同形車の譲渡は34年ぶりで、JR九州では特急「ゆふ」を中心に使う方針という。
キハ185系は1986年から88年にかけ、四国に52両が配備された。一時は特急の主力車両として活躍したが、新型車の登場で余剰になり、92年に20両がJR九州に譲渡された。
その後も185系で運行されていた牟岐、徳島、高徳線の特急が一昨年から昨年にかけて廃止や減便となったことなどから、88年製の2両が余剰となった。JR九州に伝えたところ、譲ってほしいと求められたという。譲渡額は非公表。
JR九州によると、キハ185系は現在、久大線の「ゆふ」、豊肥線の「九州横断特急」、観光特急「A列車で行こう」などで活躍している。特に「ゆふ」の利用客が増えているため、追加の車両を求めていたという。
車齢が40年近くの国鉄型車両が譲渡されるのは珍しく、2両は「第二の人生」を送る九州に向かって14日夜、電気機関車にひかれて高松駅を出発した。その様子を多くの鉄道ファンが見守った。