- アメリカはベネズエラのマドゥロ大統領を捕らえる作戦の一環として、空爆を実施した。
- 衛星画像が、カラカス南部の軍事施設で被害が発生したことを示している。
- 宇宙情報企業のヴァンターが撮影した画像には、多くの建物が破壊された様子が映っている。
最新の衛星画像によって、アメリカがベネズエラのニコラス・マドゥロ(Nicolás Maduro)大統領を捕らえるための奇襲作戦の一環として攻撃を行った結果、首都カラカスにある軍事施設で被害が生じたことがわかった。
Business Insiderが入手した、アメリカの宇宙情報企業ヴァンター(Vantor)が1月3日に撮影した最新の画像は、カラカス南部のフエルテ・ティウナにあるベネズエラ軍の施設周辺で被害が生じていることを示している。
フエルテ・ティウナは重要な軍事施設で、国防省や主要司令部、公邸、その他の主要な戦略的インフラが置かれている。ここはアメリカ軍の作戦における主要な標的だった。
衛星画像からは、施設内の倉庫や装備(複数の車両を含む)に甚大な損傷が生じていること、また施設のゲート付近にある警備棟が破壊されていることが明らかになった。
ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は1月3日、アメリカがマドゥロ大統領を逮捕し、ニューヨークで麻薬関連容疑で裁判にかけるため、同国から連れ出すという非常に複雑な襲撃作戦を実行したことを明らかにした。ホワイトハウスは8月、マドゥロ大統領に5000万ドルの懸賞金をかけた。
この大胆な作戦は2日深夜に開始され、翌日の早朝まで続いた。戦闘機、偵察機、爆撃機、無人機などによる部隊がベネズエラの防空施設を攻撃し、逮捕する部隊がマドゥロ大統領の位置を特定するための道を開いた。
ベネズエラ政府はアメリカ軍が軍事施設と民間地域を標的にしたと主張し、攻撃を強く非難した。ソーシャルメディアで共有された映像には、カラカス上空を飛行するヘリコプターと、市内での大規模な爆発と煙が映っていた。
統合参謀本部議長のダン・ケイン(Dan Caine)はフロリダ州で記者団に対し、アメリカの法執行官を含む逮捕部隊が激しい銃撃戦の中、マドゥロ大統領の要塞化された邸宅に突入し、大統領とその妻を拘束したと述べた。
トランプ大統領は、襲撃で複数の軍関係者が負傷し、ヘリコプター1機が被弾したと明かした。しかし死者は出ず、装備の損失もなかったと付け加えた。マドゥロ大統領はニューヨーク移送に先立ち、海軍の強襲揚陸艦「イオー・ジマ」へ移送された。