【独自】新スタジアム整備をめぐる非公開協議 情報開示請求で入手した秋田市とJリーグのやりとりを詳報①
秋田市での新スタジアム整備をめぐり、2025年11月、市はJリーグ側に、整備計画の検討状況を説明しました。
当時は新設と改修、それぞれの整備手法に関して検討を進めていた時期でしたが、Jリーグ側は、市側との非公開の協議の中で、検討状況や施設の収容規模に対し、数多くの指摘を行っていました。
秋田市への情報開示請求で入手した両者のやりとりを詳報します。(全3回の1回目)
※注意※
語尾・表現・わかりにくい内容等は一部修正しています
【協議日時】
2025年11月10日(月)午後1時~午後3時15分
【出席者】
■Jリーグ・クラブライセンス事務局担当者 3名
■ブラウブリッツ秋田 3名
■秋田市 6名
■市の委託で事業費等の試算を行った設計事務所担当者 3名
①冒頭~Jリーグが改修案に難色
<Jリーグ>
「今日の打ち合わせのゴールはあるのか。頂いた意見の意見交換か」
<秋田市>
「資料の内容について、現時点でのJリーグの意見をいただきたいと考えている」
<Jリーグ>
「改修案の金額を伏せているのはなぜか」
※注)当時は新設案の事業費が先行して判明していた
<秋田市>
「本来は金額を出したかったところであるが、屋根部分は特殊な構造となり、実情に応じて積算しなければいけなかったため、中間報告までに確定的な金額は出せなかった」
<Jリーグ>
「改修の方が高くなりそうなのか」
<秋田市>
「改修といっても、残る部分はメインスタンドの構造部分だけで、ほぼ新築のようなもの。全体に占める改修部分はかなり小さいため、あまり有意差はないと思っており、例えば新設の7割になるといったイメージではない」
<Jリーグ>
「スポーツに理解のない方、興味がない方も多くいらっしゃるので、既存のスタジアムがありながら、隣に新しいスタジアムを造ることが凄く難しいことは理解。改修を検討するプロセスが必要だということも理解」
※この後 一部非開示(黒塗り)
「スタジアム基準はボトムライン。最低限これでやってもらわないとプロの興行としてふさわしくないと定めたもの。(ライセンス取得条件の)基準にギリギリ引っかかるから、Jリーグのスタジアムとしていきます…というのは、既存のスタジアムを活用することに関してはありかもしれないが、お金をかけて改修、新設という時に“ギリギリ引っかかるかもしれないからいけますよね”というのは、どうかと思う」