開放の校門から不審者 高校生PTSDに あの事件の教訓どこに
毎日新聞
2023/12/13 11:00(最終更新 12/20 17:57)
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この春、愛知県内の公立高校の部室に不審者が侵入した。女子生徒(16)が逃げる途中に階段で転倒し、全治4カ月のけがをした。学校は「改善すべき点があった」として、事件後に防犯カメラを設置した。だが、校門は事件後も変わらず開け放たれたままになっている。「あの事件」の教訓が生かされていない――。専門家は警鐘を鳴らす。
突然ドアが……
事件は4月11日に起きた。時刻は午後7時を過ぎていた。愛知県西尾市の県立西尾東高校の部室。2年の運動部マネジャー、美玲さん(仮名)が片付けなどをしていると、突然、ドアが開いた。
「早く帰りなー」。男の声がしたが、すぐにドアが閉まったため、顔は見ていない。美玲さんがすぐにリュックを背負い、外へ出ようとした瞬間、再びドアが開き、男が立ちはだかった。
電気が消えた薄暗い部屋で男は声を発することもなく、スマートフォンのライトを照らせというジェスチャーをした。明かりをつけると、男は下半身を露出していた。
「きゃー…
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