【報ステ】斎藤氏「総理候補は野田代表に」『中道改革連合』野田氏・斉藤氏生出演
新党が掲げる“中道”とは?
大越健介キャスター 「こうした批判は何も自民党だけではなくて、ちょっと首をかしげる向きがあるのもまた事実だと思うんです。そこで伺いたいのは“中道”という言葉の意味なんですね。我々、政治を長く伝えてくるとよく出てくる言葉ではありますが、主に公明党さんが使ってきた言葉だったように歴史的には思います。ただこの中道、あくまで野田さんも16日の会見で仰ったように、姿勢であって形であって、何を目指すかという明確な目標とか政策とはまたちょっと違う。これをどう有権者にかみ砕いてもらうのか。野田さん斎藤さんの順で伺いたいんです。この中道とは何なのか」 立憲民主党 野田佳彦代表 「中道というのは政治の位置がど真ん中にあるということだけではなくて、これはやっぱり理念、考え方として、国家であるとか、あるいは極めて個性的で強いイデオロギーとかに、人間が従属するんじゃなくて、個人の尊厳、人間を尊重していくというところに軸足を置いているというのが中道だと思います。ということは、今、非常に分かりやすいのがね、株が上がってるじゃないですか。一方で為替の方を見ると残念ながら円安が続いていて物価高でしょう。資産を持っている人たちにとってはプラスです。だけど、そうじゃない人たちにとっては、これ極めて厳しい状況じゃないですか。その時に強い経済といって株価が上がって、それでも恩恵を受けないで、逆に苦しむ人たちがいるじゃないですか。だとすると、生活者の視点に立つとこれは危機的な状況だと。その危機に対して具体的な政策で、その課題を乗り越えていこうというのは、中道の生活者ファーストの考え方だと思います」 大越健介キャスター 「斉藤さん今、極端なイデオロギーに乗っかり過ぎないというような趣旨のお話もありました。これはあれですか。高市政権に対するアンチテーゼの意味も含んでいるんですか」 公明党 斉藤鉄夫代表 「そういう意味合いはありません。我々が考える中道は、まさに今、野田さんが仰ったような基本理念のもとで、具体的には今の日本の状況に鑑みれば、1つは、まさに個人の生活に焦点を当てた生活者ファーストということ。それから世界に目を転じれば日本の平和を守る、国際協調主義のもとで、もちろん必要な防衛力は必要です。しかし、どの国とも戦略的意思疎通といいましょうか、そういうパイプはしっかり残して、絶対に戦争にならない。ちょっとした出来事を紛争に拡大させない。そういう平和のシステムを作り上げていく、日本の平和と生活者ファースト、これが具体的な、もっともっといっぱいありますが、端的に言えばそういうことかと思います。中道は理念を、改革はその中道の理念をどう政策にしていくかという行動を表してると思います」 徳永有美キャスター 「野田さんにお伺いしたいんですけれども、ただ今、国際情勢が非常に緊迫している中で、中道という言葉が“理想論”に聞こえてしまう可能性もあると思うんです。有権者の方々からこの中道という言葉に信を託してもらうためには、どんなことが必要だと思われますか」 立憲民主党 野田佳彦代表 「中道と言っても、今の安保環境の問題を含めて、外交については現実的な外交安全保障政策をやっていこうと。理念としては個人に軸足を置いていますけれども、理念の中にはそれぞれの人々の生存、命を守ること、ということも入ってきます。当然のことながら、外交政策においても、厳しい安保環境の中でどう対応するかという政策を打ち出していかなければいけないと思ってます」