関野和寛@チャプレン/牧師

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関野和寛@チャプレン/牧師
@kazuhiro_sekino
死を迎える人、病の人々の側にいるチャプレン(聖職者)。 精神科病棟、レベルワントラウマセンター。 米国ミネソタ州ルター派牧師。ロックを奏で キックボクシングで身体を鍛え言葉を紡ぐ。Note note.com/chaplain69past

関野和寛@チャプレン/牧師’s posts

私が働いているミネソタ州の病院職員のコロナワクチン接種率約7割(二度目含む)州住民の接種率は4割。それでもワクチンが余り始めている。そしてウィルスは網の目をくぐり若い世代間で感染を広げている。感染者数は去年の夏の値に逆戻り。持久戦の模様。現場からは以上です。
ファイザー社のコロナワクチン、二回目の接種後の方が副作用が多く出るとの前情報あり。翌日、倦怠感、頭痛、微熱としんどかったが12時間ほどで回復。直ぐに病院に行けてしまう日本では副作用でパニックになりクリニックに駆け込んでしまう人が続出し医療現場が混乱しそうな予感。落ち着いていこう。
病院聖職者チャプレンとして今日もコロナ病棟で看護師に「精神的不安の中にいる患者はいますか?」と尋ねると「私たち全員よ!私の為に祈って!」と。最前線で患者同僚家族に24時間神経をすり減らしている。愚痴一言でも吐き出してくれて良かった。日本の看護師たちは愚痴を言える相手がいるだろうか?
アメリカの病院内礼拝堂。いつでもどの宗教の人が来ても良いようになっている。キリスト教徒が大半だが十字架は掲げられてはいない。白い一本の柱はイスラム教徒の為にメッカの方向を示している。誰もが病気になる。でも誰もが救いを求めて祈れる。そんな場所。
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病院で働き出して数週間。先日はオーバードーズで運ばれてきた若者を看取った。1000円でも路上でドラッグが手に入り、方や風邪引いて病院行くだけでも30,000円もかかってしまうアメリカのシステム。自由の国かもしれないが何かが狂ってる。闇は無くならないけれど光ひとつでもないよりはるかにましだ。
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病院内で働く聖職者チーム(チャプレン)で年間のスケジュール会議。イスラムの指導者が「僕らがイースターやクリスマスに働くからゆっくり休んで!逆に僕らの祭日イーダやラマダンは君たちが働いて下さい」。そう無理に一緒に祝う事はない。けれども他者の命を支える為に根底で繋がっているのだ。
アジアンヘイトに怯えるアメリカの街でアジア日本のパッションを伝える為にラーメンの炊き出しを仲間と行った。ラーメンはこちらでは高級品で敷居が高いが逆に誰もが食べるられるハラールラーメンをスープから作って街中に配ってみれば皆が笑顔に。
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来週、コロナウィルスワクチン接種を勤務先病院で受けられる事になった。そしてスーパーマーケットのスタッフも優先接種対象に。1日に何百という不特定多数の人々を相手に働いてくれている彼らの方が地域によっては医療従事者よりも感染率が高い。
アメリカのコロナ病棟、感染者は完全隔離で家族とも会えない。そして孤独の中で背負わなくてよい自責の念に苦しめられている。今日はそのような中にいる彼女の気持ちを沢山聴き、そして祈りを届けてきた。感染拡大は止められなくても孤独は終わらせられるだろう。これが病院牧師、聖職者の仕事なのだ。
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クリスマスの夜は夜勤で病院に泊まった。この夜に亡くなる人々を看取った。クリスマスはキリストが生まれたお祝いの日じゃない。この世界で苦しむ人々の為にキリストが命がけでやって来た日。そして毎日がクリスマスだ。ひとまず家帰って寝ます。
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病棟の女神のスカートに刻まれた祈り。ガンには出来ない事がある。ガンは愛を奪いとる事はできない。ガンは希望を打ち砕く事はできない。ガンには友情を殺し、勇気を沈黙させる事も出来ないのだ。
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病院聖職者、チャプレンの夜勤。800人の命を預かるポケベルを握り締めて眠る。夜中でも明け方でも死にゆく者、不安で押しつぶされそうな者、呼ばれれば30分以内に病室に必ず行く事になっている。
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ルーテル東京教会は人が密集する立地条件など諸々を鑑みて4/18日まで閉館を延長する事になりました。3/29日14年間の最後の礼拝メッセージを待っていてくれた皆さん、本当にごめんなさい。さよならを言うのではなくて、未来とキリストに向かって…。大好きなルーテル東京教会からゴッドブレスを。
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アメリカの病院の礼拝堂。イスラム教のコーラン、ユダヤ教のタムルード、キリスト教の聖書が立てられ仏様の掌がそれらを支えている。私たち病院宗教者チームは他宗教他民族で成り立っているが教理の違いについて議論した事は一度もない。患者の病と死を前に互いに支え合う。これ以外に選択肢はない。
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色々な事がありすぎた一週間。 今日は教会に来る人々に希望を 届けられる気が全くしなかった。 けれども教会に皆がやって来て 語り合い、聖書開き、皆で祈っていたら、 なんだか笑顔に戻れていた。 今の私には教会は癒しの場だ。
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田代まさしさんは俺が働いていた教会所属の幼稚園の卒園生。その繋がりで教会で講演会を行ってくれた時、マーシーは最後教会の献金かごを手に頭を下げ参加者を周りカンパを集めた。所属するダルクの為かと思いきや「これ神さまの為に使ってください!」と。最高贈物だった。誰にでも帰れる場所が必要。
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コロナパンデミックの中、一年間共に闘って来た病院聖職者チャプレンの同僚と。イスラム教、ルター派プロテスタント、カトリック。宗教的には歴史の中で傷つけあってきたかもしれない。国籍、文化、性格、言葉、何もかも違う僕たちだけど、患者さんたちの為に一緒に働き、沢山一緒に笑いあえたよね!
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今日でアメリカに渡って丸一年。ガラガラの飛行機に飛び乗って気がつけばコロナパンデミック、ブラックライブスマター、アジアンヘイトが渦巻く病院のど真ん中で働く牧師、チャプレンになっていた。多くの人々を看取り、たくさん涙を流しそれでも笑った。そしていつも数えきれない応援をありがとう!
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毎日コロナ患者の死を見ている。夫婦揃って亡くなるケースもある。何度でも言わせてくれ。コロナ甘く見ては絶対ダメだ。テレビの中、遠いどこかの500人がかかっているのではない。あなたであり、あなたの家族が明日そうなる可能性は目の前にあるんだ。
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アメリカの病院牧師の仕事を始めて今日ははじめてのオンコールの日。ポケベル鳴ったら病院内どこででも患者のもとに駆けつける。牧師になる事をCALLING「神に呼ばれた」と言う。全ての働きがコーリング。どんな小さな事でも誰かの為にしようとしているなら、それは神があなたを呼んでいるという事だ。
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夜中に急に病室に呼ばれる。 できる治療がなくなり 余命数日と言われた おじいちゃん。 恐怖を取り除いてと神に祈る。 「祈ってくれてありがとう そしてさようなら」  と言うおじいちゃんに 「そして必ずまた会おう!」と 迷いなく返す。この一言を伝えるのが 病院聖職者、チャプレンだ。
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今アメリカではコロナの為に多くの教会が閉まっている。先日コロナ病棟で患者さんに聞かれた「お前さんは日曜日、何処の教会に行っているの?」。迷いなく答えた「この病院が私の教会、このコロナ病棟が礼拝堂だよ」。毎日、聖餐式、洗礼式があり、そして死に行く人を看取る。間違いなくここは教会だ。
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約二年半前に着任したルーテル津田沼教会。 教会員が「平日は何処にでも出かけて行き、 関野牧師のしたい事をしてきてください。 日曜は教会に戻って来て礼拝を行ってください。 私たちは待っています」と言ってくれ、 平日の教会は会員が守ってくれた。 この言葉と行動が私そして教会を蘇らせた。
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急にコロナ病棟に呼ばれる。「患者が亡くなろうとしているから側に居てほしい」と。互いに名前も知らないけれどもそれでも側にいる。それだからこそ側にいる。病院聖職者、チャプレンの存在意義は多分ここにある。Let no one die alone at covid unit. #chaplain
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