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悠仁さまの手作り栗ご飯、大好きなトンボの研究にいそしむ大学生活

情報提供おとなの週末

2025年9月に成年式を迎えられた悠仁さまは、学業の合間をぬい、皇室の一員として活動の幅を少しずつ広げられている。家から遠い筑波大学に通われているため、大学の近くの部屋に泊まることもあり、そんな折には自炊にも挑戦しているという。はたしてどんな料理を作られるのか。今回は、悠仁さまのご成長ぶりとクッキングの楽しみの物語である。

【画像】悠仁さまの手作り栗ご飯、大好きなトンボの研究にいそしむ大学生活(9枚)

2歳ごろから昆虫に興味を持たれる

悠仁さまは、筑波大学生命環境学群生物学類にご在学中である。生命環境学群は、社会的に注目を浴びる「生命」と「環境」を研究する国内最大規模の生物学科として知られている。

悠仁さまが深い関心を寄せられているのは、昆虫である。

「夏ごろからでしょうか。庭にいる小さな虫、バッタやカマキリなどを見つけて上手に捕まえて、手で持ったりまた袖に乗せたりしてよく観察しておりました」

悠仁さまが満2歳になられた年の秋篠宮さまのお誕生日の会見で、同席された紀子さまはこう話された。さらに、翌年の会見でも秋篠宮さまは「結構虫に興味が出てきまして、庭でカブトムシを見つけたり、カマキリを見つけたりして、それを毎日何回か眺めるというか、一緒に遊ぶことを楽しみにしているようでした」と語られている。

そのころ悠仁さまは三輪車に乗って活発に遊ばれ、消防車やバス、電車などの働く車にもご興味を持たれていた。しかし、最後まで興味と関心を持ち続けられたのは、昆虫であった。

宮内庁提供

「好き」を応援してくれるご両親のもとでのびのび育つ

小さなころにはクヌギやコナラの林でカブトムシを探し、その幼虫を育てられた。烏山椒の葉につくアゲハチョウの幼虫を見つめ、賑やかに鳴くセミや飛び跳ねるバッタを追いかけるなど、さまざまな虫に興味を抱かれた。

やがて、悠仁さまの昆虫への関心は、トンボに集約されていく。小学生になると、ご自分の指より大きいトンボを手に取り、間近で複眼や翅や肢の特徴や、放したトンボの飛び方を観察して「これは何だろう」「なぜだろう」「どうしてだろう」と昆虫図鑑で調べるようになった。

紀子さまは、悠仁さまが成年を迎えられた2024年、お誕生日に際しての文書でこう回答されている。

「長男が幼稚園や小学校低学年のとき、水分補給係とトンボ見つけ隊の一人として、リュックサックを背負って一緒に野山の水辺のある場所へよく出かけた夏の日を懐かしく思い出します。……暮らしの中で出会ったことや昆虫などを観察していたときの『あっ!』と思う気持ちから始まり、それが探求や創造へとつながっていく体験のひとコマがひとコマが、今の本人の成長へとつながり、支えているのだとつくづく感じています」

小学生のころから続けてきたトンボ類の調査は、やがて高校生になると専門家と「赤坂御用地のトンボ相」と題した学術論文として発表。京都市で開かれた昆虫学の国際学術会議では、皇居のトンボの生態を報告するポスター発表に参加されるまでになった。

秋に稲穂の上を飛び交うトンボは古名で「秋津」といい、大和の国は秋津島とも呼ばれたという。豊かな実りを願う人々の心が込められているのかもしれない。

悠仁さまが生まれながらに「昆虫が好き」であることに、ご両親がお小さいころから気づき温かく見守られたのは、悠仁さまにとって幸いであった。知りたい想いを遮られることなく応援してもらえる環境だったのである。

(C)JMPA

作った料理を両親に写メで送るイマドキの学生

研究や観察のために時間を取られる理科系の学生にとって、遠方から大学に通うのはなかなか難しい。悠仁さまも大学入学にあたり、近くに部屋を借りて、東京とつくばと行き来をしている。

秋篠宮さまが、2025年11月のお誕生日に際しての記者会見で語られたエピソードがほほえましい。

「(つくばに泊まっているときは)どうも自炊をしているようなんですね。それでいつだったか、少し前ですけれど、庭の畑で採れた野菜を持って行ってポテトサラダを作ったりとか、それからまた、栗ご飯を作ったなどというその時の写真が、メッセージとして送られてきました」

親に写メを送ってくるなど、いかにもイマドキの子らしい。赤坂御用地で採れる野菜はきっとおいしいだろう。さらに、主婦でもハードルの高い栗ご飯である。栗は手剥きするのか、あるいは剥いてある栗を購入するのだろうか。友だちと行き来をしたり、作った食事を一緒に召し上がることもあるだろう。自由を楽しむ悠仁さまの学生生活が目に浮かぶ。

天皇家では、上皇さまがハゼ、天皇陛下が水問題、秋篠宮さまは魚類や家禽などを研究されてきた学者である。皇室の伝統は常に学問であり、またそれは宿命でもある。何かの夢をあきらめてではなく、自ら好んでその道に進むのは、悠仁さまにとってまことに幸せな生まれつきであった。(連載「天皇家の食卓」第49回)

(C)JMPA

※トップ画像は、宮内庁提供

参考文献:宮内庁公式ホームページ

文/高木香織

たかぎ・かおり。出版社勤務を経て編集・文筆業。皇室や王室の本を多く手掛ける。書籍の編集・編集協力に『美智子さま マナーとお言葉の流儀』『美智子さまから眞子さま佳子さまへ プリンセスの育て方』(ともにこう書房)、『美智子さまに学ぶエレガンス』(学研プラス)、『美智子さま あの日あのとき』、『日めくり31日カレンダー 永遠に伝えたい美智子さまのお心』『ローマ法王の言葉』(すべて講談社)、『美智子さま いのちの旅―未来へー』(講談社ビーシー/講談社)など。著書に『後期高齢者医療がよくわかる』(共著/リヨン社)、『ママが守る! 家庭の新型インフルエンザ対策』(講談社)。

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