京大生と公表の櫻坂46勝又春さん 入試前の自分に言い聞かせたこと
1月4日に京都大学に通っていることを公表しました。
2025年4月に櫻坂46の4期生になってから、大学のことを伝えるかどうか、ずっと迷っていました。
少し不安もありました。ですが、ファンの方から「私もがんばろうと思えた」「試験が迫る中で、背中を押された」といった声をいただき、私自身も励まされました。
連載「受験する君へ」
本格的な受験シーズンを迎えました。各界で活躍する方々に、自身の体験談や受験生へのメッセージを聞きました。
小さい頃はおとなしいタイプでした。そんな自分が変わるきっかけになったのが高校受験です。
中学は私立に通っていて、9割以上が高校に内部進学します。でも、私は3年の夏に公立高校を目指そうと思ったんです。勉強は大変でしたけど、何とか合格できました。
この経験から「人生は一度きりだから、やりたいことは挑戦していこう」と思うようになりました。
京都大学を目指そうと思ったのは、公立高校2年のとき。オープンキャンパスで学生の方と話す機会がありました。ボランティアをしたり、サークルを自分で立ち上げたり、勉強以外にも挑戦していると知って、「ここで大学生活を過ごせたら楽しいだろうな」と思いました。
それから本格的に受験勉強を始めました。
勝又春さんから受験生へのメッセージをいただきました。記事の後半には、思いを語る動画もあります。
私の勉強法はまず、日曜の夜に温かいココアを飲みながら、1週間の勉強スケジュールを作るんです。ルーズリーフに予定を書いていく。コツは詰め込みすぎないことです。
勉強するときは、タイマーで時間を計って、スケジュールを達成すると科目ごとに色を塗っていく。色分けしているので、数学に偏っているとか、理科をやっていないとかルーズリーフを見れば一目でわかります。
1日が終わると達成感がある。1週間続くと、次の週もがんばろうという気持ちになりました。
得意科目は数学で、苦手は暗記系の科目でした。古文や漢文はスマホのアプリで暗記カードを作ったり、ノートに覚えられない単語を書いたりして必死で覚えました。地理は、その地域の歴史や背景と関連づけて覚える工夫をしました。
入試直前「がんばってきた」と言い聞かせた
受験の本番が近づくにつれ、誰もが不安になってきます。
私は入試直前に、勉強のスケジュールを書いたルーズリーフを見直しました。ルーズリーフの厚みを見て、「こんなにがんばってきたんだから」と自分に言い聞かせました。
試験本番は緊張で足が震えました。数学は「できた」という感覚はありましたが、ほかの科目はほとんど覚えていません。それぐらい目の前の問題に集中していました。
合格発表は、自分の部屋のベッドに座ってパソコンで確認しました。発表のページにたどり着く前に、リビングにいる両親の歓声が聞こえてきて。「私が見てから確認してね」って言っていたのに。ネタバレみたいな形で笑ってしまいました。
「誰かの原動力に」 アイドルを選択
京都大学では、農業問題や行動経済学、マーケティングなどを学びました。
学業以外では、飲食店やお肉屋さん、塾講師、保育園などのアルバイトを掛け持ちしていたんです。アルバイトで子どもからお年寄りまで幅広い世代の方と触れあう中で、相手の笑顔を見たときが一番うれしかったです。
3年生になると、就職活動の時期です。最初は食品会社やマーケティングの仕事を志望していました。
でも、自己分析をしていく中で、「自分は誰かの原動力になりたい」という気持ちが強いことに気づきました。
昔からアイドルが好き。アイドルは多くの人を笑顔にできる職業です。
私もアイドルとして、誰かの背中を押す存在になりたいと思ったんです。
ちょうど、そのころ櫻坂46のオーディションが開催されることを知り、挑戦を決めました。半年間のオーディションを経て、合格が決まりました。
この1年、アイドルと学業の両立は難しかったです。でも、受験勉強のように、一つずつ予定や計画を立てて生活する習慣が役立ちました。
大学公表 ありのままの経験を伝えられる
大学はプライベートなことなので、公表していませんでした。対面やオンラインでファンと交流する「ミーグリ(ミート&グリート)」で、受験生や大学の論文に取り組んでいる方が相談に来てくれることがありました。
力になりたいと思っていても、言葉を選んでしまう自分がいました。せっかく会いに来てくれたのに、自分らしくない受け答えになったこともありました。
大学を公表したことで、これからは私の経験をありのままに伝えることができます。
誰かの不安や迷いにそっと寄り添い、前に踏み出すきっかけとなりたい。私の目標とするアイドル活動に、少し近づけたと思っています。
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