立憲民主と公明、多党化で埋没に焦り 新党で「中道勢力の受け皿に」
立憲民主党と公明党が次期衆院選へ新党を結成する背景には、多党化に伴い既存政党の埋没や支持離れがさらに進むとの懸念がある。高市早苗政権への対抗をテコに使い、中道勢力の結集をうたって無党派層の受け皿づくりを狙う。
「政策を前面に出してほしい」。安住淳幹事長は15日、都内のホテルで支援を受ける官公労系の産業別労働組合(産別)のトップらと会い、新党結成などを説明した。産別からは「野合」との批判を懸念し、...
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(更新)- 中北浩爾中央大学法学部 教授分析・考察
立憲民主党は基本政策が現実的と考えられず、したがって政権担当能力がないと考えられてきた以上、安保法制や原発など公明党の政策をほとんど丸呑みするということになるでしょう。2015年の安保法制反対運動以来、共産党との共闘まで行った民主党系の左傾化が、終止符を打つということであり、歴史的な転換点です。
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(更新) - 越直美三浦法律事務所 弁護士/OnBoard CEO分析・考察
新党結成により、衆院選は「自民が公明票が減る分を高市首相人気で補い越えていけるか」がポイントとなりそう。自民は、小選挙区で公明票が離れると2割で逆転され、それが立憲に上乗せされると更に厳しくなる。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA08BKK0Y5A001C2000000/ ただ、両党とも昨年の参院選で票を落としている。原因は、支持者が高齢化し、政策が若年層に刺さっていないこと。この状況では、単に新党結成するだけでは足りず、明確な争点をセットする必要がある。物価高が国民の一番の関心事であることからすれば、(選挙のことだけを考えると)消費減税だろう。「中道」という主義主張よりも、国民目線で食料品の消費減税を全面に出すほうがよいように思う。
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(更新) - 富崎隆駒澤大学法学部政治学科 教授、駒澤大学ジャーナリズム・政策研究所 所長分析・考察
候補者や議員の政策位置を調査した「東大・朝日調査」などによれば、(選択的夫婦別姓など)「社会文化的イデオロギー」で立憲・公明候補者の平均(中位)的立場は近い。経済政策でも、消費税対応など重要政策や再配分志向などで共通点が多い。(なお、立憲は内部の「幅」が大きい) 外交安保政策では、立憲が安保法制を合憲とする方向に転じるようであり、公明が元来指向する「平和主義」とむしろ相性が良いだろう。防衛費増対応など個別政策位置平均では既に近接しているようだ それら理念政策上の差異は、自民党内のそれと比べても本質的対立とはいえず、課題は党内調整とネットを含めた対外プレゼン、未来志向の方向性を打ち出せるかにある
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(更新) - 竹中治堅政策研究大学院大学 教授分析・考察
有権者から支持を集めるためには新党がどういう政策を打ち出すかにかかっている。率直に言って、現在の立憲民主には見るべき政策がほとんどない。公明が安保政策で現実的な路線を求めている。立憲民主の中にはいまだに安保法制を違憲、個別的自衛権で対応可能と主張している勢力があり、その勢力が現実路線を受け入れられるかが問題となる。野田元首相が「財政規律をしっかりと打ち出してきた勢力だ」と主張するならば、これを踏まえ「積極財政を見直し、財政規律に配慮することで、円安を是正、輸入インフレを抑止、国民生活を守る」と訴えれば、円安を加速させている首相の財政政策との差別化を図れるだろう。
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