歌手、西城秀樹さん(享年63)のオフィシャルサイトは16日、今春に開催するフィルムコンサート「BIG GAME 2026」の概要を発表した。1975年11月3日、西城さんが日本人のソロ歌手として初めて日本武道館のステージに立った資料映像がこのほど発見。1981年の後楽園球場でのライブとともに初公開される。デビュー55周年にふさわしい秘蔵映像がファンに届けられる。
奇跡と呼んでいい。秀樹さんがブレークした直後、20歳で初めて日本武道館のステージに立った歴史的映像が見つかった。今回初めてファンに公開される。
長年マネジャーとして支えてきた片方秀幸さん(2025年6月死去、享年64)が保管していた膨大な資料を関係者が時間をかけて整理。パソコンにあったデータや、VTR映像などを丹念に調べていると、ヒデキが大歓声を浴びながら歌い踊る映像が見つかった。
慎重に調べたところ、1975年11月3日、初めて武道館で単独コンサートを開催した時の未発表映像と確認された。日本人ソロアーティストとして、初めて日本武道館に立った伝説のライブだった。音源は翌年レコード化されていたが、映像はないと思われていた。関係者が「奇跡です」と振り返った約40分間の映像は、最新の技術でレストアされ、満を持して今春のフィルムコンサートでファンに届けられる。
資料として撮影されたとみられる映像は、客席の中央で撮影されており、51年前の武道館のアリーナにタイムスリップしたような没入感に浸ることができるという。秀樹さんの歌声を一人でも多くのファンに届けたい-という片方さんの想いが時空を超え「HIDEKI リサイタル 1975・11・3 in TOKYO」として令和の世に蘇る。
もう一本は1981年に後楽園球場で開催された「BIG GAME’81 HIDEKI in 後楽園球場」。力強い歌声と、会場を包む歓声と熱気、色あせることのない輝きを体感できる。ヒデキのスタジアムコンサートで定番だった洋楽歌唱は、ザ・ビートルズメドレー。おなじみのナンバーを圧巻の歌唱力で歌い上げる。必見の2本立てスペシャルプログラムとなる。
座右の銘は「一生青春」。デビュー55周年を全力で駆け抜ける秀樹さんはまだ旅の途中。爆発しそうなほどのエネルギーを体内に充填して、マイクスタンドの前に帰ってくる。(大澤謙一郎)
★西城秀樹BIG GAME日程
4月12日大阪・Zepp Namba Osaka
5月16日東京・Zepp DiverCity Tokyo