ヒューマノイド(ヒト型ロボット)など、機械とAIを掛け合わせた「フィジカルAI」。米テスラや中国勢が開発やビジネスモデル確立にしのぎを削る、世界の技術開発競争における今年最大の焦点だ。
日経ビジネスは米知財情報会社レクシスネクシスの協力を得て、フィジカルAI関連特許の競争力を分析。国・地域別の総合力で世界首位となったのは中国。米国が僅差で追い、韓国や日本が引き離されている構図が浮き彫りになった。
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- 今回はココ第1回[新連載]フィジカルAI特許総合力ランキング、百度など中国勢がトップ3独占
特許の蓄積は、テクノロジーが重要な競争力につながる産業において「地力」と位置付けられる。その産業が伸長していく可能性を示す先行指標であり、中国がフィジカルAI関連産業で優位に立ちつつある状況を示している。
トップ3は中国勢が独占
「ロボティクス」や「機械学習」「AI」に関する有効な特許をベースに、特許の量(件数)や質を加味した総資産価値を、「総合力」として企業・機関ごとに算出した。
上位は百度(バイドゥ)を筆頭に、華為技術(ファーウェイ)や騰訊控股(テンセント)といった中国IT大手が独占。保険大手の中国平安保険は特許数の多さで総合力を稼ぐ。
中国勢は、同様に総合力で上位に入る米インテルや米エヌビディア、米アルファベットと比べると質の面では見劣りするものの、ファーウェイはこうした米国勢の水準にも迫りつつある。
首位に躍り出る中国、4位に転落する日本
特許が出願された国・地域別の集計では、2021年に中国が米国を破竹の勢いで抜き去った。16年に2位だった日本は、今や4位に転落した。
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