「一番の侮辱ですよ、記者にとって」
橋本氏は止まらない。宮根の指摘を、権力に追従するように見なされたことへの冒涜(ぼうとく)と受け取ったのだ。橋本氏は怒りをあらわにこう続けた。
「そんなちょうちん持ち記事書きませんよ」
これは単なる議論を超え、長年政治報道の最前線に立ってきた橋本氏の、魂の叫びとも言える反論だった。
メディアも神経戦
この緊迫したやり取りを複数のメディアが再現して報じると、X(旧ツイッター)SNS上では「橋本さんの怒りはもっともだ」「いや、宮根の疑問は視聴者の声を代弁している」と賛否両論が巻き起こった。
記事が出た1月9日頃は、立憲民主党と公明党による「中道連合」構想が水面下で大詰めを迎えていた時期とみられる。高市首相は、野党が固まる前に「伝家の宝刀」を抜く構えを見せたのだ。
番組終盤、橋本氏は冷静さを取り戻したが、その表情には厳しさが残った。高市首相の解散断行か、野党による中道結集か。メディアをも巻き込んだ神経戦は、沸点に向かおうとしている。
(zakⅡ編集部 霞蓮刃)
| 橋本 五郎(はしもと ごろう) 読売新聞特別編集委員 | |
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| 生年月日 | 1946年12月29日 |
| 出身 | 秋田県 |
| 学歴 | 慶應義塾大学法学部政治学科 卒業 |
| 主な経歴 | 1970年 読売新聞社入社。浜松支局、本社社会部を経て政治部へ。 政治部次長、論説委員、政治部長、編集局次長、編集委員を歴任。 2006年12月より現職。 |
| 主な出演番組 | 『ジパングあさ6』『ズームイン!!朝!』 『ウェークアップ!ぷらす』『ZERO×選挙』など |