果てしなきスカーレットのレビュー・感想・評価
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はじめから分かっていました
映画としての満足感、肩に力を入れずに見ると、丸
評価3.0と言うところで観ました。
私としては、4近くつけてもよい出来と感じました。細田守と言うことで肩に力が入ると、確かにと思いますが、戦争や恨みを世代を越えさせるな、今を生きろ、と言うテーマ(私はそうとらえた)としたら、秀逸であったと思う。
まずは、アニメならではの戦闘シーン、かっこよかったです。最後のキスシーンも良く、映像美が盛りだくさん。見ごたえがありました。死後の世界という設定も面白かったです。映画館で特有の満足感を得られました。ふと、隣を見ると、一緒に行った方は不満そうでした。
CG感が消しきれてない
現代戻ってきて、王が死んでなかったらどうするの?隣国に逃げるの?王の側近は何で死後の世界に来てるの?いい意味でも悪い意味でも芦田愛菜感がすごい、など
確かにその通りだけど、まあ、映画としては楽しめた。私は○です。
良いところも悪いところもある映画
良いところ
◯世界観、美術、音響
◯主人公の内面の描き方
◯主人公のアクションシーン
◯主人公のキャラクター
◯登場人物のビジュアル全般がアニメしすぎてない
悪いところ
◯音楽のチョイス(現代の曲)
◯CGの人の動きのぎこちなさ(特にダンスは動きと構図が世界観に合わない)
◯設定や世界観に裏設定があるのかないのか、考察する余地があるのかないのかよくわからないところ。老婆もよく分からんって言っちゃってるし。
◯主人公の声が体格や性格と合わない違和感。芦田愛菜は悪くない。声のトーン指導をした監督が悪い。特にラストシーンのあたり。シーンに対して子どもっぽすぎると感じる。
◯雰囲気がずっと重くて暗いので、ライトに楽しめる映画ではない。(これは観る側の心構えによっては問題ない)
悪いところ多めには書いていますが、実際そんなに悪い出来の映画ではないです。
良いところは、普通のアニメ映画よりもずっと良い。
悪いところは、『ここが何とかなってたらもっと良かったのにな〜!』という惜しい部分。
監督がもっと周りの色々なアドバイスをよく聴いて判断してたら、完成度かなり高くなったんじゃないですかね。
内部事情は知らないけど、自分みたいな一般人が観て、違和感を覚える部分くらいは修正可能だったと思います。
せっかくこんなにお金と時間をかけて作ってるんだから、変更可能な点はとことん話し合って、詰めて詰めて作ったら良かったのになー。もったいない。
思ったほど悪くはなかった。
予告編の印象よりよかった
今までの細田作品とはテイストが異なるアートワークだったので注目していました。
しかし予告編を見て驚愕(悪い意味で)。急に足が遠のいてしまいました。
興行が芳しくないと聞き、どこか引っ掛かるものがありサービスディに鑑賞しました。
鑑賞前はなぜ声優を使わないんだと批判的な思いを持っていたのですが、芦田さんも岡田さんも予告編の印象より遥かに良い演技でしたし、皆さん素晴らしかったと思う。こんな声が出せるのかと驚きがありました。見応えのあるシーンも沢山ありました。
予告編の「どうしても復讐を~」「スカーレット 生きろ。」のセリフの部分は一番しんどそうな部分、棒読みに聞こえる部分に思えました。予告編を作った人はなぜあの部分を使ったのか、なぜあのような構成にしたのか? 宣伝として魅力的なシーン、惹きの強いシーンを凝縮する必要があると思うのですが…
最後まで見た感想としては、「隣人を愛せよ」というシンプル且つ強いメッセージを寓話的な手法で表現したかったのかなという印象です。
しかし設定や感情、テーマをセリフにして説明してしまう、言わなくてもよいセリフが散見され、監督が書く脚本の弱さが際立っており、感情移入を妨げる部分が多かったと思います。
映像や演技から観客が感じ取る能力を監督は信用していない。そんな風に感じました。
名選手名監督ならずとも言いますが、逆もまた然り。原作を自身が書いているのだから、脚本家は不要。という事なのかもしれませんが、監督の主張を咀嚼し映像表現とまた別角度で演技させる脚本家の力を借りた方が良いと率直に感じました。
そしてツッコミどころが色々あるなと。
死後の世界にクローディアスや側近がいる、その時点でもう現実世界では仇敵は死んでいると察せられると思うのですが、現実世界での権力関係もそのまま死後の世界にスライドしているのは意味が分からず違和感がありました。
人権も何もなく、あらゆる時代、人種、性別、年齢の人々が集まる死後の世界で、生前と同じく権力を持ち得ることがあり得るのかと。
そしてそのような世界において人種や国境、時代を超えた人々が混じり合う中で、価値観の相違はスカーレットや聖以外にも個々の人々が持ち得る筈。
今までの価値観の無意味さ、失われた価値観への気付き、現生での権力や富が果たしてどれほどの意味があるのかといった俯瞰の視点、価値観が違う者同士が出会う事で生まれるズレの面白さ。そうしたものが殆ど表現されていないのが残念でした(スカーレットと聖以外には)。死んだことで現生の価値観から解放される筈が、殆どそのまま死後の世界にスライドしてしまっていて生と死が混じり合う世界という舞台が希薄になっていたと思います。
ダンスのシーンは再開発後の渋谷というのはやはり引っ掛かりますね。聖地巡礼とか開発企業とのタイアップなどが透けて見えて、商売根性というか経済効果を狙っている感が出ていて白けますね。
非暴力を徹底していた聖が弓を放つシーンに違和感を抱く人が多いようですが、私はやはり脚本でカバーできる部分だったと思います。
ここで「許せ」と聖が一言発するだけでまるで違うのに。キーワードをなぜ使わないのか不思議でした。
竜の存在もとても都合の良いアイテムとして用いられていて、スカーレットとクローディアスの最後のシーンはどう解釈したらいいのか?疑問が残りました。
スカーレットの臨死体験とすればそれで済んでしまうのかもしれませんが…
ご都合主義なシーンが多かったようにも思いました。
コロナ禍以降の世界の様相は現実がフィクションを超えている部分もあると思います。
人類が対峙する争いや殺し合いの連鎖、富や権力への欲望、あらゆるものを食いつくす人類。そうしたものに楔を打ち込むにはどうしたらいいのか。テーマとしては普遍的な内容だと思います。
しかし変われない人類の最先端にいる我々は現在進行形で度し難い出来事が起き続けている事を知っている。
スカーレットが生きた世界から数百年経っても。
中世世界に戻っていくスカーレットの無力さを突き付けられるような感じがして苦しかったです。
あと最後にスカーレットが聖に何度も言わせられる言葉。
違う意味に聞こえてしまう私は心が汚れているんでしょうね。
監督が好みの女優に思うままのセリフを言わせたい、そんな風に感じてしまいました。そうではないと思いたいですが…
この映画は多くの作品に触れていない青少年が見るべきだろうと思いました。
隣人、身の回りの人を愛すること、信じる事は簡単なようで難しい。
愛されない母へ愛を注ぐことはできるのか?
無償の愛とは。
無償の愛を最後まで体現した聖は虚無化してしまう。
許そうとしたクローディアスは変わらなかった。
スカーレットは死者の無念を代行するということを燃料として生きる事がその全てだった。
自分の生を他者の尊厳の為に費やす事、争いへ転化する事への否定なのか。
そこから解き放たれる事、自分の生を自分の為に全うする事への気付きなのか。
監督が本当に伝えたいことは何だったのか。
すっきりしない、ということは現在の世界の出来事を俯瞰して感じる事と繋がっていて。
細田監督も恐らく答えを出せないのでしょうね。
砂漠の描写や剣と弓、泥臭い肉弾戦中心の中世ファンタジー世界は純粋に良かったです。
モブシーンも大スクリーンならではの迫力で中々見応えがありました。
今後このような世界観の作品が敬遠されることに繋がらないように祈りたいです。
人の根源を見つめ、考えることができる映画
●映画【果てしなきスカーレット】を観た
※ネタバレ無し感想
この映画の感想を簡単に表現するならば、人の根源を見つめ考えることができる映画
人は争いをやめないのではなく、やめられない
そんな負のスパイラルに陥ってしまう
ただ、争いと同じように、平和も願い、楽しみ笑うことも大事にしている
それは地獄であっても変わらない
スカーレットは、そんな相反するような状況の中で、憎しみと復讐に駆られて邁進しようとするけれど、そうじゃない自分の可能性をジワジワと感じていく
人はどこか、(自分はこうなのだ)という価値観の枠組みをつくって、その中に自身を入れ固めてしまうことはないだろうか?
社会もどこか、こんなものだ、難しいね、しょうがないなど、争いがある現状を無意識に肯定している状況は、ないだろうか?
考え方や捉え方次第で、いくらでも自分や世界は変わっていく可能性があるのに
この映画では、地獄といわれる、あの世とこの世と時間軸が混在してる世界観だからこそ、見えてくるものがある
混在している世界は、すなわち争いを繰り返す苦難な過去がある現在を投影しており、また、その現在も争い苦難を強いられている人たちが未だ数多に在る世界
そんな、遥か彼方から持つ人類の課題を、敢えてジワジワと描き、伝え、感じさせてくれる映画だと思った
結果、何も変わらないかもしれない
だけれども、変わるかもしれない可能性に目を向けよう、と
そう、心に響いた映画でした
細田氏版「君たちはどう生きるか」かな?
...と見えました
作者の心象風景をのせたファンタジー(空想世界の叙事詩)という意味で。
物理法則や整合性がそもそも存在しない"夢物語"なので、話の辻つまとかはこの際、最重要課題ではないハズ
ただ、(勝手に引っ張り出してきて比較するのも失礼だとは認めながらも) 宮崎駿氏作品が、自身の原体験をベースにした物語であるためメッセージに"リアリティ"があるのに対し、本作は世の中一般(例えばハムレット然り)で語られているモノをなぞっただけ、という印象は拭えない
前者は観た者に「自分はどう考えるのか」を問うが、後者は監督が「こう考える」を押しつけるに留まる。その結果、『だからどうした!』『知らんがな!』『〇〇が気に入らん!』などと酷評が噴出、というのが構図だと理解しました
最初から「復讐の連鎖は断ち切られるべき」という"結論"があって、それが最初から匂わされて、何のヒネリも嬉しい驚きもなく、延々とそこへ向かう飛び飛びのお話し (「死者の国」という架空世界だから現実世界との整合性も十分ではない) を聞かされるだけなので、話しがツマラナイのだ思います
途中、シェークスピア的会話劇、戦闘、戦争、ミュージカル、ファンタジー...色々な要素のシーンが盛り込まれて盛り沢山なのがいいところなんですが、それらが上手く繋がって相乗効果を出してくれていない印象も...
あと、これも想像に過ぎませんが、シナリオは殆ど監督一人によって作られていて、第三者の(本当の)意見が殆ど反映されていないんじゃないですかね。
そのためにキャラクターの連続性のない不自然な行動やセリフが目立ってしまうのでは?
個々の"描きたい"シーンが最初に決まっていて、それらを繋げるために各キャラクターのその場の行動やセリフがある、という風に見えます
(宮崎氏を引き合いに出したついでにいえば) この辺が、新海氏の作品とも違う点かと。
ほぼ一人でストーリーを細部にわたって作っているのに、それが最初から高いクオリティで整合している。そのような稀有な才能はそうそうあるものではないので、映画シナリオは優秀なチームで作られる必要があり、その究極が良くも悪くもディズニー映画だと思います
最初に世界や場面、キャラクターの設定がしっかりと決まっていて、それらが勝手に動いていった結果、見事な物語が出来上がる(少なくともそう見える)、というのが理想だと思います。残念ながら、この映画はその理想からはずいぶん離れてしまったように感じました
ただ、作画や映像や演技はとても素晴らしい。これだけで、この映画を映画館で見る価値が十分にあります。
この点だけでも、私はこの映画が好きだと言えます 。少なくともこの観点で、私が細田ファンであるのは間違いありません
(個人的に絵柄やキャラデザインが好み、というのはあります。しかし、個人的に、これはアニメ作品を観る上でもっと重要な要素と信じて疑いません)
どのシーンをとっても、スカーレットは常に美しく魅力的です。また、「死者の国」世界観はとても見事に映像化されています。
これらの点だけでも、どんなに大げさに表現しても、この映画が"駄作"だということにはなりません
(これは、個人的に前作(竜とそばかす...)にも共通する美点と言えます)
ただ、モーションキャプチャーとデジタル技術によって作られたと思われるダンスシーンはいただけませんね。(特に複数の人が踊っているシーン)
とてもスムーズに動いているのですが、リアルに動くことが逆に不自然さがを醸し出してしまう。人間の動きやリズム感って、もっと不揃いでノイズのあるものだと思います
絵になった人物の動きがスムーズすぎると、ロボット感(取ってつけた感)が勝ってしまい残念です。
動物の体って確かに関節と骨でできているんだけど、現実世界の生き物は完全に左右対称ではないし、必ず細かい動きのクセがあります。恐らく点と点を線で結んで数値化してしまうと、これが表現しきれないのではないでしょうか。さらにこれを複製して並べると、そのロボット感が増幅されそうです (例えばアンドロイドの軍隊ならそれで構わないんですが)
この解決には、まだまだ技術革新が必要そうですね
別に悪くないんじゃない
凄く悪くないが、凄く良くもない
平日のレイトショーなので7/100程度の入りでした
芦田愛菜のスカーレット上手かったですがセリフが多くやかまし過ぎました
ナレーションかと思うほどよく喋ります
何故かずっと口を開いている印象でした
ご都合主義的なのも多いいし、16世紀のデンマーク王国が舞台の死後の世界に現代人が何故か1人だけいるのかが分かりません
ハムレットが原作らしいが、イマイチ監督の意図が不明です
絵や表現など視覚的なことは素晴らしいと思いました
可も不可もないほどでもない作品とでも言いましょうか
細田監督作品は私には合わないのか、バケモノの子を最後に観ていません(当然ですが、時をかける少女がピークなのでしょう)
しかし余りにも評価が悪過ぎて返って観たくなるものですね
PS.変な私的な思想や価値観を押し付けるのではなく、割り切ってエンタメに振り切ったら面白くなりそうな材料が揃ってそうなのに勿体無いなと思った
PS2.今作が5点満点の方や1点以下の方々の評価に悪意を感じる
3〜3.3点辺りが妥当(鬼滅と同等の出来かと)
本心を語っているのだろうか
作品全体の感想としては、いつもの細田作品(時かけ以降全て)のようにわざと人を苛立たせる映画なので2回は見たくは無いですが、それでもストーリーはオリジナリティがあるし、迫力があって劇場で見て良かったと思います。
良かった点。絵が何しろ迫力があり美しい。実写とアニメ、3Dモデルと2D の融合も自然だし、モブや動物の動き、アクションも非常に細かく丁寧に描いていると思いました。絵を動かすことに掛けてはさすがです。
残念な点。細かくは省略しますが、1点だけ。争いをやめるには復讐の連鎖をどこかで止めなければならない。言いたい事は分かりますが、ある程度幸せな人生を送ってきた人が頭で考えた結論のような感を受けます。これ、紛争地帯の人には通じないですよね。
(以下は戯言)
細田さんが本心で復讐したい相手って、こんな頭の悪そうな男でしょうか? 本当は、その人はもっと無慈悲で傲慢で、それでいて圧倒的な才能がある、あの天才ではないでしょうか? 勝手な想像ですみません・・。無能なハムレットが国を混乱させたために、狂気に取りつかれたとして追放され、異界で様々な冒険してきた後、死にゆく老王に復讐しようかどうしようかって話なら、ちょっと本音っぽいかなと思いました。
ハムレットと神曲を読んでから観たけど
公開から3週たって、ようやく観られた。
「前提」とされるものを
観て読んでからにしたかったので。
その結果、どれも「前提」ではなかった。つまり、
前もって観たり読んだりする必要性は、とくになかった。
もちろん、無意味だったわけではない。
「未来のミライ」と「竜とそばかすの姫」では
細田脚本の性質がわかったし、また
クジラか竜のどちらかがデフォルトだとわかったし、
「ハムレット」では、主な登場人物の役割がわかったし、
「神曲」では、地獄と煉獄と天国の雰囲気と、無茶な展開が続くのがわかった。
それらが下敷きになっている以上、
観て読んだ意味はあった、
んだろう、
と思う。
が。
「ハムレット」とは、
台詞も全然違うし、死に方も全然違うし、
死ぬ人まで違ったりするし、
「神曲」も、
大まかなアイデア(と若干の断片)が同じだけだし、
知らんでも全然OKだな、これは。
でもまあ、これを機会に
有名な著作を読めたので、そこは感謝。
* * *
で、映画の話。
台詞の面白味の薄さは、やはり今回も。
その点は「サマーウォーズ」(の中盤まで)にはかなわない
(最後はちょっとアレだけど)
でもそれは、すでに織り込み済みだったし。
あと、
劇中歌は「竜と…」同様、
ワタクシにはイマイチだった。とくに曲。
台詞と同じく、感動にも面白味にも欠けた。残念。
「渋谷のミュージカル」も、歌さえよければねぇ……
現状では「トイレ休憩タイム」にしかならんなぁ。
(「神に捧げるフラ」は、まあまあよかったけど)
でも映画全体としては、けっこう面白かった。
「神曲」の無茶な展開を考えれば、多少の飛躍は気にならず(やっぱ役に立ってる?w)
ゲームの軽薄さもなく、
細田監督作品の中では、いちばん気に入った
といってもいい。
――200人以上入るハコに観客2人でも
上映を続けてくれてた映画館に感謝。
映像の美しさと音響効果(SE)がよかったので見ている分には楽しい映画でした。
あまりに評判が悪いので、見る気になった。
お金をかけているだけあって、よくできたアニメでした。
そこそこ面白い。テンポもよく、話はダレることなくラストまで進む。
確かにシナリオの意図が透けて見えて、尚且つ説明不足のせいか、表面的に話が進み、腑に落ちない点が多い。そんな独善的なところを大目に見る必要はあるけど、言いたいことは伝わった。
映像は、CG3Dを多用して竜の描写や、荒涼とした風景や、海のような空や、切り立った山の頂上や民衆のモブシーンなどかなり見応えがある。特に主人公のスカーレットの瞳がよく書き込まれていてとても魅力的だった。
それに声優は、スカーレットは芦田愛菜、仇役のクローディアスを役所公司が演じていて、贅沢なキャスティングが功を奏している。芦田愛菜は泣ける演技をしてくれていて、尚且つラストの主題歌も歌っていて意外と上手くて感動した。
まあ、話は文句が出ても仕方ないところはあるけど、芦田愛菜が演じるスカーレットがなかなか良くてそれだけでも見る価値はあった。
映像の美しさと音響効果(SE)がよかったので見ている分には楽しい映画でした。
話の構造(生きている世界、死者の世界、それに現代の日本が出てきたりする構造)はよくわからなかったけど、結局、夢オチになっていたのでまあ気にする必要はないのかな?と思ってしまう。その点も話の弱さかもですね。
素晴らしき芦田愛菜
あまりに世の罵倒が酷く
「芦田愛菜は悪くない!」と皆が擁護するので
あえてこの問題作を観てやろうと劇場へ。
おどろおどろしくも美しい映像と
感情豊かで躍動的な主人公の絵に
説明不足の感情をめいっぱい吹き込み、
いきなり冒頭3分ですっかり芦田愛菜の
表現力に心を掴まれた。
おい、いいじゃあないか。
しかも、歌がべらぼうに上手く、
心揺さぶられ、感動で武者震いがした。
せっかく出会えたこの感動を大切にと、
物語の意味は追わず、なんで?とか考えず、
もっとこうすれば…とか、削ぎ落として、
どのキャラにも感情移入が出来なくても、
ただただ物語の流れるがまま、スカーレットが
もがき苦しみ、唐突に驚き何かを発見する様を観て
純粋にひたすら芦田愛菜の素晴らしさにだけ
終始集中して観ていたら、結構最後まで
ほとんど寝るとこなく観ることができた。
声優をも凌駕する芦田愛菜の表現力が、
本当に素晴らしかった。
エヴァや進撃の巨人にも引けを取らない
感情の爆発。
宇多田ヒカルや松たか子にも肩を並べる
音域と透明度。
国宝に匹敵する演技・表現・憑依力。
笑い、怒り、泣き、叫び、そして歌声が
3人くらいの館内いっぱいに響き渡り
存分に味わえて幸せな時と空間だった。
エンドロールの歌声も、このまま永遠に聴いていたい
そう思えた稀有な作品だった。
物語には1mmも感動しなかったが、
今回ばかりは、完全にこの映画の楽しみ方を
マスターできた気分だった。
酷評する程不満はないが、絶賛するにはベタ過ぎる
ハムレット風に言えば「観るべきか、観ざるべきか、それが問題だ」った作品。細田作品なら「時駆け」「サマウォ」は笑えて楽しかったし、「おおかみ子供」は溺愛してる名作ですが、以降の3作はピンと来ず、劇場から遠ざかりました。本作も悪評が千里を走り、公開から暫く躊躇っていましたが、Radio Showでの塙さんの賛辞に誘われて鑑賞しました。結論から言うと、酷評する程不満はないが、絶賛するにはベタ過ぎるという印象。とは言え、ベタではあるがヒロインの「気付き」で締める素粗な展開は嫌いじゃありませんでした。
⚔️
1. 復讐心を煽る世界の中心で、ベタな説教が叫ばれる
死者が彷徨う世界の映像表現も、復讐に駆られるヒロインのやるせなさも、悪くない幕開け。ただ、復讐モノは主人公にどこまで共感できるかが肝。父を死に追い込み、自身に毒を飲ませた相手への恨みは、観客として忖度できる。それでも、父の殺害にも毒を盛るもに直接関与していない部下(っぽい兵士)まで、ヒロインが怒りのままに切り裂くと、鬱憤晴らし?と冷めてしまう。
父が残した「赦せ」の言葉。繰り返される21世紀感覚な聖の説教。脈略なく現代の日本人が登場するのは奇異だが、中世の騎士道では身内が殺されたら復讐こそが正義だった筈で、「復讐の連鎖を断ち切る」なんて近代的主張は、現代人の登場が必要不可欠。キレイ後と馬鹿にされても、暴力に暴力で対抗し続ける限り、連鎖は止まらない。だからどんなにベタでも、Scarletが断腸の想いで剣を捨てる展開には共感。ただ剣を拾った宿敵が雷に打たれて塵となる処は、ベタが連続しすぎて、安田大サーカスまで登場しそうだった。
⚔️
2. 心が動いたプラトニック・ラブ
序盤は反発しあう二人だが、聖の分け隔てのない治療や、住人に溶け込む心の壁のなさや、自身に対する気遣いにScarletも心を開く。そして、聖との永遠の別れを察した瞬間に溢れたScarletの想いにキュンとした。それは、恋心までいかずとも、友情には留らず、始めて”恥ずかしい”脇の下を見せた異性に対する想いだったに違いない。
惜しむらくは、恋心が復活後に活かされなかった事。眼下のかなり離れた位置に居る臣民とScarletが、謎に普通の声の大きさで会話できちゃうシーンなんて要らないから、Scarletが数ある求婚を断って独身を通したとか、Scarletが産んだ第一王子には"Hijiri"という風変わりな名前を付けたとかいう後日談がほしかったです。
評価以上の映画でしたが
なんだろうな
芦田愛菜さん嫌いじゃないんですけど芦田愛菜さんのイライラした声や怒ってる声が本当に自分には合わなくて…声優としての評価も自分の中では芦田愛菜さん下手すぎてどうしても受け入れられずに集中して観れませんでした
スカーレットが発する度に芦田愛菜さんの顔が出てきてしまう…これって声優としては失格だと思うのです
でもストーリーも音楽も映像も大変良い出来だと思います
岡田将生くんの声はバッチリハマり役でしたよ
〜 かわいいよ!スカーレット 〜
世間の評判なんて宛にならない。
賛否両論(いや批判票が多い?)、日テレ絡んでるからとにかく話題沸騰の作品、ということで逆に見たくなり鑑賞。
終わって、久々にカオスな映画観たなとの余韻。いやこれは大衆向けでなくてミニシアター系の角の立ち方、ってのは表現違うかな。伝えたいテーマは伝わったけど、いい具合に散らかしまくった脚本で逆に興味深い笑笑。自分が脚本書いたみたいで勝手に親近感!
“争いのない世界をつくりたい”、それは永久普遍のテーマやね。そこに挑んだことは評価したい。
公開最初の3日間の上映本数とか鬼滅の刃並みだったが、蓋を開けたら閑古鳥…。箱の多さでそこそこの興行収入行ってるものの、当然想定外の低迷なんだと思う。その大々的プロモーション手法、反感買った部分もあるんじゃないか?
そして……俺は気になっちゃったね。物語途中に出てくる墓掘り化物の声聞いて一番安心しちゃったもん!流石はツダケンさん&宮野真守役も記憶に新しい巽幸太郎さん…じゃない宮野真守さん。山路さんも勿論素晴らしい。他、有名実力者声優さんが名もなきモブ役とは何たる贅沢というか低待遇。一方、主要キャラの声。あのね、プロフェッショナル声優さんが混ざった時点で俳優さんにはほぼ勝ち目は無い。どんな名優だろうとレジェンドだろうと人気俳優さんだろうと。
俺の感覚だと、どうしたって映像のキャラに声が乗ってこないんだよね、浮いて聞こえると言うか。声色の幅というか表現も、プロフェッショナル声優さんに比べれば限定的。
グローディアス役の役所広司さん、前半は危うい感じかなりあったが後半はまぁまぁ乗れたかな。
聖役の岡田将生さんはまぁまぁ声当ての経験もあるからこんなもんでしょう。
ヒロイン芦田愛菜さんはどうか?悪くはないけど合格点とは違うかなって感触。優等生感が抜けない。せっかく、スカーレットは可愛らしくて荒々しくて幼稚なのだから、声をもっと色々使い分けられる人を宛てるべきだったかな。そもそも芦田愛菜さん個人的にあまり好かなくて…。すっかり清楚な大人の女性になられたが。
モチーフと言うか原案にある、ダンテ神曲やハムレットは予備知識程度に入れて置けばって感じだけどあったとしても…な感じかな。あと、お母様の存在が薄くて、叔父に懇ろになる立ち回りの割にはイマイチ妖しい感じ足りなかったかな。物語のサブキャラとはいえ、叔父をそそのかして?王位を転覆させるだけの悪どい感じが出てなかった。グローディアス叔父さんがやっぱ主犯?オカンは乗っただけか。スカーレットとの関係、絡みも薄かった。
だが、そんなこの作品をずっと観ていられたのは、ヒロインスカーレットが可愛いということ。見た目だけでなく、復讐に燃えるだけの単細胞なところから少しずつ色々見えるようになってくるが自分の思考が追いつかない幼い感が出てるところもいじらしくて可愛い。声の表現幅の狭さを差し引いても惹かれるものがあったよ。ビジュアルも前作のそばかすの姫系で、いわゆる細田守作品の醤油顔でないところが目を引いた。あと、嘔吐のシーンも数は少ないけど個人的にはグロさがリアルで実は細田作品の特徴として評価してたりする。
よって、今までの細田守作品のファンは多分ほとんどがハレーション起こしてると見た。かと言ってライト層にはなかなか理解が追いつかず、最後だけ見れば何とか話が頭に落ちてくるかなって感じ。
意外と人によってはまさかのマッチングがあるかも…。いずれにしてもTVで大々的プロモーションするのは結構だが、初日から10回以上も箱用意するような作品ではなく、ミニシアター系でジワジワと見せる方が良さそうな作品。
でも、映像は見事だなと思った。異世界感がすごく伝わってきたし、ファンタジー作品のおどおどろしさ?は伝わった。逆に劇場で見ないとなかなか伝わらないかも?ホームシアターでも限度が…見たことないけど。
余談だが、今TVで別なアニメにもスカーレットっていう素敵なヒロイン出てくるのだが、この映画も併せて、自分に女の子が産まれたらスカーレットって名付けたくなった☆
果てしなく〜♬ …飲み直さなきゃ❤️ 守たんたら言いたいコトが溢れ...
全904件中、341~360件目を表示
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