『2022年 東京女子・後世に残したい名場面迷場面 PART2』から続き。

 

6.19 後楽園ホール

伊藤&ヒカリvsリカ&鈴芽。なぜかは知らんが相容れない?伊藤とヒカリの、なぜか実現した意外な組み合わせの初タッグ。ゴング前から予想通り?な不協和音もヨシ、でありながらタッグプレーあるとこもヨシ、伊藤ちゃんが鈴芽にやったコケシかわされるもクルクル回ってタイミングずらしてカマすのもヨシ、

試合後バックステージでヒカリが伊藤をヨイショして、伊藤が気持ちが雪解けたところで「今言ったのは全部ウソ。伊藤麻希はあまり好きじゃないです」とドスンと落として伊藤を怒らすヒカリのコメントが秀逸で爆笑!

伊藤「帰れ! 2度と組まねェからな!」

 

 

6.19 後楽園ホール

話題性を狙ってのことだろう、3月に会社が荒井優希とDDT(そもそも東京女子はDDTの女子部的コンセプトで設立された団体である)所属の赤井沙希(170cm以上の長身でレスラー兼モデル、元プロボクサーでその後俳優の赤井英和の娘)の越境タッグを組ませた。このタッグにマスコミ(だっけ?)がつけた「令和のAA砲」というキャッチコピーはいかがなもんかと思ったけど(苦笑 かつてのジャイアント馬場とアントニオ猪木のBI砲にちなんでいる)。

荒井にいろいろ教えてあげてほしいと赤井には言ってたようで、年齢もキャリアも上の赤井が良きお姉さんとして荒井をリードしてゆく様子、身長差のみならず歳の差もある(赤井35歳・荒井24歳)凸凹コンビが微笑ましい。

この日のAA砲、赤井はプロレスはよろしくお願いしますとクリーンにやるだけじゃないと教えてたようで、普通に対戦相手と握手した荒井が気づいて慌てて握手拒否るタイミングの遅さ・人の好さが可笑しい。試合後に荒井は赤井に何やら耳打ち(なんか萌える!)。

そしてマジラビの試合後に挑戦表明。(赤井が用事あって先に会場を去ってたので)荒井が1人でトコトコと現れた時の坂崎の「なに? どしたん、お嬢さん?」もほのぼのしてて可笑しい。

坂崎は天邪鬼なのかなんなのかタイトルに挑戦されるとボソッと淡泊に(アニメかなんかのセリフか?)「断るッ」ってよく答えるんだけど(にべもない答えに客席から笑いが起こる)、今回は相手が相手なので普通に承諾すると思ったらまさかというかやっぱりというか「断るッ」

荒井はゴキゲンなユーモアは有してないのでトンチの効いた返しのしようはなく、ただお願いするしかない。んー…という坂崎にマイク向けられた瑞希は「瑞希ははじめっからいいとおもってた♪」 言い方のかわいさと坂崎と真逆のあまりのあっさりぶりに笑いが起こる。

あと坂崎に(赤井と荒井の)「タッグ名なんだっけ?」と聞かれた荒井が言いにくそうにいうか言いたくなさそうに「“令和のAA砲”です…」と答える(笑)。だろ? やっぱ荒井もコレいかがなもんかと思ってんだよ(苦笑)。

 

 

6.26 福岡・西鉄ホール

山下・伊藤2人とも福岡出身なんで凱旋興行で、山下・伊藤vs中島・愛野ユキが組まれたが、試合後の山下と伊藤のコメントが可笑しい。

2人はプライベートでは会うことはなく、つまりマジラビやふりーWiFiなどのようにリング外でも仲が良いお友達タッグではないのだが、タッグチーム「ワントゥーミリオン」であり、レスラーとしては厚い信頼関係をみせる。が、百合ネタもカマす。

山下「離れていてもあたしは好きだから」 伊藤「いいですそういうのは(苦笑)」 「そういうの伝えてないとまたオマエ“私のこと好きじゃないんでしょ”」 「どうせカメラが回ってるからそういうこと言うんでしょ!」といつぞやの爆笑だった大騒ぎ(21.6.10記者会見、21.10.16試合後コメント、21.11.19記者会見でのギャアギャア言い争いがバカウケ&百合萌え!)を再燃させる。

ちなみにこの日、伊藤の出身地の市長が伊藤を激励に訪れた。伊藤ちゃんヒストリーを読んでもらうと、これが地味に結構グッとくる出来事だったかがわかるというもの。

 

 

6月29日 YouTube東京女子公式チャンネル

来るべき大田区ビッグマッチに向けての企画か動画再生数のアップを狙ったのかなんなのか、マジラビのスカイダイビング動画がアップされた。なんちゅーことさせてんだ!(笑)

 

 

6月30日 辰巳リカツイッター

中島のタイトルにリカが挑戦する9日前にリカが中島激写ツイート。2枚目でオチャメに撮られるがままなのが微笑ましい。

東京女子の良さ。普段は仲間で、試合になればシリアスにバチバチにやれる=スイッチのオンオフが出来るのがプロのレスラー。どっかの団体みたいに私怨やドロドロなネガティブ感情を燃料にするのは3流レスラー。

(これは俳優にも言えて、メソッドアクティングは2流の演技法。没入しなくても本番でパッと切り替えて演じてカットかかればスッと元に戻れるのがプロの役者。)

そんなことがよくわかる写真である。

 

 

7.9 大田区総合体育館

タッグチャンピオンのマジラビvsAA砲。長期政権を築いていたマジラビが遂にタッグ王座陥落!

ビッグマッチだから組まれた話題先行な試合と思ってたが、マジラビの攻めがかなり厳しく、それを耐え凌ぎ続ける荒井の不屈さとファイナリーのハードヒットぶりでかなり壮絶な印象があり感動的な試合で、かつ その上での戴冠。

荒井の頑張りが泣けた。←そういう試合が出来る。やはり大型新人!

 

 

7.9 大田区総合体育館

山下がシングル(ノンタイトル)でAEW(全米2位の巨大団体)女子チャンピオンのサンダー・ロサに勝った。

山下は3.19両国でプリプリ王座から陥落した後 目立たなくなってたが、これでアメリカでのタイトル挑戦が決まった。(一方この日伊藤はイギリス人相手にIP王座防衛戦やって負けてしまい陥落してしまった。)

改めて山下は東京女子のエースだな!と。やっぱ山下頼りになるという。いや一定して俺の中で山下は高評価なのだけど、今回の勝利で俺の中でさらに山下株が爆上がり!

プリプリ陥落で控えにまわってた感があったがこれで結果的に突然一気に現プリプリ王者中島の先に行った感がある。中島とのリマッチ直接対決でなく別の方向から存在感を突出。まさかこういう形で巻き返すとは。グッときた。

 

 

7.16 両国KFCホール

プリンセスカップトーナメント、山下vsミサヲ。あの山下(殺気ある「絶対王者」「東京女子のエース」)に対してミサヲのムチャクチャな攻撃が笑える。

足をテープで縛られ場外マットの下敷きにされ、その上からさらにテープ留めされる山下だが、マット跳ね飛ばして(←「絶対王者」って感じのすごい跳ね飛ばし方 だが間抜けに→)ピョンピョン跳んでリングに上がろうとしたところでミサヲのスプレー攻撃で転げ落ち、山下のセコンドについてた伊藤が馬鹿ウケして笑い転げる(笑)。

 

 

7.18 両国KFCホール

プリンセスカップトーナメント、山下vsらく。山下がいつも通りシリアスに入場してくるといきなりリング中央でらくが枕敷いて寝ている(笑)。

普通リングで絶対あり得ない目を疑う光景。らくの攪乱作戦。殺気の山下とホノボノらくのギャップに爆笑。

枕を振り回すらく。枕を蹴り飛ばす山下。男子中学生の修学旅行の晩かよ!(笑)

 

 

7月21日 ENTAME next

『アプガ(プロレス)乃蒼ヒカリがデスマッチに目覚めた理由「血を流すことで人間の泥臭さを感じる」』

『アプガ(プ)乃蒼ヒカリ、デスマッチ挑戦の理由「ステージで踊る子の背中が傷だらけだったら面白い」』

ヒカリインタビュー記事前後編。

北海道で高校生だった時から平日バイトして週末東京にプロレス観戦(「当時、よく見ていた団体は?」「基本的には大日本でしたね」「「基本的には大日本」っていう言葉、初めて聞きましたよ(笑)」)、高校生の時に東京女子に応募して断られた話、高校卒業後の親の言葉「何か好きなことをやってみれば? どうせ働かないんでしょう」(←笑)、アプガに応募した動機が違うあとの2人と最初は話が合わなくて困ったという回顧、デスマッチ好きなヒカリに対する両親の反応、デスマッチより(アイドルの)アプガに受かったことを聞いた時の方が驚いていた両親、ヒカリが語るデスマッチの魅力…

ヒカリ好きなら当然ながら、知らない人でも女子のインタビューとは思えない内容で面白い。

 

 

7.23 新宿FACE

プリンセスカップについての白昼夢のコメント、次戦で鈴芽(←新コスチュームに変えて、今度のは腰あたりに羽が付いているデザイン)と当たることになったリカが未詩に言った、鈴芽の羽をむしり取ってその先の決勝で会おうよ、がウケた(未詩もウケてた・笑)。

あとこの日の試合に勝ってトーナメント駒を進めた鈴芽の試合後のコメント「リカさんの全力で闘う姿に憧れて、私も全力で生きたいと思って。全力で生きるだけなら、プロレス以外にも方法はあるけど、私はこの道を選んだ」が印象深かった。

 

 

7月31日 東京女子公式ツイッター

7/9に公式ツイッターで(←この動画のナレーションがもろ『北斗の拳』パロディ)、7/12にYouTube公式チャンネルで(←凶悪すぎる風貌)、7/27に公式ツイッターで(←文章が可笑しい)、マックス・ジ・インペイラーなるトンデモ外人選手の参戦が発表される(怖っ!)。

そして遂に7/31、公式ツイッターで対戦相手として発表されたのは…

まさかのおちゃらけ系、原宿ぽむ! 脱力!(爆笑) どうかしている このキテレツなマッチメーク… カード予告画像も凶悪なインペイラーの写真に対してノーテンキ過ぎるぽむ写真がまた明らかにフザけてるよなぁ(笑) イイっすよこういうの、好き(笑)。

 

 

7.31 東京・大手町三井ホール

プリンセスカップトーナメント、未詩がチャンピオン中島を破ってベスト4進出! 波乱!

俺は前々から未詩は逸材だと思ってるんで去年のプリンセスカップは伊藤と未詩推しだったし、今年もベスト4進出で嬉しい。

(のだが、同時に中島の心中… 東京女子で一番練習してるのは中島だといわれる。なぜ中島が身長147cmと小柄なのに東京女子のトップの1人なのかは、その練習量とストイックさだろう。肩から背中にかけての筋肉とか意外に結構すごい。そしてそれに勝るとも劣らないトレーニング好きが未詩であり、中島も道場で一番多く一緒にいるのは未詩だと言っている。そしてだからこそ越されたくないと思っていたという言葉、またキャリアや年齢について思うところもあるだろう中島の心中もまたわかるので、あと俺結構中島の人間性が好きなんで、未詩の勝利を手放しで単純にわーいと喜べるだけでもないのだけど…。)

 

 

7.31 東京・大手町三井ホール

プリンセスカップ準々決勝、辰巳リカvs鈴芽は、初期メンかつ7.9大田区で中島のプリプリ王座にも挑戦したばかりのリカに鈴芽が勝った! これも波乱!

喜ばしいことなんだけど、けど単純に鈴芽ちゃん勝ったーっ やったーっ! かというと、話はそんな単純じゃない。

この2人の間にはドラマがある。プロレス知らない会社員だった鈴芽が友達が好きだった東京女子観に行ってハマり、リカのファンになった。東京女子に応募する前に鈴芽はリカに手紙を書いている。で ここがいいとこなんだけどリカは鈴芽にちゃんと返事したんだってね。そして現在に至る。

先にも取り上げたけど、「リカさんの全力で闘う姿に憧れて、私も全力で生きたいと思って。全力で生きるだけなら、プロレス以外にも方法はあるけど、私はこの道を選んだ」

そうして約3年を経てリカに勝った。丸め込みでの勝利だったしリカを超えたとはいえないけど、でも手が届いたという、なかなか感慨深いものがある勝利だった。

(ちなみにもう1人の波乱、未詩は現チャンピオンとのガッツリ正面対決を制しての勝利だったので横に並んだといえるだろう。)

東京女子も9年目。時代が変わってきつつある…?

 

 

7.31 東京・大手町三井ホール

プリンセスカップ公式戦、初期メンバーは4人のうち中島とリカが脱落し、残るは山下と坂崎のみ。

坂崎はヒカリに勝って準決勝に駒を進めたが、いつもは楽しい姿ばかり見せている&ベテランなので余裕に溢れてる坂崎が、時代が変わってきてるのを感じてるのか試合後の、らしくないしみじみした表情と口調のコメントが印象的だった。(その心中は後に語られることになる。)

 

『2022年 東京女子・後世に残したい名場面迷場面 PART4』に続く。

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