ロクなことがない人生でも、東京女子プロレスを観れば楽しさや和みや潤いや彩りや感動を与えてくれる。

年末に東京女子の年間名場面・迷場面特集をやって今年の東京女子を振り返りながら年の終わりを過ごそうとはすでに上半期から思ってた。

あと、これをやろうと思った理由がもう1つ、年間ベスト試合をファン投票で決めて上位を収録するDVD、去年の買ったんだけど、コミカルとシリアス両方同じバランスなのが東京女子のいいトコなのに6試合収録されてるうち5試合がシリアスな試合で、鈴木雅之的なさ、思ったわけ、違う、そうじゃない。

もっとカオスなんだよ東京女子は。だったら俺が思う年間ベストを決めてやるみたいな。(いや22年分も出たらまた買うけどさ)

当初はざっくりやるつもりだったんだけどリストアップしてったら10とか20じゃ全っ然収まらない。

じゃあ あえて収めないことで余計に東京女子のおもちゃ箱感というか雑多感がよく出るだろうと。いうワケで6エントリにもまたがることになってしまった。

でもこれを読むと東京女子の良さがわかるから!(ホントか!?・笑)

プロレスは野蛮とかそういうネガティブイメージある人、東京女子は違ェから。闇鍋のような魅力を見ていただこう。

 

 

12月31日&1月14日 YouTube東京女子プロレス公式チャンネル

去年12/31と今年1/14にアップされた動画前後編

『岡田結実が東京女子プロレス道場へ!伊藤麻希選手上福ゆき選手との女子会では恋バナも! ゆにばーす・ばいぶる#4』

『【1月14日(金)よる10放送!】新日本vsNOAH対抗戦を観戦&東京女子選手と女子会-後半戦 ゆにばーす・ばいぶる#5』

を見たら和楽器バンドのボーカル鈴華ゆう子がナレーションやってるのに驚いた。ゆう子ちゃん何やってんの!? 音楽以外の仕事もしてんだ?

(実はワタクシ和楽器バンドを少し聴いてた時期があったりする)

 

 

1.4 後楽園ホール

中島翔子とハイパーミサヲの正月恒例コミカルハードコアマッチ。脚立、紅白の幕、怪獣の大量のソフビ人形、ガチャガチャの大量の空カプセル、羽子板を次々凶器として持ち込み、闇鍋のような、痛そうなんだけどユーモラスでもある、カオス極まりない空間・戦いが繰り広げられる。

ハードコアやデスマッチは日本の他所の団体にも外国の団体にもあるが、バイオレンスとほのぼの和み系を同居させられるのは世界中でも東京女子だけ。唯一無二。

 

 

1.4 後楽園ホール

伊藤麻希が乃蒼ヒカリからインターナショナルプリンセス(以下IP)王座奪取。

プリンセス オブ プリンセス(以下プリプリ)王者・山下実優が3月に陥落するまで、タッグチーム「ワントゥーミリオン」である伊藤と山下が揃ってベルト持ってる並びが良かった。新鮮だったよね。

伊藤はデビュー戦から山下に対して格の違いはないと思い込んでるキャラだったけど、去年の夏のプリンセスカップ壮絶優勝からビッグマッチ10月大田区のメインで山下のタイトルに挑戦と本当に結構距離が詰まってきた感があったところへこうして2人でベルト持って並んでると対等感あって、これまでにない光景だった気がする。

仲が良いのやら悪いのやらというコントじみた関係性を繰り広げてるワントゥーミリオンなんで、伊藤の「一番最初にベルトを見せたかったのは山下」にも萌える(笑)。

 

 

1.4 後楽園ホール

以前も話したけど中島の、まだリングがなくライブハウスにマット敷いてやってた東京女子正式旗揚げ前の9年前を踏まえた話があっての山下へのタイトル挑戦表明マイクが泣けたし、遂に実現する東京女子単体での両国大会のメインに相応しいカード決定だったし。

 

 

1.4 後楽園ホール

12月に3月下旬の卒業・引退を発表した天満のどかが、かつてのキャラ、1日限りの のどかおねえさん復活特別試合、6人タッグ。

踊り納めのピンポンパン体操。あとの5人も、リング下のセコンドの選手たちも一緒に踊ってるのが微笑ましく、優しさあったかさに溢れてて見てて泣けてくる。

のどかの引退の日が近づいてくるのを否が応でも感じる…。

 

 

1.20 新宿FACE

バックステージコメントでの辰巳リカの「ジャイアントキリング」発言と渡辺未詩の「???」が可笑しい。俺もジャイアントキリングってなんなのかわかんなかったもん。で未詩がわかんないまま表向きはウンウンと聞いてて、リカがふと「ジャイアントキリングわかる?」っつったら初めてわからないと告白する未詩(笑)。

でも俺らの日常でもこういうのちょいちょいあるよな(苦笑)。

 

 

1.29 新宿FACE

坂崎ユカと桐生真弥のシングル。コミカルな試合で、東京女子らしい。

イスを持ち出す坂崎と抵抗する真弥、レフェリーがイス取り上げようとしたらイスぶつかって昏倒、イスで襲いかかった坂崎がハネ返ったイスにぶつかって昏倒、倒れてる坂崎の上から真弥がイスを取り除いたタイミングでレフェリーが蘇生し真弥の反則攻撃が疑われるという…

こういうレフェリー巻き込み&凶器をめぐる加害者と被害者の逆転パターンは基本的にもう誰がやっても可笑しくて楽しめる鉄板ネタだよな(笑)。ドリフでいうなら志村後ろ後ろ!みたいな、ベタなネタでも相変わらず面白い、盤石のスタンダードなギャグっていうか。

 

 

2.11 後楽園ホール

タッグトーナメント優勝戦、爆れつシスターズ(のどか&実の妹・愛野ユキ)vs白昼夢(リカ&未詩)。優勝すれば両国でマジラビ(坂崎&瑞希)のタッグ王座に挑戦。引退の日が迫るのどか。姉妹タッグに残された時間もあと1ヵ月ちょっと。

シチュエーションがシチュエーションなんでやってる方も観てる方もアツい試合だった。

ユキ「姉ちゃんいくぞ!」 のどかが少し遅れたため微妙にタイムラグあって決まった爆シスのタックルだが逆にそれで辰巳リカが前から後ろからメチャメチャにされる感炸裂の場面なんか爆シスの想いが伝わってきて燃えるものがあった。(&わちゃわちゃになるリカにウケる)

 

 

2.11 後楽園ホール

その決勝戦の後に白昼夢がマジラビへタイトル挑戦表明するが、受諾して退場してく途中でのマジラビのスッとぼけたノリ(笑)。「勝ったらそれ(優勝トロフィー)ちょーだいなーっ!」

リカ「ダメです」 これで最後の爆シスとの試合が終わってしまって感傷的になってるリカと、のんきに小学生のようなこと言うマジラビのメンタルのギャップ(苦笑)。

 

 

2.11 後楽園ホール

IP王者・伊藤に、伊藤の友人でもある上福ゆきが挑戦。上福はもともと好戦的でないうえ、ちょっと前にコロナ陽性になってしまい復帰戦なのにタイトル戦というタイミングの悪さ…。

いつもの軽味のない上福にイラだちというかこりゃいかんというか、活を入れるべく厳しめに相対する伊藤。観てる方もこの調子で終わるのかと不安になるが、上福は「試合中に母親から電話」という驚くべき爆笑の秘策をぶっカマし、騙し討ちを狙う。

これは傑作だった(笑)。

あと伊藤が防衛後に次誰とでもやってやる的なこと言ってると後方から荒井優希が現れる場面、客席が軽くどよめく中、伊藤が「ハイパーミサヲ?」と振り向くという、絶妙なボケをカマす伊藤ちゃんのギャグセンスがとってもナイスね(笑)。

 

 

2.19 両国KFCホール

2月19日の大会は山下(プリプリチャンピオン)と伊藤(IPチャンピオン)がコロナ陽性、リカ・のどか・らく・坂崎(タッグチャンピオン)も濃厚接触にあたる可能性がある為、6人(そのうち初期メンバー4人中3人)も欠場するという緊急事態に。

カードは変更。アップアップガールズ(プロレス)の歌のコーナーも未詩のソロライブに。

メインは時間切れ引き分け。瑞希「勝ったぞーっ!」 未詩「違う違う違う、嘘つきです!」メイン終了後の笑いに溢れたマイク。欠場した選手も踏まえた発言で離れていても一致団結感。

欠場選手もSNSで書き込んで大会の生配信を一緒に観ている一体感。

終わってみれば、ピンチだったのにちゃんと興行として成立して最後もハッピーに締め括られ、東京女子らしさに溢れていた。期せずして選手層が厚くなってることも感じられた大会でもあった。

 

 

2.23 両国KFCホール

坂崎・瑞希・遠藤有栖vsリカ・未詩・角田奈穂の、リカ組の試合後のマイクの時、角田が試合中に味方の未詩に投げられたことを指摘すると未詩は「気のせいですよ」とスッとぼけ、リカが「何言ってんだ! あーっ?」と角田に腹パン入れるのが可笑しくて。角田とんだ貰い事故(笑)。

バックステージコメントも可笑しい。金輪際私と白昼夢を一緒にしないでほしいと言う角田の訴えに耳を貸さずこれはツンデレですね、またやってあげてもいいよとのたまうリカ、の口を塞ぐ角田(笑)。

 

 

2月28日 WRESTLE UNIVERSE配信

季節外れもいいとこの『真冬のプールプロレス』が配信された。

普通のアイドルやタレントと違うのはボディスラムでプールに投げ落とすとかね、昔と違って今の女子レスラーは見た目普通のコと変わらないのにさすがレスラー、力ある。

選手じゃないのに抱え上げられプールに放り込まれる(黙ってればモデルでも通用しそうな)リングアナの難波ちゃん(笑)。女子高かよ!

坂崎が結構高い壁の上からダイブする場面とかスゴイ。

総じて楽しそう。フザけた人の多い東京女子に合ってる企画。これ毎年やってほしいなぁ!

 

 

3.6 東京・板橋グリーンホール

プロレスやってる最中の会場の休憩室みたいな所の台所で、ごく限られた食材で、制限時間メインイベントが始まる前までの、坂崎と有栖の料理対決。

リング上や記者会見とかのパブリックイメージと違う姿…食材切ったり炒めたりしてる姿が見れるのは貴重というか新鮮というか。

坂崎と有栖は年齢もキャリアもかなり離れてるのだが和やかにやってて、東京女子はあまりうるさい縦関係がなく人間関係の風通しがいいことも垣間見れるのが心地良い。

途中で山下と伊藤が「いい匂いがしたんで」と覗きに来るあたりも東京女子の仲の良さを感じさせる。

 

 

3.19 両国国技館

これはもう個別でなく例外的にこの大会全体で。個別に挙げてくとピックアップが大幅にオーバーすることもあるけど、個別にどうこうというよりこの大会自体が重要。旗揚げ発表から起算すれば10年やってきた東京女子のひとつの到達点だった。

こじんまりとやってた初期の頃からいつか東京女子単体で両国でやりたいねと言ってたが、あれから幾星霜、遂に約束の地へ!

これは駆けつけねばならないと俺も観に行った。

個別にはこちら↓

『2022年3月19日、至福の両国国技館 ――1』

『2022年3月19日、至福の両国国技館 ――2』

『2022年3月19日、至福の両国国技館 ――3』

『2022年3月19日、至福の両国国技館 ――4』

『2022年3月19日、至福の両国国技館 ――5』

 

 

『2022年 東京女子・後世に残したい名場面迷場面 PART2』に続く。

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