「帯状疱疹ワクチン」の副反応はご存知ですか?接種費用も解説!【医師監修】
帯状疱疹ワクチンの効果とリスク
Q帯状疱疹ワクチンの効果を教えてください 生ワクチンは、長年使われてきたワクチンで、接種後1年時点では約6割の発症予防効果があるとされ、3年時点での帯状疱疹後神経痛に対する予防効果も約60%と報告されています。 ただし、時間の経過とともに効果は減少し、5年時点では発症予防効果が4割程度に低下するとされます。 これに対し、不活化ワクチンは、接種1年後の発症予防効果は9割以上、5年後でも9割程度の効果が持続し、10年後でも7割程度の効果が残るとされています。 帯状疱疹後神経痛に対しても、3年時点で9割以上の予防効果があるとされており、長期的な予防手段として大変優れたワクチンと評価されています。 Q帯状疱疹ワクチンにはどのような副反応がありますか? 副反応の内容や頻度はワクチンの種類によって異なります。生ワクチンでは注射部位の腫れや軽い発熱などが見られることがありますが、症状は軽い傾向にあります。 不活化ワクチンでは、接種部位の痛みや全身の倦怠感、筋肉痛、発熱などの症状が1〜3日続くことがあり、免疫反応が強く出る傾向があります。 ほとんどは自然に回復しますが、まれにアレルギー反応を起こすこともあるため、接種後は体調に注意し、必要に応じて医療機関を受診しましょう。
帯状疱疹ワクチンの種類
Q帯状疱疹のワクチンにはどのような種類がありますか? 日本で承認されている帯状疱疹ワクチンには、乾燥弱毒生水痘ワクチン(生ワクチン)と乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(不活化ワクチン)の2種類があります。生ワクチンは長年使われており、1回の接種で済みますが、免疫が低下している方には適さない場合があります。 一方、不活化ワクチンは遺伝子組換え技術で製造されており、免疫が低下している方でも接種が可能です。免疫応答を高める成分(アジュバント)を含んでいるため、より強い効果が期待できます。 Q帯状疱疹ワクチンの種類による接種回数の違いを教えてください 生ワクチンは1回の皮下注射で完了しますが、効果の持続期間はおおむね5年程度とされています。不活化ワクチンは2回の筋肉注射が必要で、2ヶ月ほどの間隔を空けて接種します。2回の接種を完了することで、長期的な予防効果が得られると考えられています。 接種のタイミングや回数の違いを踏まえ、生活スタイルや健康状態に応じて選ぶことが大切です。