会話

中北浩爾(政治学者・中央大学法学部教授)【視点】両党内の手続きが残っているとはいえ、この記事に書かれているように、立憲民主党と公明党は新党結成の方向で進んでいます。衆議院だけ合流させる「分党」方式のようです。野田・斉藤両党首がテレビカメラの前で取材を受けた12日の会談は、そのためのステップであったということです。 立憲民主党が公明党に接近していたのは確かであり、それは十分に理解できるのですが、公明党が自民党との連立を解消したのに続き、立憲民主党との合流まで決断するというのは、かなりの驚きです。公明党が合流した新進党の結成の際には、かなりのプロセスを踏んで実現しました。私が知る限り、年が明けてからの急転回です。公明党と支持母体の創価学会に何があったのか。 公明党からすれば、新進党の失敗の経験をどう生かしていくのか。当面、衆議院議員だけの合流ということであれば、非改選の参議院議員と党組織と地方議員を分党させて「公明」という形で残した新進党のケースに似ています。しかし、「公明」の地方議員が自民党と連携していたことなどから、結局、全的合流まで進めず、うまくいきませんでした。この点については、先日、朝日新書から出版した『日本政治と宗教団体』(蔵前勝久氏との共著)で、詳しく論じています。 他方、立憲民主党からすれば、この合流劇は、まさに立憲民主党が結成される契機になった民進党の「希望の党」への合流と似ています。その際の教訓がどう生かされるのか、気になります。例えば、所属議員の全員が「排除」されずに新党に移行できるのか。中道結集という旗印でしょうが、立憲民主党には共産党との共闘に熱心な議員もいるだけに、注目されます。「排除」すれば、「希望の党」騒動の二の舞にもなりかねません。 党名はどうするのか。党首はどうするのか。政策はどうするのか。色々と論点がありますが、続報を待ちたいと思います。
引用
こたつぬこ🌾木下ちがや
@sangituyama
「立憲民主党と公明党が14日、新党結成を視野に調整に入ったことが分かった。複数の関係者が明らかにした。15日に両党幹部が協議し、今後の方向性について決定する見通し」 立憲民主と公明、新党結成を視野に調整 15日に両党幹部が協議へ
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