東北・新潟の未来を共に描く第一歩―「地域共想プログラム」募集説明会レポート
2025年6月に始動した「地域共想プログラム―地域想いびとがつくる東北・新潟の未来―」。
このプログラムの募集説明会を7月7日から17日にかけて、東北6県および新潟県の7会場で開催しました。
各地の会場には、プログラムへの応募を検討されている社会起業家をはじめ、自治体や金融機関など、地域の未来づくりに関心を寄せる方々が集結。全日程を通じて、参加者は100名を超え、地域への想いが交錯する濃密な時間となりました。
この記事では、初回となる宮城会場の様子をお届けします。
地域の未来を想う仲間として、共に歩む
第1部 地域共想プログラム 説明会
_ 主催者挨拶
_ プログラム概要説明
_ 応募プロセス/スケジュールのご説明
_ Q&A
第2部 2035年の新聞記事を妄想するワークショップ
土橋 総務・地域共創部門部長は冒頭の挨拶で「私たち東北電力の社員は『東北の繁栄なくして当社の発展なし』との想いを先輩方から引き継いできました。私たちを守り育ててくれた東北・新潟がこれからも豊かで輝く地域であり続けるためにも、今日ここにお集りの皆さんとしっかりと手を携え、新しい未来を作っていきたい。」と70年以上に渡り地域と共に歩んできた企業としての覚悟を述べました。
続いて登壇した、プログラム運営を担うIMPACT Foundation Japan 代表・竹川氏は「このプログラムは、社会課題に向き合う人たちの背中を押すものです。私たちも、同じゴールを目指す仲間として、共に歩んでいきたい。」と今後の意気込みを語りました。
参加者が得られる「4つの支援」
次に、地域との共創を実現するための、参加者が得られる「4つの支援」について紹介しました。この支援を通じ、社会起業家の事業をさらに強化・成長させると共に、多様な人的ネットワーク形成などにも取り組みます。
01.事業成長のための支援
共通講座では「組織基盤」「資金調達」「ソーシャルインパクト測定」の3テーマを学び、個別支援では各団体の課題に応じたテーマに取り組みながら、メンターの伴走支援を受けられます。代表者だけでなく、チームでの参加を推奨しているのも特長です。
02.社会的インパクトの可視化と発信
ロジックモデルの構築を通じて、事業の社会的価値を言語化・数値化。完成したロジックモデルは、「ソーシャルインパクトレポート」として東北電力のネットワークや媒体を通じて広く発信され、社会への理解と共感を促します。
03.仲間とのつながりを強化
企業・大学・金融機関との連携や、卒業生とのネットワーク構築など、「点」ではなく「面」で広がる支援を展開。社会起業家同士の交流機会も設け、持続的なコミュニティ形成を目指します。
04.東北・新潟の未来を賞金で支援
最終発表会でのプレゼンを経て、総額400万円の事業支援金を提供。地域の未来をつくる挑戦を、資金面からも力強く後押しします。
「Think,Our Social」──共に想い、共に創る
その後、プログラムコンセプト"Think,Our Social" に込めた想いについて、説明を行いました。
「このコンセプトは、地域の未来を“共に想い、共に創りたい”という私たちの願いが込められています。形容詞である『Social』の後にあえて言葉を続けないことで、それぞれが抱える課題の答えを一方的に提示するのではなく、共に考える姿勢を表現しました。私たちは、プログラムを通じて、東北・新潟の未来を想い、一緒に考え、行動する仲間を増やしていきたいと考えています。」
2035年の未来を描く
説明会の後半では、参加者が自身の活動の未来像を言語化するワークショップを実施。生成AIを使って「2035年の新聞記事」を作成するという、未来への想像力を掻き立てるユニークな試みです。
参加者は、10年後の自分の事業が社会にどんな影響を与えているかを想像しながら、真剣にテーマと向き合いました。
完成した記事を発表する場面では、未来のビジョンがより具体的なものとなり、実現に向けた決意を新たにした様子が伺えました。
「地域想いびと」として、未来へ踏み出す
各会場では、多くの社会起業家の皆さまから、地域への深く熱い想いや、未来を切り拓こうとする力強い決意を伺いました。
課題や視点はそれぞれ異なっていても、地域の未来を想う気持ちはきっと同じ。
そんな「地域想いびと」のこれからの挑戦が、地域を動かす原動力になると、私たちは信じています。
審査を経て、 いよいよ10月より採択者への伴走支援が始まります。
noteでは、このプログラムに密着し、参加者の想いや活動の様子を発信していきます。どうぞ今後の記事もお楽しみに!
本プログラムへの募集は、2025年8月3日(日)をもって受付を終了いたしました。今回、募集定員を大きく上回る多くの社会起業家の皆さまから熱意あふれるご応募をいただき、東北・新潟の未来に向けた挑戦がこれほど多く存在することに、事務局一同、大きな感動とともに、改めて責任の重さを感じております。本プログラムにご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
(左上)青森(右上)岩手(中央左)秋田(中央右)山形(左下)福島(右下)新潟
📌地域共想プログラム専用サイトはこちら



コメント