酒田観光物産協会で会長を名乗る偽メール被害 運転資金2300万円が詐取される
会長になりすましたメールの指示で、酒田市の酒田観光物産協会が13日、協会の運転資金2300万円をだまし取られる被害がありました。
酒田観光物産協会 西村修会長「多大なるご迷惑とご心配をおかけし心より深くお詫びを申し上げます」
酒田市の酒田観光物産館「酒田夢の倶楽」を運営する酒田観光物産協会によりますと9日、西村会長の名前で協会あてに電子メールが届き、無料通信アプリ「LINE」を使った連絡グループを作るよう指示がありました。
会長になりすました人物は連休明けの13日の朝からアプリのグループに参加した職員に、福岡県の合同会社名義の銀行口座に現金2300万円を振り込むよう指示。昼頃までにおよそ60通にも及ぶ振り込みを催促するやり取りがアプリで行われ、職員は西村会長本人に電話するなどの確認や請求書の確認をしないまま、酒田市内の銀行の窓口から指示された銀行口座に2300万円を送金したということです。
その後、西村会長が送金を指示した事実がなく、だまし取られたことがわかりましたが、既に全額が引き出されていたということです。協会は13日に酒田警察署に詐欺被害を相談し、14日付で被害届を出したということです。
なお、組織のトップをかたった同様のメールは、山形放送をはじめ県内の複数の企業にも届いたほか、酒田市など自治体にも送られていることが確認されています。