「大人になったときに思い出せれば」年度末で閉校 たった8人の在校生が思い出づくり 宮城・大崎市
少子化による学校再編のため、2025年度で閉校となる宮城県大崎市の小学校では、28日に記念のイベントが行われ、子どもたちが慣れ親しんだ校舎で思い出作りをしました。
このイベントは子どもたちの心に残る思い出をつくってほしいと、大崎市の下伊場野小学校が企画したものです。
学校の校庭にはロープで固定された熱気球。
8人の在校生やその家族、地域の人たちが交代で乗り込みながら、25mの高さへと舞い上がっていきました。
6年生の女の子
「すげえ浮いてる!わたし浮いてる」
参加した子どもたちは、たくさんの思い出が詰まった学び舎を眺めながら貴重な体験を胸に刻んでいました。
4年生の男の子
「すごく楽しいです。ちょっと怖いけど」
6年生の女の子
「また、大人になったときに思い出せればいいなと思います」
保護者(卒業生)
「貴重な体験をさせていただいたことが本当にうれしい限りです」
保護者
「こんな貴重な体験を親子でできるなんてなかなかないので、本当によかったです」
1991年の開校時には93人が学んでいた下伊場野小学校ですが、少子化に伴い、2025年度の全校児童は8人に。
卒業生からは閉校を惜しむ声が聞かれました。
参加した卒業生
「やっぱり寂しい気持ちはありますけど、この学校で経験したことは思い出として刻まれていくのでいいかなと思います」
その後は体育館に場所を移し、在校生や卒業生、それに地域の人たちとスポーツなどで交流を深めていました。
地域住民
「寂しいですね。学校がなくなるってことはね」
5年生の男の子
「学校が閉校するのは寂しい気持ちだけど、統合先で友達をつくって、楽しく話したりしたいです」
下伊場野小学校は2025年度いっぱいで35年の歴史に幕を下ろし、2026年4月に松山小学校と統合することになっています。