FFTのストーリーは何がつまらないか

FFTリメイク(二回目)が発売された。これは本作の長年の人気を反映したものだろうが、私は初代をプレイした時からストーリーが絶賛されてるのが理解不能だった。

 

第一章は悪くない。タクティクスオウガと同じく主人公が「現実」に疑問を覚え親友とも対立し自分の道を模索していくストーリーが期待できる。

だが第二章の途中からおかしくなっていく。主人公は「妹を助ける」という個人的には重要だが世界の動向とは全く関係ない目的に邁進し続ける。その過程で魔王的な存在を倒し世界を救うのでエンディングの「彼こそが真の英雄だった」という言葉は間違ってないのだが、親友がその間も着々と戦果をあげ権力を手にして行くのに、主人公がやってるのはただの化け物退治だ。第一章で示されたテーマは何だったのか

 

要するにFFTのストーリーは「勇者が魔王を倒す」という単純なフォーマットの域を出ていないのだ。別にそれが悪い訳では無いしその中で重厚な面白いストーリーを描いてる作品も沢山あるのだが、(タクティクスオウガのような)「複雑な社会をテーマとし権謀術数を描いてる」と評するレビューを書いてる人間は本当に本作をプレイしたのだろうか。

私としては人に薦めるなら「SRPGとしては面白いと思う。ストーリーも期待しなければ悪くない」と言うだろう。