レアアースの問題はかなり深刻です。ほんとは高市解散どころではない事態なのです。
レアアースの問題はかなり深刻です。ほんとは高市解散どころではない事態なのです。僕が懇意にしているある機会メーカーの社長は、レアアースの入手が不可能となり、先行きは真っ暗だと言います。
「例えば、日曜大工の電動工具がありますね、あれの超高度のレベルのものが先端機械なのだが、その先端部分にはタングステンが使われている。そのタングステンが入手できないと我われは一歩も前に進めない。ただし、これまでの中古のものを粉砕して粉にしてリサイクルすれば資源にはなります。しかしその資源もブローカーがいて中国へ輸出するサイクルになっている。そのブローカーは中国企業なのです。政府には対策がありません。経産省の担当課長に説明しても実態をまるで把握していない。彼らは2〜3年毎に部署が変わるので専門知識を持ち合わせていない」
レアアースは日本の製造業の至るところで使われており、このままなら日本の産業は停まってしまう。高市首相の台湾有事の素人外交発言はとんでもない深刻な事態を引き起こしているのだ。
最近のニュースで南鳥島の海底でレアアースが入手できると希望的な観測が流れている。だが南鳥島のレアアースは、僕の副都知事時代にすでに発見されていた。南鳥島は東京都なのですぐに調査する話にはなっていた。しかしあれから15年も経っているのになかなか進まないのは、海底6000メートルにあること、技術的にかなり困難であるばかりか採算性の見込みがない。それでもやるしかないが、まだまだ実用化は先の話だ。すぐに何とかなりそうというわけではないと承知しておく必要がある。
またレアアース問題だけでなく、中国への日本からの輸出制限も深刻な事態になって日本の産業を直撃している。解散で政治空白を招くより優先すべきことがあるはずだ。



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