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久米宏さんが亡くなった。 あの最後の言葉が、今も引っかかる。 「民間放送は戦争を知らない。 国民をミスリードした過去はない。 今後もそうならないよう祈ってます」 皮肉? 言わされた? あの久米宏が「祈る」? 違う。あれはもう言えない時代に 入ったという宣言だった。 イラク派遣、米国追随、小泉改革の虚構。 彼はスポンサーと官庁が嫌がるテーマを、 放送の限界ギリギリまで伝えた。 だからこそ、 ニュースステーション降板には、 常に圧力の噂がつきまとった。 表向きは本人の希望。 だが、反政府・反増税・官僚批判という 姿勢が、長く許されるはずはなかった。 言えば番組が飛ぶ。 スポンサーが消える。 下手をすれば人生ごと終わる。 その現実を知った人間だけが 選べる言葉が、「祈る」だった。 あの一言は肯定ではない。 言葉を奪われた社会そのものを、 視聴者に差し出した合図だ。 久米宏は祈ったのではない。 考えろ、と突きつけた。 それを読み取れるかどうかが、 最大の追悼だ。
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ライブドアニュース
@livedoornews
【訃報】久米宏さん死去、81歳 『ニュースステーション』で報道番組に革命 news.livedoor.com/article/detail 「ザ・ベストテン」などの司会を担当し一躍、日本を代表する人気アナウンサー・キャスターに。黒柳徹子との丁々発止のやりとりでスターから本音を引き出し、日本放送史に1ページを刻み込んだ。
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