アシェット・コレクションズ・ジャパンから、1972〜1981年頃に放送されたテレビドラマを集めた「昭和 傑作テレビドラマDVDコレクション」を創刊された。その発売を記念して先日、第一弾作品『俺たちの旅』をフィーチャーした発表会が開催された。

 「昭和 傑作テレビドラマDVDコレクション」は1975年(昭和50年)に放送されて大ヒットした『俺たちの旅』を筆頭に、『俺たちの祭』『ゆうひが丘の総理大臣』『パパと呼ばないで』といった昭和時代の名作ドラマをコレクションできるシリーズだ。

画像: 現在発売中の「昭和 傑作テレビドラマDVDコレクション」創刊号

現在発売中の「昭和 傑作テレビドラマDVDコレクション」創刊号

 パッケージにはドラマ本編を収めたDVDと、各話のあらすじ、注目シーンやロケ地、当時の出来事を解説したブックレットが同梱されている。DVDの盤面には毎回の本編の中から印象的なシーンが印刷されており、毎号集めたくなること間違いなし。

 発表会ではまず、アシェット・コレクションズ・ジャパン(株)のアントワーヌ・ドゥヴォー ゼネラルマネージャーと佐藤 健編集部長による挨拶が行われた。

 佐藤編集部長によると、今回『俺たちの旅』が創刊号に収録されることになったのは、本作が昭和世代(StereoSound ONLINE読者諸氏にもど真ん中世代は多いのでは?)にとってはひじょうに懐かしいもので、この作品に自分の青春を重ねていた人も多いからだという。それを今回出版物という形で残せることが嬉しいと佐藤氏(昭和43年生まれ。実家が吉祥寺近辺だったそうで、小学生の頃に本作の撮影現場に参加したことがあるとか)は話していた。

 そして、『俺たちの旅』の出演者から中村雅俊さんと田中 健さん、岡田奈々さんが登壇し、当時の撮影秘話などを交えたスペシャルトークショウがスタートした。

画像1: “俺たちの旅、帰ってきますよ” 青春時代に憧れた名作に再び出会える幸せをかみしめよう。「昭和 傑作テレビドラマDVDコレクション」が発売中

 3人が揃うのは2003年のスペシャル番組『俺たちの旅 三十年目の運命』以来とのことで、久しぶりにあった感想を聞かれた中村さんは、「不思議な感覚に陥るんですよね。それぞれ別々に会うことはあるんですが3人が揃うことはなくて、あ、これが『俺たちの旅』だなぁと瞬間的に思いますよね」と感慨深げに話していた。

 田中さんは「奈々ちゃんとお会いしたかったです。あの頃16歳、めちゃくちゃ可愛かったもの(笑)。本当に妹みたいだった」と嬉しそうに話し、岡田さんも、「調べてみたら、中村さんとお会いするのは9年ぶり、田中さんとは2003年以来だったんです。ご無沙汰しています」と、仲のいい様子がうかがえた。

 当時は中村さんと田中さんは撮影が終わった後も一緒に飲みに行っていたそうで、翌日遅刻することも多かったという。

 「それでも怒られなかったんです(笑)。『俺たちの旅』に関しては、スタッフとキャストが特殊な関係、特殊な世界を作って、本当に仲良く、楽しい時間を過ごしながら撮影を進めていくことができました」(中村さん)、「あんな作品はあれ以来ないですね」(田中さん)と、当時の制作現場の雰囲気がいかによかったかも懐かしそうに語ってくれた。

 ちなみに本作のオープニングには、当時の新宿コマ劇場前にあった噴水の中を3人が歩いたり、吉祥寺のアーケードで肩車をするといった印象的なシーンが写っている。

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 「今だから言えるんですけど、噴水のシーンは撮影許可を取っていなくて(笑)、俺ら3人が隠れていて、監督がキューを出したら飛び込めと言うんです。俺が先頭だったんですけど、噴水の中はヘドロが凄いんです。中に踏み込んだとたんにズボッと腰くらいまで沈んじゃって、でもそのまま出ていかなきゃいけなくて、ハプニングでしたよ」(中村さん)

 「肩車も急に監督からやってっていわれて」(田中さん)と今でいう無茶振りだったとかで、「サンロードの入り口あたりで言われて、誰が一番上かもその場で言われて、でも肩車のどの場所に居ても怖いんですよ。だからあのシーンは3人とも凄い顔をしていますよ。とにかく必死でした」(中村さん)と現場の生々しい様子を語ってくれた。

 ちなみに本作で思い出に残っているエピソードを聞かれた岡田さんは、「22話の『少女はせつなく恋を知るのです』というタイトルだったと思うですが、もう大好きなんです。中村さん演じるカースケに恋をするお話だったので、遊園地に行ったり、ローラスケートをしたり。それまではカースケのことはちょっとエッチな、お兄ちゃんの友だちといった印象しかなかったんですが、カースケの暖かさに感じるものがあって、恋をするようになったんだと思うんですが、楽しかったですね」と、とても鮮明に思い出を話してくれた。

画像3: “俺たちの旅、帰ってきますよ” 青春時代に憧れた名作に再び出会える幸せをかみしめよう。「昭和 傑作テレビドラマDVDコレクション」が発売中

 その他に思い出に残っていることを聞かれて中村さんは、「『俺たちの旅』の前に松田優作さんと『俺たちの勲章』という刑事ドラマを、同じプロデューサーでやっていたんですが、こちらは大学生の話ということではっきりしたストーリーじゃないんですよね。それで、最初に台本を見せてもらった時に、“ドラマがない。どういう話なんですか?”と伝えたんです。それで、エンディングの詩ができたんです。最後に、これはこういう話なんですよ、と補足する苦肉の策だったようです。でもそれが凄く印象的な終わり方になったんですね。

 『俺たちの旅』は内容も素晴らしいが、小椋佳さんの歌がなかったら内容も違ったんじゃないかと思うくらいです。当時小椋さんはアメリカに居て、デモ用のカセットテープ送ってもらったんですが、俺ってこういう奴なんで(笑)、1ヵ所だけ小椋さんの歌通りに歌っていないところがあるんだよね。その後、番組で小椋さんと一緒に歌うたびに“雅俊くん、ここは違うよね”と言われるんです」と貴重なエピソードを明かしてくれた。

 最後に今回『俺たちの旅』が改めてリリースされることを受けて視聴者に伝えたいことを聞かれ、3人それぞれに以下のように答えてくれた

画像: 左から、アシェット・コレクションズ・ジャパン(株)のアントワーヌ・ドゥヴォー ゼネラルマネージャー、岡田奈々さん、中村雅俊さん、田中 健さん、佐藤 健編集部長

左から、アシェット・コレクションズ・ジャパン(株)のアントワーヌ・ドゥヴォー ゼネラルマネージャー、岡田奈々さん、中村雅俊さん、田中 健さん、佐藤 健編集部長

 「48年前のドラマに明かりを照らしてくれて、また皆さんに見てもらえるのが、俺自身嬉しくて仕方ないです。このドラマは自分でも自慢したいくらい素敵な作品です。友情、人を愛する、人生をどう生きるかと言った普遍のテーマを描いているので、今に通じるものがあると思います。昔見ていた人も、この作品を知らない若いに人も見てもらいたいと思います。“生きるということは切ないよね”ということを感じていただきたいと思っています」(中村さん)

 「48年前の作品になりますけど、まだ役名で呼ばれるんです。そんな作品はないと思います。これは勲章だなと思っています。それが改めてDVDになる、こんな役者冥利に尽きることはございません。本当に嬉しい限りです」(田中さん)

 「環境が変わると友情がなかなか続かないと思うんですが、でもこの3人はいつまでも続く熱い友情を持っていることが分かりますよね。じんと来るお話が沢山ありますので、ぜひご覧になって下さい」(岡田さん)

 「昭和 傑作テレビドラマDVDコレクション」は書店、またはウェブにて絶賛発売中で、創刊号は特別価格¥499(税込)、第2号以降は通常価格¥1,799(税込)で発売される。『俺たちの旅』に続いて上記のようなドラマが収録予定で、全123号になるとのことだ。

画像: “俺たちの旅、帰ってきますよ” 青春時代に憧れた名作に再び出会える幸せをかみしめよう。「昭和 傑作テレビドラマDVDコレクション」が発売中
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 長年にわたりスタントマンとして活躍してきた髙橋昌志。前作『狼 ラストスタントマン』で鮮烈な俳優デビューを飾り、本作『最後のミッション』では満を持して主演を務め、渾身のアクションを披露している。監督は髙橋の朋友とも言える六車俊治が務め、CGなし、トリックなしの、まさに肉体を最大限に使った限界アクションを創り上げた。ここでは、髙橋に惚れ込み、俳優として起用、彼の魅力を最大限引き出した六車監督にインタビュー。本作の着想や、髙橋にかける想いを存分に聞いた。

――よろしくお願いします。いよいよ公開が迫ってきました。
 ありがとうございます。公開までもう1週間しかないのかと感じています。年末年始を挟んでいるので、あまり宣伝できなかったな、と(笑)。

――今回の『最後のミッション』では、前作『狼 ラストスタントマン』から引き続き髙橋昌志を起用し、主演に据えています。
 前作の『狼 ラストスタントマン』、これはもう、髙橋昌志に焦点を当てて、スタントマンを題材したものをやりたかった、というのがまずあったんです。スタントマンをしている彼を見た時に、絶対に俳優ができると思って! つまり、スタントマンって後ろ姿で演技しているんですよ。危ないカットになったら、役者の代わりに芝居(アクション)をしているわけじゃないですか。危ないといっても、車に乗って降りるとか、バイクに乗って走り出すとか、そういうこともスタントマンがやっているんです。つまり、それってもう演技じゃないですか。立ち居姿に、その時の心情とかキャラクターが出るんですよ。だから彼には演技ができる、と確信していたんです。

 そこで、お兄ちゃん(髙橋昌志/4歳年上なので、普段はお兄ちゃんと呼んでいるそう)に芝居をしてもらいたくて、役者やったらどうかってオファーしたら、最初は“嫌だ”って断ってきたんです。照れ屋なんですよ。絶対やらないと言うので、やらないんだったら、俺もこの映画なしねって返したら、夜になって電話がかかってきて“やっぱりやります”って。それで実現したのが『狼 ラストスタントマン』なんです。そして今回は、主演をお願いしました。

画像1: 俳優「髙橋昌志」の生身のアクションが満載の映画『最後のミッション』が公開へ。「髙橋昌志 渾身のアクションを見てほしい」(六車監督)

――俳優をしてみた感想は聞きましたか?
 特に聞かなかったけど、彼の中で、何かしらの発見があったんじゃないですかね。俺できた、もっとやりたい、できるかもって思ったように感じました。

――本作のイメージポスターからは、『ランボー』の雰囲気も感じました。
 あははは、意識しましたよ。もうね、お兄ちゃんの肉体が絵になるんです。だから、Tシャツ一枚で、ジーパンを履いて、馬にまたがってもらって! 今回は肉弾アクションをやると決めていたので、撮影に向けて筋肉も増量もしてもらっているんです。60になってもこういう体が作れるのも、すごいことですよね。トム・クルーズが60になっても、体を作って、自らアクションをして、体で表現できるのってかっこいいじゃないですか。だから、日本には髙橋昌志がいるんだって、大きな声で言いたいです。

――本作では前作から一転、特殊部隊出身で、馬に乗ったり、謎の組織が出てきたりと、要素も豊富に盛り込まれています。物語の着想はどのように得たのでしょうか。
 僕は軍隊の組織に興味があって、それを描いてみたいとずっと思っていたんですよ。軍隊と言えば組織だし、それは、人間が作った組織の中では、一番完成されたものだと感じているんです。その組織にぶつかっていく個人とその葛藤は、ものすごくダイナミックなものになるだろうと。それを今回盛り込みました。しかも、軍隊の中でもエリートと言えば特殊部隊じゃないですか。そこで、お兄ちゃん演じる土門 新を日本の特殊部隊――空挺部隊出身者にすれば面白いだろう、と。

 つまり、土門は日本の中で最強の軍人であり、世界でもトップクラスのエリートなんです。その彼が、誰と戦って、どういう葛藤を持つかというところを考えて、最終的に組織と対立する。これをお兄ちゃんがやったらかっこいいだろうな、と。そこからいろいろと企画を展開させていきました。

――肉弾アクションについては?
 それは前作の反省なんです。『狼 ラストスタントマン』では、モトクロスバイクのアクションをやったのですが、ヘルメットやプロテクターを着けていたので、顔がまったく見えなくて……。“お兄ちゃん、顔を見せたいからヘルメットを外してよ”とお願いしても、“石ころが飛んできて危ないから外せない”って言われて。なんとかゴーグルは外してもらったけど、結局、顔がよく見えなくて(笑)。それもあって今回は、ノーヘルでTシャツ一枚になってもらったんです。薄着になる分、前作よりも筋肉をつけてもらったので、それだけで絵になると思うし、役柄(土門)的にもあっているなって思いましたね。60近くても筋肉ってきちんとつくんですよ。そこも見てほしいです。

画像2: 俳優「髙橋昌志」の生身のアクションが満載の映画『最後のミッション』が公開へ。「髙橋昌志 渾身のアクションを見てほしい」(六車監督)

 ただ、終盤ではその恰好で車から砂利道に転げ落ちるスタントもやってもらいましたけど、相当痛かったと思いますよ。本当にトリックなし、CGなしでやってもらいました。

――土門の敵役 Z(倉田昭二)は、存在感がありました。
 土門が強ければ強いほど、敵も強くないとバランスが取れませんからね。

画像3: 俳優「髙橋昌志」の生身のアクションが満載の映画『最後のミッション』が公開へ。「髙橋昌志 渾身のアクションを見てほしい」(六車監督)

――Zは、銃はほぼ使わないし、ナイフも最小限、肉弾戦に絶対の自信があるように見えました。人物造形はどのようにしたのでしょう。
 でしょ(喜)、Zにとって銃って一番ダサい武器なんですよ。うるさいし、テクニックがなくても相手を倒せるから。だからZが使うのは、近接で有効なナイフとロープ(金属製)、そして自らの肉体なんです。自分の中にそういう厳格なルールを持っているんです。

 設定としては、劇中のセリフにもありますけど、傭兵あがりなんです。それも、アフリカあたりで活動していた傭兵で。でも、御覧の通り相当にヤバい奴で、性格的に組織には合わないので、上官と対立して殺してしまった。するともう、傭兵としては働けませんから日本に帰ってきて、一匹狼で活動できる殺し屋になった。

 そういう男が土門と出会うんです。Zからしたら、“こいつ土門だ!”って一瞬で分かるんです。特殊部隊出身者として世界的に有名人ですから。

――だから、土門の顔を見て、一瞬の間というか、ニヤリとするのですね。
 そうなんです。Zからしたら、“うわっ土門だ!”“会えた!” そして戦えることに感謝しているし、喜びを感じているんです。そんな二人の戦いの決着は、ぜひ、劇場でお楽しみください。

――今回の撮影でこだわったところや印象に残ったところを教えてください。
 土門が暮らしている山中の風景、その雄大な自然をまず、見てほしいですね。綺麗な自然を撮りたいと思って小淵沢で撮影したんです。人目を避けて、ひっそりと山奥に潜んでいる、そんな雰囲気も感じてほしいです。

 撮影自体は、アクションでは怪我の心配もあったので、前半に日常、後半にアクションというスケジュールを立てて、安全や体力、疲労に配慮しつつ、ひとつひとつのシーンを丁寧に打合せをしながらやったことで、大きな怪我もなく進みました。けど、やはり(アクションは)相当に疲弊するんでしょうね。一日撮休を入れたら、その日はお兄ちゃんに連絡が取れなくなってしまって。何度電話しても出ないので、翌日、仕方なく現場に向かうと、現場近くにお兄ちゃんの車が止まっていて、中で寝ているんですよ(笑)。聞くと、“昨日は疲れすぎてもう起きられないと思ったから、夜の内にここに来て寝てた”って言うんです。電話に出る体力がなくても、車を運転して現場まで来る気力はある。この人すげぇなって思いましたよ。子どものころから現場にいますから、穴をあけてはだめだっていう本能があるんでしょうね。往年のドラマ「ライオン丸」で馬に乗った子ども、あれお兄ちゃんですから。楽屋でザ・ピーナッツに遊んでもらったとも教えてくれました。

――今回、ヒロイン的な立ち位置にいる丸りおなさんは、前作『狼 ラストスタントマン』に続いての出演です。
 実はお兄ちゃん、ああ見えてかなり繊細なんですよ。明るく見えますけど、極度の人見知りで。演技以前に、お兄ちゃんに気を遣わせてはいけない、ということで、見知ったキャストを起用したんです。まあ、それで言えば、前作で共演した石黒賢さんは、お兄ちゃんの幼馴染みなんです。丸さんも、お父さんがお兄ちゃんの知り合いで、顔馴染みだったんです。おかげで、現場では冗談も言い合えるような関係性で、フラットな状態でいられたんじゃないですかね。ああいう顔はしていますけど、オフの時はいたずら好きで、チャーミングですから。

 後半で、土門と丸さん演じる小春が対峙するシーンがありますけど、そこは事前に、僕とお兄ちゃんと丸さんの3人で集まって、何回もリハーサルを重ねて撮影に臨んだので、見応えのあるものになったと思います。お兄ちゃんはスタントマン経験者ですから、何事にも手を抜かないんです。リハーサルします、というと、本番さながらにグイッと感情をこめて演技するし、ひとつひとつの練習、打合せ、すべてを真面目に、本気でやってくれるんです。だから、丸さんにもいい影響を与えているんじゃないですかね。

――最後に、読者へメッセージをお願いします。
 この映画を通して、髙橋昌志というアクション俳優が、今、日本にいるんだということを知っていただきたいです。観ていただければ、お兄ちゃん=髙橋昌志のアクションがすごいと思ってもらえるはずです。エンタメ作品としても楽しんでもらえると確信しています。まずは、これが一番です。あとは今回、軍人を描いていますので、世界の戦争や平和に関する問題についても考えてもらえれば、なお嬉しいです。よろしくお願いします。

画像4: 俳優「髙橋昌志」の生身のアクションが満載の映画『最後のミッション』が公開へ。「髙橋昌志 渾身のアクションを見てほしい」(六車監督)

映画『最後のミッション』

2026年1月16日(金)より 新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ ほか全国公開

<STORY>
元陸上自衛官の土門(髙橋)は、かつて特殊部隊を率い東ヨーロッパに派遣されたが、その戦場でのある悲劇を隠すため、PTSDを抱える元部下・波岡カズオと社会から隔絶された生活を送っていた。

2年後、カズオの元婚約者が殺害される事件が起き、犯人が最先端ロボット企業のCEO・浜田健だと知った土門。一方、失踪した兄カズオを探すジャーナリスト小春(丸)は土門と接触し、やがてカズオの居場所を突き止める。小春は、悲劇の原因はすべて土門にあると責め立てるが、その頃、全てを闇に葬ろうとする浜田に雇われた凄腕の殺し屋“Z”が送り込まれようとしていた。さらに、その裏にはある陰謀が蠢き始め……。

<キャスト>
髙橋昌志 丸りおな 南翔太 かんた 倉田昭二 遊佐亮介 日高七海 目黒祐樹

<スタッフ>
監督・脚本:六車俊治 ホースコーディネーター:辻井啓伺 スタントコーディネーター:柿添清 アクションコーディネーター:倉田昭二 音楽:谷地村啓 撮影:長谷川康太郎・水垣喜紀 照明:淡路俊之 録音:小濱匠・臼井勝 音響効果:臼井勝 編集:柴山将成 ヘアメイク:森田杏子 監督補:小泉剛・森山茂雄 プロデューサー:六車俊治 鈴木仁 髙橋昌志 長谷川康太郎 特別協力:脇田巧彦 特別協賛:大和輸送株式会社 製作:「最後のミッション」製作委員会 制作:六歌仙フィルムス 配給:ミッドシップ
2025年/カラー/日本/90分/ビスタサイズ
(C)2025「最後のミッション」製作委員会

映像制作の最前線では、「画質の神様」(マスターモニター)を基準にした精密な画質管理が欠かせない。その「神様」に最も近い家庭用テレビとして注目を集めるのが、パナソニックのZ95Bシリーズだ。オーディオビジュアル評論家・山本浩司が、その“プロフェッショナル基準”の映像を自らの目で確かめた。

画像1: 俳優「髙橋昌志」の生身のアクションが満載の映画『最後のミッション』が公開へ。「髙橋昌志 渾身のアクションを見てほしい」(六車監督)

PANASONIC
VIERA
TV-65Z95B

● 画面サイズ:65V型
● 解像度:4K(3840×2160画素)
● チューナー :BS4K/110度CS4K×2、地上/BS/110度CS×3
● 音声実用最大出力:170W(JEITA)
● スピーカー構成:ラインアレイスピーカー:1セット イネーブルドスピーカー:2個 ワイドスピーカー:2個 ウーファー:1個
● 接続端子:HDMI端子4系統、USB端子3系統(うち1つはUSB 3.0に対応)、LAN端子1系統、光デジタル 音声出力端子1系統 他
● 寸法/質量:テレビスタンド含む 幅:1,448mm、高さ:916mm、奥行:348mm/約29.0kg(スタンド含む)
● ラインナップ :Z95B[77V/65V/55V]
● URL:https://panasonic.jp/viera/

 

 

「画質の神様」がリビングに降臨!Z95Bが示す新時代の有機EL映像

 映像作品のポストプロダクションにおいて、画質判断の基準となるのはマスターモニターである。近年は最大輝度4,000nitでのグレーディングが可能、つまり4,000nit表示ができるマスターモニターがHDR(ハイダイナミックレンジ)映像制作時の「神様」となっている。それを代表するのが31インチのソニーBVM-HX3110プロフェッショナルモニターだ。

 その「神様」を眼前に置いて、全暗環境で各社の65インチ有機ELテレビを映画系画質モードで比較テストしたことがある。そこでBVM-HX3110にもっとも近い画質を提示したのは、間違いなく「シネマプロ」モードで観るパナソニックTV-65Z95Bだった。というか神様が65インチサイズにそのまま拡大されたかのようなパフォーマンスを示したのである。

 とくに驚かされたのは最大輝度4,000nitでグレーディングされたUHDブルーレイ『PAN~ネバーランド、夢のはじまり』の再現性。人物の背後に配置された太陽光を表示した場面を観たが、ピークまでの明部階調の表現が精確で、ボケたり曖昧になったりしない。画面サイズこそ違うもののBVM-HX3110とウリ二つの画質を提示したのである。加えて登場人物たちのスキントーンや原色の表現なども見事で、ぼくは有機ELテレビがTV-65Z95Bによってもう一段階高みに上ったことを確信したのだった。

 

第4世代有機ELパネルがもたらす飛躍的な表現力

 この超絶画質の実現に大きく寄与しているのが、「プライマリーRGBタンデム」技術を投入した最新世代のフラッグシップ有機ELパネルの採用だ。これは従来3層だった発光層を4層に増やして輝度と色再現を向上させたもの。従来のパネルはブルーの発光層でイエローの発光層をはさみ込む3層構造だったが、第4世代パネルは赤・緑・濃青の3原色による4層で発光層を形成し、加法混色によって白色を得ているわけである(その後ホワイトを加えたWRGBカラーフィルターによってフルカラーを得ているのは従来同様)。

新世代の有機ELパネル構造が実現する発光性能

ビエラのフラグシップモデルに採用されるパネルは常に最新の技術を用いて開発された、高画質を追求した有機ELパネルです。Z95Bでは従来(※)3層であった発光層を4層に増やすなどにより、従来の有機ELとは一線を画したパフォーマンスを実現する「プライマリーRGBタンデム」を搭載。さらに、そのパネル性能を最大限に引き出すためにビエラが従来からこだわってきた放熱技術を新たなるステージへと進化させ、パネルが発した熱をさらに素早く空気中に放熱させる独自技術「サーマルフロー」を搭載しています。
※ 2024年発売マイクロレンズ有機EL搭載シリーズ(65Z95A)

 

 高出力の3原色による4層発光層を開発したことで、第3世代パネルで採用していたMLA(マイクロ・レンズ・アレイ)構造を用いることなく、かつてないレベルの高輝度を得るとともに、前世代(2024年モデル)パネルに比べて色域も拡大し、主にHDR映像で使われているBT.2020色域基準でもカバー率を進化させているという。

 パナソニックはこの高輝度・広色域パネルの美点を活かすべく放熱構造をより進化させている。空気の流れをコントロールする「エアロダイナミクス」技術を放熱設計に応用し、新構造のパネル空冷構造「サーマルフロー」によって安定感のある高画質を実現しているのである。

4層構造のRGBタンデムが生む、鮮やかな高画質

従来(※)搭載していた有機ELでは3層だった発光層が4層に増え、さらに青色の蛍光体を最新のものに変更することで、光の波長を最適化。これにより、発光効率の向上によるコントラスト向上と光の純度アップによる広色域化を達成しました。
※ 2024年発売マイクロレンズ有機EL搭載シリーズ(65Z95A)

 

 

77インチと立体音響がもたらす“没入の悦楽”、Z95Bが描き出すホームシアターの新境地

 この冬、パナソニック製有機ELテレビのトップエンド・シリーズZ95Bに77インチのTV-77Z95Bが加わった。この大画面テレビをじっくり観る機会を得て、その魅力、面白さに自分でも驚くほど心を奪われたことを記しておきたい。

 1960年代初頭にデビューしたシンガー・ソングライター、ボブ・ディランの青春の日々を描いた映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』のUHDブルーレイを、照明を落として画面ににじり寄り、「シネマプロ」モードで観たのだが、65インチのZ95Bがそのまま77インチに拡大したかのような超大画面高画質映像のインパクトは絶大。ぼくもふだんから自室で65インチの有機ELテレビを観ているのだが、77インチになると「日常の道具としてのテレビ」という枠を超えて「超高画質なミニシアター」で映画に没頭しているかのようなイリュージョンが惹起されるのである。正直「あ、もう映画館要らないかも……」という気分に、「プロジェクターの反射光で観てこそ映画!」と大きな声を叫んできたおれなのに……。

 それから、ドルビーアトモス収録のこの作品をUHDブルーレイで観ると、本作はイマーシブな音響設計によって観る者を1960年代前半のニューヨークに誘う演出が採られていることがよくわかるのだが、画面上方にイネーブルドスピーカーを2基、画面両サイドにワイドスピーカーを配置した77Z95Bは、その演出意図を見事に表現してくれることがわかった。街角のシティノイズ、クルマの走行音や人々のざわめき、遠くから聞こえてくる音楽などが立体的に表現され、観る者を包み込み、タイムマシンに乗って当時のニューヨークにワープしたかのような感興が得られるのである。「テレビの音」には今なお不満を感じるところは多いが、この立体音響効果には多くの方が驚かれることだろう。

 画面下部の「ラインアレイスピーカー」をはじめ、トップと両サイドも覆うファブリックもシックで美しく、視覚的な安定感もすばらしい。これぞ2025年版大画面高級テレビならではの佇まい。う~む、ぼくの部屋に入るだろうか……。

提供 : パナソニック

 オーディオブレインズは、同社で取り扱いをしているPowersoftの新製品として、超小型PoEパワーアンプ「Nota 142」を2025年10月に発売した。

画像1: Powersoft、さまざまな用途に使える超小型PoE/PoE+アンプを発売!スペースと配線の制約が懸念されるネットワーク化されたAoIP用途向けモデル

「Nota 142」は、スペースと配線の制約が懸念されるネットワーク化されたAoIP用途向けに設計された、超小型で多用途なPoE/PoE+アンプだ。AVおよびITシステムインテグレーター向けにカスタマイズされており、電源とデータ用の1本のイーサネットケーブルを使用して、簡単に取り付けることができる。また、モジュール設計と柔軟性を備えていることから、既存のシステムにシームレスに統合させることが可能となっている。必要に応じて拡張できることから、あらゆるネットワーク環境で効率的な運用することができる。

 イーサネットによる電力とデータ伝送を可能にしたことで、設置を簡略化し、配線の複雑さを軽減しているのが特徴。非常にコンパクトな形状になっているため、スペースが限られた環境でも簡単に導入することができるのも特徴の一つ。また、2チャンネルで最大140Wをシェアリングすることができるなど、コンパクトながら高いパフォーマンスを保証する。

画像2: Powersoft、さまざまな用途に使える超小型PoE/PoE+アンプを発売!スペースと配線の制約が懸念されるネットワーク化されたAoIP用途向けモデル

「Nota 142」を通して接続されたスピーカーのインピーダンス曲線を自動的に測定し、ハイパスフィルターを最適化及び、スピーカーの保護もおこなってくれる。また、DSPの内蔵により、オーディオの制御、スピーカーの状態監視、システムの最適化なども可能となっている。

 また、ArmoniaPluasソフトウェア及びAPIを介してサードパーティー制のソフトウェアからの制御も可能にしているほか、USB接続という外部のマルチメディアデバイスを接続してシステムの拡張も実現している。USB~AES67へのコンバーターとして機能するUSB Type-Cポートも備えているので、システムの柔軟性を向上させることもできる。

 なお、AES67規格のネイティブサポートによって、他のネットワークシステムとのAoIP統合が 容易になり、Verso Gatewayを使用するとクラウドMyUniverso経由でどこからもリアルタイムにシステム診断と制御が可能となっている。

 本体サイズは、幅115mm、奥行25.4mm、高さ31.4mm、重さは198gとなっている。

【Powersoft】Nota 142 | 超小型PoEパワーアンプ

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 1月17日(土)、オーディオスクエア池袋店にて、marantzの「AV10」「AMP10」を使用しを再生するシアターイベントが行われる。
 イベントでは、Bowers & Wilkinsのハイエンドスピーカー「801D4」が使用されるとのこと。
 marantz 10 series の購入を検討している方は、この機会に足を運んでみてはいかがだろうか。
 イベントは予約制のため、参加希望の方は下記の概要を確認の上、申し込んでほしい。

概要

日時:1月17日(土)13:00~14:30
会場:オーディオスクエア池袋店
定員:10名 ※予約制
料金:無料
URL:https://audio-square.nojima.co.jp/contact_detail/id=14
▼イベントの申し込み・問い合せはこちらから
T E L:03-5953-1011 ※受付時間 10:00~21:00

画像: marantz AV10

marantz AV10

画像: marantz AMP10

marantz AMP10

B&W 801D4 Signature

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